あねき…MY SWEET ELDER SISTER THE ANIMATION senior.2「悪戯天使たち」
ピンクパイナップル | 片面一層 | 本編:29分31秒 | Wide(16:9) | 属性:青春、学園 |
堕天使的な誘惑が待ち受ける
©2007 養酒オヘペ・ティーアイネット/ピンクパイナップル
養酒オヘペ氏の成年コミック「あねき…MY SWEET ELDER SISTER」のアニメ第2巻にあたる本作には、原作の「姉さん…」「憧れの律子先生」「タカネのハナ」のエピソードが収録されている。3話のストーリーは再構成され、1本のストーリーのように流れていく。そのため、ユキ姉さんは律子先生にプールを病欠させてもらうよう頼むといったシーンから本作は始まる。2巻ではOPがなくなったのかと思ったが1分12秒あたりからOPになっていた。OP終了は2分45秒前後だ。
OP後はまず「姉さん…」のエピソードが始まる。ユキ姉さんの部屋で枕の匂いを嗅いだりパンツを使って妄想しながらオナニーをしている守が、ユキ姉さんに見つかるのが4分40秒ちょっと。原作に忠実な流れで、守は姉に言葉責めをされながら足コキをされていく。原作よりもSになっている感じのユキ姉さんは原作にない責め言葉も容赦なく口にして嬲ってくれる。7分頃にフェラシーンへ移り、7分半には69へと切り替わる。姉弟が結ばれるのは8分半ばで、口でだけ嫌がる守にユキ姉さんが騎乗位で跨って処女を喪失する。アソコから血を流し、胸を揺らしながら腰を振るユキ姉さんがなかなかイイね。制服姿のままというのも個人的には嬉しい。姉弟はキスをしたりしながら11分過ぎまで姉が上で動き、中出しフィニッシュとなる。その後はプールでスク水姿を見せてくれて次の話へとつないでいた。
©2007 養酒オヘペ・ティーアイネット/ピンクパイナップル
だいたい13分あたりから「憧れの律子先生」にエピソードが切り替わっていく。律子先生をデジカメで隠し撮りしようとした山口が千夏に見つかるのが15分過ぎだ。原作同様、千夏が主導してオシオキが始まるわけだけど、千夏がフェラを始めるシーンなどでの律子先生の驚いたりする反応がアニメならではだしパイズリも追加されていたので、原作を読んでいても新鮮に楽しめた。2人の放つ淫靡な雰囲気に呑まれてフラフラと律子先生が近寄っていき、2人に混じるのは18分前後だ。Wフェラのあとは、千夏にM字開脚させられた律子先生にいよいよ挿入するシーンとなる。30秒近く焦らされるのが見ていてもどかしいが(苦笑)。21分半には千夏が双頭バイブを装着して山口に挿入して2人のHに参加してくるので、掘られるシーンを見たくない人はツラいシーンのアレンジかもしれない。
©2007 養酒オヘペ・ティーアイネット/ピンクパイナップル
ほぼ終盤の23分半頃に3話目となる「タカネのハナ」が始まる。律子&千夏が投稿系と思われる雑誌の写真になっているのと、コンビニの前を姉弟が恋人のように腕を組んで歩いていくあたりがほかの2話と繋がっていることをわずかに示していた。なお、この3話目は原作と異なり、トイレへ入った主人公が落ちているバイブに気付き、落としたバイブを拾いに戻ってきたかな子と遭遇することからエロシーンへ向かっていく。発情したかな子に襲われてトイレの中でHする部分は同じだが、原作のようにかな子が挑発っぽく誘うようにコンドームを購入してトイレへ向かうのではなかった。このエピソードに割かれている時間は短いため、ほかの2話と異なりエロのみで構成されているという感じだ。
『あねき…MY SWEET ELDER SISTER THE ANIMATION』はエロアニメとして悪くない出来だと思う。ややエロじゃない部分の時間が長かったり、エロシーンで描く視点がちょっと違うんじゃないかという部分もあったりするけど、内容の濃さやシーン数、動きなどのバランスを考えるとよくできているほうじゃないかと思う。この第2巻のラストでは、第1巻の拓海と早紀もさり気なく登場しているし、『あねき…』ワールドをうまく描いていて原作ファンにはたまらない演出が憎いね。
(by 天城螢)