アルタードピンク〜特務戦隊デュエルレンジャー〜第1話 櫻木ひかる編
BLACKRAINBOW | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
780円(税込) | 1Play1時間 | 属性:凌辱、戦隊、調教、触手、孕ませ、肉体改造 |
難易度:1 | 2008/8/15発売 | オススメ:☆☆☆(平均3.3) Suno:☆☆☆ 天城螢:☆☆☆☆ イ・ヤン提督:☆☆☆ |
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悪の組織に捕らわれた正義のヒロイン
©BLACKRAINBOW
悪の限りを尽くす怪人に対抗するために組織された、特務戦隊デュエルレンジャー。しかし、敵組織に新しい参謀がやってきたことで、状況は変わってしまう。ピンクこと櫻木ひかるが捕らえられ、調教を受けることになってしまったのだ。抵抗することもできず、快楽に落ちていくひかるの運命は?
3話連作となるシリーズの第1弾。初代ピンクである櫻木ひかるを調教していくのがこの作品だ。物語自体は特別などんでん返しがあるわけではなく、ひたすらひかるを調教することで進んでいく。ただ、このシリーズはストーリー的に第2話、3話に続いていくようになっているので、今後はどうなるか分からないけどね。個人的には心では抵抗しようとしているのに、快楽に逆らえなくなっていくというのが、きちんと段階を踏んで描写されているのが良かったかな。気の強いヒロインを調教していくのが好きという人なら、ハマれるんじゃないかと。
Hシーンはと言うと、一種の人体改造モノになっている。胸やクリトリスを巨大化させ、さらに感度をアップさせるというような改造がメインだ。ただ、人体改造モノと言っても、グロテスクなほどのものはなく、常識の範囲内に収まっている。また、悪の組織に捕らえられた正義のヒロインというシチュエーションではあるものの、女のコに苦痛を与えるような調教は一切行われない。ヒロインが白目を剥いて「ひぎぃっ!」みたいなシチュエーションはないわけだ。このあたりは好みが分れてしまうところかもしれない。人体改造をするならとことんやってくれ、もっと拷問チックな調教が見たいという人もいるだろうからね。まぁ、一般的に受け入れられやすいエロになっているので、誰でも安心して楽しめるんじゃないかな。
©BLACKRAINBOW
BLACKRAINBOW初のアニメーションが採用されているのもこの作品の特徴の1つ。アニメと言っても、全体がアニメーションするわけではなくて、あくまで部分アニメなんだけど、これがなかなか効果的に使われていると感じた。触手やバイブがウネウネと動くのは結構エロい。この作品にはHイベントが11あるが、そのうち8シーンでアニメが使われている。この価格帯でこれだけアニメに力を入れた作品は他にはあまりないので、その点でも注目だろう。
ちょっと残念だったのが、シナリオが完全に1本道で、分岐が一切ないこと。ストーリー的に繋がったシリーズモノであることを考えると、マルチエンドにはしづらかったんだろうけど、調教内容の分岐くらいはあっても良かった気もする。また、CG枚数が差分抜きで10枚というのも、ちょっと寂しい。もっとも、これらの点は価格を考えれば仕方のない部分もあるけどね。CG枚数に関して言えば、CGを上手く使い回すことでイベントのボリューム感を出しているし、イベントの内容、テキストはまったく違うものになっている。CGの使い回しによって極端なボリューム不足は感じにくいようになっているので、気にならない人は気にならないかもしれない。
不満点もあるにはあるけど、超低価格と言っていい作品としては、コストパフォーマンスは上々。これならば第2話も購入しても良いと思わせる内容ですな。公式サイトにもあるように、「戦隊モノのヒロインがもし敵の手に落ちてしまったら……。テレビでは柱にくくりつけられて人質にされる程度ですが、現実世界ではそんなモノでは済まないはず」と思っていた人ならば、プレイして後悔することはないはずだ。
(by Suno)
悪の組織に調教され堕ちていくピンク
都市部で破壊活動をする怪人たち。それに対抗して発足した治安維持局の対怪人特務部に所属する特務戦隊デュエルレンジャーは、3カ月間の試験的な運用の末に正式な部隊として承認された。気さくな関係の特務戦隊には堅苦しさなどなく、レッドの火野カズマとピンクの櫻木ひかるは恋人同士としてつき合っており、ほかのメンバーも打ち明けられてはいないが温かく2人を見守っていたのだった。特務戦隊は新鋭装備で怪人たちとの戦いを優位に進めていたが、プロフェッサーMなる人物が怪人たちの組織の参謀役として就任してから状況が一変する。狡猾なプロフェッサーMはこれまでの戦闘詳報から特務戦隊が街への被害を増やさぬよう近接戦闘を強いられていることを読み取り、飛道具を封じるピンクを捕らえて彼女の発するシールドの解析をして無効化し、戦いを有利に進めようと考えていたのだった。そのような企みに気付いていない特務戦隊の運命やいかに!?
BLACKRAINBOWが初めてアニメを多用した作品となるのが本作だ。アニメーションを多用している割にはダウンロード版のサイズは508MBと、圧縮率がかなり高い感じがする。アニメーションを作品に組み込むために入念な準備をしてきたということなのかもしれないね。
本作のストーリーは、同級生であり、特務戦隊で再会した特務戦隊レッドのカズマと特務戦隊ピンクのひかるはいつのまにかお互いに惹かれあい、運命の相手と感じるようになり将来を誓い合っていたというのが序盤で語られる。非番でデートをしていた2人が怪人に襲撃され、いつものように戦いに馳せ参じるが、プロフェッサーMの作戦でレッド、ブルー、グリーン、イエローが陽動で誘い出されてピンクが捕らえられるという展開が待ち受けている。思っていた以上に早く捕らえられることに驚いたが、低価格なおかずゲームということを考えれば妥当な作りといったところだろうか。
©BLACKRAINBOW
捕らえられたひかるは、プロフェッサーMの開発した数々の責具(機械)によって調教され、理性を失い快楽を求め続ける牝へと堕とされていくことになる。捕らえられた時点ではまだひかるは処女だが、触手怪人によって処女を散らされてしまう。ひかるは最初のうちは逃げられる、あるいは助けが来ることを前提に怪人たちの組織の情報を少しでも多く得ようとするが、繰り返される調教で魔性の快楽という奈落の底へと堕ちていっちゃうという展開だ。これはプレイヤーの期待通りで嬉しいところだろうね。プロフェッサーMによる肉体改造も見どころとなるはずだ。
ゲームのシステム面では、かなりのシーンがアニメーションで動くので驚かされる。でも、まだシステム的には試行錯誤段階といったところだろうか。アニメーションの途中ではセーブができないなどの制約があるためだ。まあ、こればかりは仕方がないのかもしれないけどね。それにしても780円という価格でここまで動く作品は珍しい。ただ、動くシーンと動かないシーンのギャップがあるのが気になってしまった。ぐりぐり動くシーンもあれば、一部だけというのもあり、まったく動かない静止画のシーンもあってそのちぐはぐさがちょっと気になるかもしれない。まあ、第2話以降の販売予定価格であっても「がんばっているじゃないか」と制作側の意気込みが感じられる出来であることは間違いない。Hシーンは動くほうがいいと思っている人には間違いなく本作はお買い得だろう。また、CGモードでは一般的にCG閲覧中に右クリックをするとCGモードへ戻る仕様が多いが、本作の場合は閲覧中のCG差分のシーン一覧が表示され、プレビューで確認しながら目的のCGを探せるようになっているのでちょっと便利かもしれない。なお、CGモードの枠は10個でシーン回想は11種類だった。些細なことであるが、本作を起動すると毎回デスクトップ座標(200,200)の位置に表示される。初回起動時はかまわないのだけれど、個人的には起動時に前回終了時のWindow位置へ表示されるほうが嬉しいんだよね。
トータルで見ると本作は超低価格の割にかなりがんばっていると思う。コストパフォーマンスの限界に挑戦したといったところだろうか。属性の合う人には本作はぜひお薦めしたい。ただし、選択肢もなくクリックしているだけでエンディングまで到達するので攻略性は皆無だ。なお、アニメーションがどのようになっているのか気になる人は特設の紹介ページを見て判断の参考にしてほしい。
(by 天城螢)
悪の組織に捕まったピンク隊員の悲惨な末路を描く
主要都市でテロを繰り返す悪の組織に対抗し、特務戦隊デュエルレンジャーは最新装備を駆使して戦い続けていた。遠距離攻撃を無効化するピンクのシールド兵器で有利に戦いを進めていたのだが、プロフェッサーMが組織の参謀に抜擢され事態は一変する。プロフェッサーMはピンクを拉致し、デュエルレンジャーの情報解析・各個撃破に乗り出したのだ! 敵の手に堕ちてしまったピンクは、どんな調教を施されてしまうのだろうか?
©BLACKRAINBOW
本作は、捕獲したピンクに洗脳調教を施すAVG。物語は3話構成で、今回の1話はサービス価格の激安780円だ!! CG10枚、回想11シーンという構成なのでボリューム的には価格相応だが、戦闘シーンに3Dムービーを盛り込んだり、カットイン画像もアニメ演出を採用するなど、CG・回想モードに反映されない部分に力を入れているのがミソ。ドリルバイブが回転しながらオマ○コに挿入されるカットイン画像は、静止画のカットイン画像に比べると臨場感は段違い。効果的な演出といえるね! ただし、Hシーンのボリュームを重視するユーザーからすると、3Dの戦闘アニメやカットイン画像に開発費を使わず、その分の予算をHシーンのボリューム増に振り分けてほしい、と思うかもしれない。ここら辺は評価が分かれるポイントだろう。あと、オープニングからラストまで、選択肢がひとつもない構成も好みが分かれるかも。ゲーム性は皆無なので、自身の手でピンクを辱めたいと思ってる人は要注意だ。ただ見てるだけの紙芝居AVGということを把握したうえでプレイすべし。
このゲームは3話構成になっているので、3話揃えて一つの作品と考えるべきだろうね。今回のストーリー展開だけど、プロフェッサーMがどんな人物か詳細は不明なままだし、特務戦隊デュエルレンジャーも二代目ピンクを迎えて、まだまだ戦力は整っている状態。デュエルレンジャーをどのように壊滅させるか、プロフェッサーMの手腕を見届けるまでは、作品評価はちょっとしにくいね。とりあえず★3個にしておきやす。2話と3話の展開しだいでは★4個も十分狙えそうだ。
さて、Hシーンの内容だが、触手凌辱・機械調教・肉体改造といったマニアックな責めが満載で、なかなかの鬼畜っぷりを見せつけてくれるね。怪人を生み出すほどの科学力を持っているので、現実では不可能な調教がごく普通に行われる。妖しげな薬を注入し、豊胸改造手術を施すのもお茶の子さいさい。マッドサイエンティストの調教ならではの、変態&狂気に満ちたプレイを楽しめるよ。アニメ演出を採用しているので、通常サイズから巨乳に生まれ変わる瞬間もバッチリ再現。タプタプ揺れる乳、うねる触手、回転するバイブ! 臨場感たっぷりの演出を盛り込んだHは、低価格ソフトらしからぬクオリティだ。Hシーンの総量自体は豊富ではないが、780円という価格を考えれば十分元を取れると思うよ。とりあえず、1話目をプレイしてみて「今後に期待できそうだ!」と感じられれば、2話目、3話目を揃えてみてはいかが?
(by イ・ヤン提督)