2005下半期リリスベストセレクション
Lilith | Windows98/Me/2000/XP | 640x480 |
ダウンロード版:1890円(税込) | 1Play1時間 | 属性:CG集、姉 |
難易度:1 | 2006/2/17発売 | オススメ:☆☆ |
7作品のCGと姉とのHを楽しめる
2005年下半期に発売された『姉☆孕みっくす2』『先生は女王様』『対魔忍アサギ』『LOVE☆でゅーす!〜姉×お嬢様の誘惑テニス合宿〜』『姫騎士リリア〜魔触の王城に堕つ〜完全版』『栄養補給メイドサプリたん』『奴隷メイドプリンセス』の7作品からセレクトされたCGを鑑賞できるCG集的な作品だ。CGと各作品のシーン体験のほうはカタログみたいなものだといえるね。鑑賞用のCG枠は31個で上半期からは減っている。アニメ鑑賞は9枠があるが全部同じ構図のもので「???」と思ってしまった。今回は特典としてショート作品『姉×姉えぶりでい〜ボクはおもちゃ?〜』が付属している。それを目的とする人も多いんじゃないかな?
主人公の有元利巳には2人の姉がいる。優しくて甘えさせてくれるおっとりとした長女の朋美と、可愛いものが大好きで気が強い次女の瞳華。年の離れた姉弟であるため、主人公の部屋は増築された部分にあるのだった。困ったことに、自分の部屋に行くにはどちらかの姉の部屋を通らないといけないという間取りになっているのだ。どちらの部屋を通らせてもらおうとしても、姉たちから溺愛されている主人公は、通行料としてHを要求されて困ってしまう。そんな日々を過ごしている主人公の生活に変化が訪れるのだろうか?
© Lilith. All rights reserved.
ってなわけで、どちらの姉も好きだから嫌われないように偏った通行はできないと悩む主人公が通る部屋の選択……というより9種類あるHシーンのうちどれを見るか選んでいくというシンプルな作りになっていた。9種類すべてを選ぶとエンディングになるので攻略的な要素はまったくない。シーンのほうは朋美3種類、瞳華3種類、3P3種類という内訳だ。選んだら即Hで、シーンが終わると次の選択を選ぶというものだから、ストーリー的なものはないおかず特化な作りだといえる。『姉×姉えぶりでい〜ボクはおもちゃ?〜』にはCGモードや回想モードはないが、本編から始めるを選べばシーン選択になるから問題ないだろう。
結局のところ、ショート作品と体験版的CG&シーン集っぽいということを多くの人が感じると思う。すでにプレイ済みの作品が多かったらそのぶんだけコストパフォーマンスが悪化することは間違いないだろう。体験版を集めたものに+α的にショート作品をつけている印象が強くて、いまいち微妙な感じがしてしまった。まあ、今回のは7作品のうち5作品を自分がプレイしていたという面もあるわけだけどね。
(by 天城螢)