兄嫁はいじっぱり #01

欲求不満の兄嫁を……

©Cyberworks / TinkerBell / DISCOVERY

両親を亡くし、両親の残した花屋を継いだ兄夫婦と一緒に暮らしている主人公。兄嫁の舞が取り仕切る花屋を手伝わされてはいたが平穏な日々を過ごしていた。ところがある日のこと。舞の先輩である高間梢が店を手伝ってくれることになる。この変化で主人公にはどのような運命が待ち受けることになるのだろうか？

本編は朝寝ている主人公を兄嫁の舞が無防備な姿で起こしに来るところから始まっている。1分あたりからはちょっと短い40秒ほどのオープニングだ。アニメにおけるオープニングというほどのものではなく、登場キャラと名前が演出されるだけの簡易的なものなのでこの部分に期待したらいけないだろう。誘惑しているんじゃないかという感じの舞に戸惑いながら朝食や店の手伝いを始めた主人公の前に現れる巨乳の梢。日常の些細な光景が描かれている。

©Cyberworks / TinkerBell / DISCOVERY

単身赴任中でなかなか帰ってこれない兄が久々に帰ってくると喜んでいた舞が、突然兄が帰ってこれなくなったことで自棄酒を飲んでいたことがきっかけとなって8分あたりでようやく待望のエロシーンが発生する。酔ってふらついた舞に押し倒される格好になった主人公が舞にキスをして好きだったと告白する展開に……。そこから4分ほど、一晩だけの出来事として禁断の関係が描かれる。

その後は舞が主人公の名前を口にしながらオナニーに耽っていた直後に旦那から携帯に電話がかかってくるが、その通話中に舞に主人公が襲いかかっていく。バイブで責め立てたあとに体位を変えながらの本番シーンが続いてラストへと向かう展開だ。

本作の締めはリモコンバイブ。舞に仕掛けた飛びっこ（？）をリモコン操作して梢の前で舞を責めるが、その後2人が情熱的にキスしている決定的なシーンを梢が目撃したところで本作は終わる。次巻で梢がどのような行動を取るのか期待させた終わり方ではあるが、エロが少ないと感じる人も多いんじゃないだろうか。ストーリー志向の作品というわけだね。

なお、本作は映像が16:9で制作されているので、最近はワイドテレビが主流になってきているからこのワイド映像が嬉しい人も増えてきていそうかな。でもエロアニメとしてはエロシーンが少ないのが気になるところ。1巻目だから舞台設定を見せることに力を入れたのかは次巻以降を見ないとなんともいえない感じだ。

（by 天城螢）