催眠家族～催眠最高！発情させたら、ギクシャクしていた家族関係もこんなに円満になりました♥～

催眠術で家族の絆を作り出す!?

催眠術に飽きた男が、使い方を教えてその能力を譲ろうと家庭で不和のある人を捜し、条件に適合する美奈に催眠術の使い方を教えようとした。しかし、美奈はそれを面倒だからと拒否する。催眠術で操ることすら面倒で、操られたほうが楽だという美奈。その上、美奈は催眠術を与えるならばもっと適任な相手がいるという。それは美奈の兄なのだった。ターゲットを変更して美奈の兄に催眠術を売り込もうとする男。胡散臭いと思いつつも男から購入した主人公は、義母である百合恵と義妹の美奈に催眠術を使っていくことになる。

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父親の再婚でできた義母と義妹と同居することになり、2人とうまくいっていない主人公が催眠術を用いて義母と義妹を壊していこうという同人作品だ。基本CGは20枚で回想シーンも20種類となっているので、一見すると悪くないボリュームだ。しかしながら、本作はある程度プレイヤーを選ぶんじゃないかと思われる。ヒロインが2人でCGが分散する上に一線を越えるまでの展開が遅い作りにもどかしさを感じる人がいそうだからねぇ。個別ルートではエンディングまでに7回のＨシーンがあるわけだが、最初の2回は催眠術のテストみたいなもの。イベント配分的な問題でやや物足りなさを感じてしまう。また、主人公がネガティブで勝手にイラついているからついていけない人もいるかもしれない。

エロの内容のほうはというと、熟れた身体を持てあましている百合恵には赤ちゃんプレイや夫だと思い込ませてのＨ、意識に淫乱だとすり込んでの外出先で犯ったり夫との電話中にバレないように犯るなどの展開が用意されている。処女の美奈は、恋人と信じ込ませて処女を奪い、牝犬プレイへと突っ走っていくことに……。百合恵と美奈それぞれの個別ルートとは別に、母娘を一緒に犯っていくルートもある。母娘でお互いに相手の淫乱さを品評させようとするシーンは期待してしまったが、なぜか主人公がそのシーンでは甘くて不完全燃焼で残念な感じだったけどね。それと、当初の目的が百合恵と美奈を壊すことだからか、2人を輪姦させるシーンもある。ヒロインを独占したい人にはちょっと厳しいかも？

さて、サブタイトルを見ると円満の文字があるわけで、本作は催眠術で幸せを求めるのがテーマの根底にある。方向性をミスるとBADENDになるしね。性格が破綻しているかのような主人公が催眠術を使うのに、家族が幸せになれるのかって部分がポイントといえるんじゃないかな。想像していたのと異なる結末に楽しませてもらったですよ。細かいところでは各シーン間が飛び飛びな印象も受けたものの、この価格帯ならば商業作品でもそういう作品があるし、おかず目的ならばそれほど問題なし。好みがわかれそうな作品だけど、催眠モノが好きな人は遊んでみてはいかが？

攻略

   使い方

いきなり母娘のルートに入ることはできないため、先に百合恵と美奈のエンディングを見ておく必要がある。BADENDは見なくてもCGと回想は埋まるが、テキストが気になる人は見ておこう。

（by 伊織舞也）