ARCUS X(アークス クロス) シムサード、淫欲調教の宴
イーアンツ | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
ダウンロード版:2520円(税込) | 1Play2時間 | 属性:ファンタジー、回顧 |
難易度:2 | ダウンロード版:2007/11/2発売 | オススメ:☆☆☆ |
シムサードの暗躍を描いた作品が登場!
聖剣を奪うためにピクトの仲間のフリをしていたシムサードを名乗るルアン・カーン。ピクトが意外に手強いとみるや搦め手から突破口を切り開こうと考え、パーティの仲間を調教して支配下に置こうと考えたのだった。手始めにサーラから籠絡しようと試みるのだが……。
シリーズ過去3作とは異なり、主人公がピクトから敵の黒幕ともいうべきシムサードに変わっている。ピクトに好意を持っているパーティの女性陣を寝取っていこうとするストーリー展開となるわけだ。意表を突いた作りではあるが、これはこれで意外に楽しめるんじゃないかな? シリーズ3作目にあたる前作の終盤でちょっと反応がおかしかったヒロインたちの謎を暴く作品だといいましょうか。前作ラストにあった後ろから討たれる裏切りという展開が何故起こったのか、その真相を知ることができる作品だ。
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媚薬的効果のある蟲を召喚するなどして調教を進めて支配下に置こうとしていくさまは安心してみていられるね。いかにもアヤシげな調教部屋へ連れ込むのだが、医術の心得があるというのを信じているサーラはすでに媚薬効果に抗うことが出来ないのかシムサードの手に落ちていくことに……。シムサードはさらに淫毒を投入して凌辱調教を行なうが、淫毒は定期的に身体に疼きをもたらすため定期的に治療を受けに来て快楽に堕ちて行くという設定だ。化け物を相手に腰を振って喜ぶサーラなんて前作をプレイし終えた時点で想像などできただろうか?
サーラが堕ちたあとはスーがターゲットとなって……というように次々とヒロインたちが調教されていくことになる。ピクトにかなりの思い入れがある人以外は、こういう鬼畜な展開も面白いと感じるんじゃないかな。サーラはイメージ的に奔放そうだけど、淑女的なスーを手籠めにするのは燃えるかもしれないもんね。ソルミシアを堕としていくシーンはあるのだが、なぜかルーシャンはシーンもなく堕ちたことになっているのは残念だ。
ゲームのシステムのほうはシリーズ共通で変更はないが、プレイする上で困るようなことはないので問題はないだろう。ただ、CGモードは18枠で回想モードは15種類となっているので、販売価格からするとややコストパフォーマンス的に割高感があると思う。これまでと異なるのは、シリーズの主人公ピクトからヒロインたちを寝取るというところであり、それをどう思うかによってプレイヤーの受ける印象は大きく異なってくるかもしれない。まあ、配下の魔物に凌辱させていくシーンもあるので、そのような展開は好みじゃないという人もいそうではあるけどね。
裏切り者として……というわけではないかもしれない(最初から敵でありパーティに紛れ込んでいるだけだ)が、仲間だと思っている女性たちを次々と毒牙にかけて堕としていくというストーリー展開はなかなかに新鮮だった。これは『ARCUS X』シリーズで一番堪能できたが、シリーズをプレイしてきた人にしかお薦めできない感じなのが残念だ。まあ、本作からプレイを始めて、各キャラが気になったら過去のシリーズ作品をプレイするというのもありかもしれません。
攻略
エンディングのコンプリートは難しくないと思う。CG分岐のほうを考慮しても、分岐しそうな部分はなんとなくわかってしまうので、難しい部類には入らないかな。併記している選択肢はCGとシーンの分岐なので、いったんセーブして回収するようにプレイしてほしい。回収する際は、確実にCGと回想に登録されるように次の選択肢が出現するまでプレイしよう。
優しい言葉 |
何もせずに待つ/淫毒蟲をしかける |
人を呼ぶ/優しい言葉 |
治療法を教える |
☆セーブポイント |
意地でも屈服させる |
【BAD END】 |
☆セーブポイントから |
懐柔を試みる |
自分で考えろ/女の恥を捨てろ |
奉仕させる |
【世界征服へ】 |
(by 天城螢)