姉☆孕みっくす2
LILITH | Windows98/Me/2000/XP | 640x480 |
ダウンロード版:1800円(税別) | 1Play4時間 | 属性:姉、孕ませ |
難易度:2 | 2005/12/22発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
ボリューム満点の孕ませAVG
主人公の聡司はおっとりした母性的なはるかと、スポーツ万能で勝ち気な沙希の2人の姉と3人暮らし。物心ついたときには両親はなかったが、2人の姉と隣に住む幼なじみの瑠璃とともに、平凡だけど充実した毎日を過ごしていた。そんな時、聡司は魔界の王子の魂を持った存在であることが判明。しかも、2人の姉は聡司の妻となるべく送り込まれた魔界の使い魔、瑠璃は聡司の魂を狙ってやって来た霊界の王女だというのだ。聡司が魔界の王子となる条件は、はるかか沙希のいずれかを5日以内に孕ませること。大好きな姉とのH三昧の日々が始まった!
ゲームはコマンド選択のAVG。途中で1日のスケジュールを決める部分があり、そこではるかと沙希のどちらと多く接したかでおまけシナリオが変化するシステム。低価格ソフトということもあって、システムはシンプル。ヘルプ内にヒントもあるので、誰でも簡単にオールクリアできるだろうね。ゲームの足回りとしてのシステムは、いつでもセーブ&ロードが可能、メッセージの既読スキップなど、必要なものは装備しているので、特に不満はナシ。
©LILITH
タイトルからも分かるように、この作品は『姉☆孕みっくす』の続編。姉を孕ませるというコンセプトは前作と同じだけど、ストーリー的な関連性はまったくないので、前作を知らなくても問題なし。ストーリーは2人の姉を孕ませるために、ひたすらHを繰り返すというもの。最後に一波乱あるけど、やっぱりこの作品の見所はHシーン。卑語連発でやたらとテンションの高いHシーンを楽しむことができる。主人公がおバカなくらいテンションが高いんだけど、プレイヤーが引いてしまわないギリギリで踏みとどまっているのは、上手いね。2人の姉も主人公の子供を妊娠することを望んでいるので、中出しされて大喜び。姉を孕ませるということで、インモラルなものを期待する人もいるかもしれないけど、ダークな雰囲気はなく、むしろコミカルなノリだ。ダークな物が好きな人は、BLACK LILITHをどうぞということで。また、妊娠が分かったところでハッピーエンドではなく、お腹が大きくなった状態でのHがしっかりと用意されているのも孕ませ属性のプレイヤーにはうれしい。ただ、孕ませ属性のない人にはちょっとツライ内容かも。姉を孕ませることが目的なだけに、中出し以外のシチュエーションは少ないしね。個人的にはデビルマンチックな羽つきHにそそられますな。
そして、この作品を語る上で忘れてはいけないのが、そのボリューム。プレイ時間は4〜5時間、CG枚数で40枚、イベント数で22と低価格ソフトとは思えないボリュームを誇っている。低価格ソフトではCG枚数20〜30枚というのが定番なだけに、このボリュームは凄いの一言。コストパフォーマンスは抜群、というより下手なフルプライスソフトより満足度は高いかも。正直に言えば低価格ソフトということもあって、内容的にはそれほど期待していなかったし、最悪、原画家のズンダレぽん氏のCG集を買ったと思えばいいか…くらいのつもりでプレイし始めたんだけど、いい意味で予想を裏切られたという感じだ。
1つだけ残念だったのがエンディング。このゲームのエンディングはハッピーエンドとバッドエンドの2種類。せめてキャラ別エンドとハーレムエンドの3種類が用意されていたら完璧だったんだけどなぁ…。まあ、価格的にも複雑なシナリオ分岐を用意するのは難しいのかもしれないけど、次回作では是非、エンディング数も増やしてもらいたいところ。というわけで、エンディングの不満をマイナスして、オススメ度は☆4つ。価格以上は十分に楽しめる良作だね。「姉」や「孕ませ」というキーワードにグッとクルものがある人なら是非プレイを!
(by Suno)