相姦遊戯後編
バニラ | 片面一層 | 本編:25分2秒 | Standard(4:3) | 属性:近親相姦、姉 |
姉との禁断の関係が始まる
下校したゆりは自宅に帰ったときに信じられない体験をしてしまう。弟のゆうじと母あおいが双六をしているのを見てからかおうとするが、自分の身体が実体を失い2人に干渉することができなくなってしまったのだ。接吻や脱衣、口腔交接といったカードに操られて弟と母親が禁断の関係を一歩ずつ歩んでいくさまを見せつけられるゆり……。夢の中のこととはいえ、最後の一線まで越えてしまった2人を見て、ゆりはもやもやとしたものを抱え込んで過ごすことになるのだった。
© BLACK RAINBOW/デジタルワークス
3分半ほどまでは、ゆうじとあおいのHがダイジェスト的に流れていく。ゆりという観客を加えてだが。その後も回想シーンとゆりのシャワーオナニーを交えてストーリーは進む。しかし基本的にまったりとしていて、強制エロ双六がなかなか始まらないので、ほとんどの人はやきもきさせられることと思う。13分半を過ぎたあたりでようやく双六が登場。ゆりがゆうじの部屋で見つけた双六のカード「自慰」をネタに説教をするところから事実上の本編が始まる。
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まだ双六を遊び始めてもいないのに、説教しているときに突如輝いたカードの強制力でゆりは強制力で自慰を実行させられてしまう。スカートをまくり胸をはだけてオナニーに耽る姉とそれを見る弟。放尿しながらイってしまい大泣きするゆりを慰めようとするゆうじだが、暴走するゆりはゆうじを女装させていたぶっていく……。
前編と異なり、後編はアナザーストーリー的に進んでいくため、シナリオは原作のファンの中には裏切られた感を持ってしまう人も出て来るんじゃないだろうか。強制力で身体が勝手に動いて……というシチュエーションに燃えていた人にとっては後編は少々つらいかもしれない。暴走したSな姉が弟をいじめていくという感じで描かれているからね。原作との方向性の違いは大きすぎると思う。しかも、双六は最後まで遊ばないという大胆なアレンジとなっているのがすごい。ただ、自らの意志でお互いを求め合う姉弟というストーリー展開なので、原作とは違うファンをつかめそうな気はするかな?
まったり気味ながらも、それなりに完成度は高いと思うものの、母あおいと姉ゆりを一緒に……というシチュエーションがなかったのが残念だ。そこに期待をしていた人は結構多いと思うんだけどね。
(by 天城螢)