カーラ The Blood Lord

高潔な吸血鬼の女王を快楽で堕とせ！

©ANIME LiLiTH

人間と吸血鬼が一種の不可侵条約を結んで100年。吸血鬼の王族でありながら麻薬密売や人身売買に手を染めた主人公・グラムは、女王・カーラによって滅ぼされた。しかし、密かに復活したグラムは、条約更新のために人間界にやってきたカーラを堕とすため、カーラの親友である人間の結界師・上原北絵を自分の下僕とする。なにも知らずに罠に絡め取られていくカーラの運命は!?

気丈なヒロインたちに媚薬を投与し、快楽漬けにして堕としていく凌辱AVG。登場ヒロインは吸血鬼の女王のカーラ・クロムウェル、カーラの護衛のマリカ・クリシュナ、人間の結界師・上原北絵、吸血鬼ハンターの神村東の4人で、メインヒロインはカーラとなっている。残りの3人はサブヒロインという位置づけだね。そしてマリカと東は排他になっていて、同時に攻略することはできない。このマリカと東を同時攻略できないというのが、本作の一番残念な点だったかな。このシステムのおかげで、ハーレムルートがなくなっているんだよね。一応、全キャラを堕とすというエンディングは用意されているんだけど、全キャラをまとめて調教するというイベントはないわけだ。あと残念だった点を上げるなら、乳首やクリトリスの肥大化のような人体改造的要素があるにもかかわらず、それを活かしたイベントが少なかったこと。もちろん人体改造が本作のメインテーマではないということは重々承知だけど、折角改造したのならそこを徹底的に責めても良かったんじゃないかなぁ。

©ANIME LiLiTH

ここまで不満点を書いてしまったけど、全体的に見ればヌキゲーの良作といって良い出来だと思う。まずなんといっても、カガミ氏原画のCGの出来がとても良いこと。LiLiTHの作品では看板といっても良いカガミ氏だけど、本作のように気の強いヒロインとの相性はは最高だといっても良いんじゃないだろうか。もちろんLiLiTH作品ではお約束の派手なアヘ顔もたっぷりと用意されている。それから、その気の強いヒロインたちが最後まで正気を保ちながら調教されること。強いヒロインたちが必死に抵抗しながら、結局は快楽に逆らいきれずにアヘってしまうというシチュエーションが好きという人なら、この部分だけでもご飯3杯はいけるんじゃないかな。あと、これは好みの問題になってしまうけど、イベントは輪姦が多めで、ブッカケの精液も多めになっているのも、いかにも犯されている雰囲気が出て良かったかな。

ぶっ飛んだシチュエーションが少なく、手堅くまとめたヌキゲーというのがクリアしての感想かな。もっと尖ったイベントがあっても良かった気もするけど、手堅くまとめたおかげで凌辱系ゲームが好きな人なら誰でも抵抗感泣く受け入れられる作品に仕上がっている感じだ。CGが差分抜きで45枚、イベント数26というのも価格を考えれば上出来だろう。強いヒロインが凌辱されるというシチュエーションが好きなら、プレイして損ナシの1作。オススメ度は☆4つだ。

攻略

   使い方

ヘルプから見られるヒントにも書いてある通り、エンディングは9種類。相手を甘く見たり軽率な行動を取ると即バッドエンドになってしまうので注意したい。シナリオはマリカと東のどちらを調教するかで分岐するので、この分岐ポイントでセーブをしておこう。

（by Suno）