アルタードピンク〜特務戦隊デュエルレンジャー〜第3話 本城しおり編
BLACKRAINBOW | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
1380円(税込) | 1Play1時間 | 属性:凌辱、戦隊、調教 |
難易度:1 | 2008/9/13発売 | オススメ:☆☆☆(平均:3) Suno:☆☆☆ 天城螢:☆☆☆ |
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最後のピンクは長官の娘
櫻木ひかる、磐田くるみという2人のピンクを失った特務隊は窮地に陥っていた。苦悩する特務隊長官・本城香代子を見て、3代目ピンクとして名乗りを上げたのが、香代子の娘のしおりだった。娘を案じる母の思いをよそに、しおりもまた怪人に捕らわれてしまい……。
アルタードピンクの3作目、最終巻となる作品。ストーリー的に言えば、最終巻らしく怪人の目的などもハッキリと語られるので、1作目、2作目をプレイしてきた人にとっては納得のいくラストになっているかな。奇想天外などんでん返しというほどではないけど、「なるほどね」と思わせるオチじゃないだろうか。また、このシリーズは低価格でありながら3Dアニメを採用しているというのもウリの1つなわけだけど、今作ではエロ以外のアニメが少なくなっているように感じた。スケジュール的に厳しかたのかなぁ……。まぁ、エロさえしっかりしていれば、問題はないんだけどね。
©BLACKRAINBOW
Hシーンに関しては、個人的にはシリーズの中で1番好きかな。3代目ピンクは特務隊長官の娘ということで、母娘丼は当然あるんだけど、前半は娘のしおりが主人公、後半は母の香代子が主人公という感じ。前半はこれまでの作品と同じようにプロフェッサーMの開発したマシンでの陵辱オンリー。しおりは寡黙で正義感の強い性格ということもあって、陵辱にじっと堪え忍ぶという姿が描写されていたのは良かった。やっぱり、正義のヒロインがあまりにあっけなく堕ちてしまっては面白くないからね。しおりを全裸にせず、半脱ぎ、あるいは改造されたスーツ姿で調教するイベントが多かったのも嬉しいところ。ここでちょっと気をつけてほしいのが、調教はアナルメインであるということ。スカトロ描写が結構多いので、好みは分れてしまうかもしれない。
後半になると母の香代子が捕らえられ、母娘セットでの調教となる。ここでは香代子視点で物語が語られることになるんだけど、最初は陵辱に耐えようとしていた香代子が、快楽に落ちてしまった娘の姿を見せられて、心が折れてしまうところはGood。気の強いキャラを落とすのって楽しいなぁ、と。調教自体は王道というか、スタンダードな感じなんだけど、王道であるだけに安心して楽しめる。ここで良かったのがカットインアニメ。これまでもカットインアニメは使われていたけど、それはバイブやローターの動きを見せるのが中心だった。もちろん、それはそれでOK。OKではあるんだけど、繰り返されるとやや単調に感じる部分もあった。それがここでは、母と娘がディープキスをするシーンがカットインアニメで描かれている。ヌメヌメと絡み合う舌がアニメで描かれていて、これが結構エロい。
トータルでは1380円の作品としては、十分なコストパフォーマンスを持つ作品だと思う。できれば、これまでの作品で登場したひかるやくるみを交えた、グランドエンド的なものがあるともっと良かったかな。選択肢の一切ない、完全1本道のゲーム(と言って良いかどうかは疑問だけど)であることを理解した上でプレイするなら、期待を裏切られることはないんじゃないかな。
最後に。ゲームのダウンロードが終了して、いざプレイを始めようとしたら、アクティベーションの承認エラーが発生した。エラーメッセージではセキュリティソフトの設定を見直せということだったけど、原因は承認用のサーバーだった模様。このシリーズで承認エラーが出るのって、第2話に引き続き2回連続なんだよねぇ……。暫く待つとサーバーは復旧したけど、こういうことが続くとダウンロード販売ソフトを購入することにためらいを感じるようになってしまう。サーバを強化するなり、設定を見直すなり、再発防止策をしっかりしてほしいところだ。
(by Suno)
母娘ともども堕とされてしまう!
ひかるに続いてくるみまで敵組織へ捕らえられてしまい、特務戦隊は苦境に陥っていた。そんな中、3代目ピンクに長官の娘であるしおりが志願する。正義感が強い上に、怪人によって父を殺されているしおりは、怪人たちを許すことができないのだった。前回の戦いで敵に無力化された装備では戦えないため、特務戦隊は新たに開発した装備を投入して戦いを挑むことになるのだが……。
ピンクが凌辱調教を受けて堕とされるというコンセプトの3作目だ。街への被害を恐れ近接戦闘をしていた特務戦隊が、今回からは被害を覚悟で距離を保って銃や弓で戦うように戦術転換していた。だが、皮肉にも怪人レイピアに近接戦闘を挑まれて敗れ去り、冒頭でいきなり特務戦隊は壊滅する。おかずゲームらしく、まどろっこしいことは最小限に抑えて凌辱タイムへと繋がっている。
プロフェッサーMの開発した調教マシーンで責め立てられて、しだいに理性を失っていくしおりが見どころか。しかも、しおりの処女はプロフェッサーMの開発した機械が奪ってしまうだけでなく、ひたすら機械での調教が続いていた。予想もしていなかった展開で驚くべきことなのだが、機械以外とのHはエンディングのみである。それもしおりが犯られているのではなく、長官の香代子のほうで、しおりの本番シーンはなし。本編で機械としか犯ってないのに、エンディングで孕んでいるというのは違和感ありだ。孕ませるところを見たい人のほうが多いんじゃないのかなぁ? 不思議な作りだと思った。それと、しおりはプロフェッサーMに排泄をコントロールされちゃうので、スカトロシーンが複数あることを伝えておきたい。
©BLACKRAINBOW
まあ、しおりが堕ちたところで長官であり、母親である香代子が出撃するが、これまたあっさりと敗北。母娘ともに調教されることになる。プロフェッサーMが用意したのは、スイッチを押すと相手の代わりに責めを受けるという機械。すでに快楽で堕ちているしおりは、娘を助けようとスイッチを押して身代わりになる母を「快楽を奪う存在」と認識してしまうわけだね。それを利用されて、精神的に責められて母も娘と一緒に堕とされてしまう。
ゲームのシステム的にはこれまでの2話と何ら変わりがなく、選択肢が一切出現しない完全な一本道ストーリーだ。CGモード枠は11個で差分を含めると89枚、シーン回想は11種類となっている。アニメーションなどを考慮すると、価格からすればかなりがんばっているほうだ。
しかしながらトータルで見ると、機械姦メインでスカトロ付きという構成は好みが大きく分かれそうな気がする。少なくとも誰にでもお薦めできるという作品ではないだろう。戦隊ものというのがこれまでの2話と比べても本作は弱い感じを受けるのも残念だ。1話と2話をプレイした人は、(大層なものではないけど)怪人がどうして発生したのかという部分が語られているので、気になる人はプレイしてみてほしい。なお、まだ未購入で3話とも購入するつもりであれば、3話セットのパッケージ版(2008年9月26日発売)という選択肢もある。
また、非常に残念なことに、第2話に続いて今回もDL版の販売サイトとなっているキャララで認証システムにトラブルが発生した。自分も発売直後は利用可能キーに誤りがあるというような表示が出て認証できなかった。その後は、認証サーバーが混んでいて認証ができないのに、セキュリティソフトの設定を見直すよう促されること数回(えぇ〜!?)。発売から4時間が経過した頃には認証できるようになったが、24時間いつでも買えてすぐに遊べるというのがダウンロード版の売りなわけだから、蛇の生殺し状態にされる認証トラブルが起こらぬように再発防止策をしっかりしてほしいかな。前回は自分は大丈夫だったけど、第2話と第3話の両方で認証トラブルに遭遇した人がいたら、ダウンロード版にかなり不信感を持ってしまったんじゃないだろうか?
(by 天城螢)