Monsters Survive負ければモンスターに生殖される
Black Lilith | WindowsXP/Vista/7 | 1024x768 |
初回限定版:3980円(税込) パッケージ版:3360円(税込)ダウンロード版:2940円(税込) | 1Play4時間 | 属性:異種姦、アヘ顔 |
難易度:6 | パッケージ版:2012/7/27発売 ダウンロード版:2012/7/20発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
恩人を救うため危険なモンスター狩りに挑む!
©Black Lilith
「外獣」と呼ばれる危険なモンスターが跋扈するゴルドアナ大陸。この大陸で外獣狩りを生業とするアルク、エルマ、ゼノの3人は、見たこともない巨大な外獣に遭遇する。必死に立ち向かう3人だったが、ゼノはアルクを庇って重傷を負ってしまう……。なんとか逃げ出したものの、ゼノの治療のためにには大金が必要になる。アルクとエルマは治療費を稼ぐため、危険な依頼を受けることになるのだった。
Lilithの新作は異種姦をメインとした、凌辱ゲー。初回限定版は4000円近い価格なので、低価格ソフトというよりはミドルプライスに近いかな? ゲームシステムはちょっと変わっていて、普通のAVG+RPG風の戦闘という感じになっている。この中でAVGパートは特に問題ナシ。クイックセーブやメッセージスキップなど、必要と思われるものは一通り装備しているので、たいていの環境で快適にプレイできるだろう。問題は戦闘パートだ。戦闘はコマンド選択のRPG風のものなんだけど、選べるコマンドが少なくて、戦略性はほぼないといっていい。結局、レベルを上げて殴るというのが戦闘のすべてなわけで、はっきりいって面白味がないんだよね。そのレベルアップにしても、クエストをクリアするとレベルアップするシステムなんだけど、レベルが上がったからといって特別なスキルが使えるようになる訳じゃないし、戦闘が始まってステータスを見て「ん? レベル上がってる?」というくらいのものでしかなく、達成感などは感じられなかった。これだったら余計な戦闘システムなんていらないから、純粋なAVGでサクサクとHシーンを見せて欲しかったというのが本音かな。
戦闘に負けるとHシーンになるわけだけど、このHシーンはかなりエロくて、満足度は高かった。ヒロインたちを凌辱する外獣は犬やゴリラ、カエル、ムカデなどなど、多種多様。当然のことながら外獣の種類によって凌辱パターンは違ってくるわけで、Hシーンのバリエーションはかなり多い。さらに外獣が人間を襲うのは繁殖のためというのが多く、必然的にヒロインの腹ボテも多めになっている。出産シーンもしっかり描かれていて、とことんやってやろうというメーカーの意気込みを感じるね。そして、Hシーンのバリエーションは多いと書いたけど、ほとんどのHシーンで共通しているのがヒロインが感じまくっているということ。テキスト描写もねちっこい感じでエロいし、なんといっても白目を剥いて鼻水も涎も垂れ流しのアヘ顔がエロくて良い感じですな。このあたりは原画家に漫画家でもある新堂エル氏を採用したのが大当たりだったんだろうね。やっぱり下品なくらいのアヘ顔を描かせると、新堂氏は上手いなぁ、と。
©Black Lilith
本作は異種姦がウリの作品なのだけど、人間同士のHも思った以上に多い。イベントシーンは48あって、およそ3分の1が人間同士のHシーンになっている。「人間同士のHなんぞに興味はねぇ」という人にとっては残念なところなんだろうけど、個人的には人間同士のHも異種姦に負けず劣らずエロいし、これもアリかなと。人間同士のHはゼノの治療費を稼ぐためにアルクやエルマが娼婦になるというパターンになっていて、屈辱的なプレイを強要されながら、しだいに感じていくようになるというのが良い感じなんだよね。もちろん、最後はアヘ顔で感じまくりになるのはいうまでもない。異種姦とは嗜好が異なるものの、これだったらヌキゲーとして十分以上に実用的といって良いんじゃないかと思う。
システム面はやや難アリだけど、ヌキゲーとしては良質な1本。新堂エル氏のファンなら迷わず突撃して欲しいし、異種姦やアヘ顔が好きならプレイして後悔はないだろう。ボリューム的にもCG枚数が差分抜きで42枚となっているので、最も価格の高い初回限定版を購入したとしてもコストパフォーマンスは悪くない。もちろん、ダウンロード版なら十分に満足できるボリュームだろうしね。というわけでオススメ度は☆4つとしたい。
(by Suno)