裏・催眠術2
BLACKRAINBOW | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
限定版:6090円(税込) 通常版:5040円(税込) ダウンロード版:4999円(税込) | 1Play1時間 | 属性:催眠、凌辱、強制操作、孕ませ、スカトロ、シュール、寝取られ |
難易度:0 | 2008/4/25発売 | オススメ:☆☆☆(平均値3.5) 天城螢:☆☆☆☆ 葉柳:☆☆ RYO:☆☆☆☆ イ・ヤン提督:☆☆☆☆ |
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村越が学院で大暴れしちゃうぞ!!
EDから甦った村越進太は、大学病院を休んで清進学院に養護教員として潜り込む。進から譲り受けた笠谷理枝を利用しながら、生徒会の会長と副会長を務める双子の霧島姉妹を堕としてやろうと企んでいた。村越からにじみ出る何か危険なものを感じ取った霧島さゆりは、生徒会の堀口悦子に村越の調査を依頼するのだった。その挑戦を受け止めながら村越は着実に清進学院をハーレムに変えていこうとしていた。はたしてどのような結末を迎えることになるのだろうか?
© BLACKRAINBOW
本作は村越進太が主人公となり、養護教員として清進学院に赴任して大活躍する「村越先生の催眠学院」と、本編の主人公である進が本編とは異なったシチュエーションで凌辱する「ANOTHER WORLD」に分かれている。どちらもゲーム中に選択肢は一切登場しないので、純粋にシチュエーションを楽しんでもらおうというファンディスクならではの作りだといえるだろう。とはいえ、本編の『催眠術2』を持っていなくても、この作品単体でプレイすることが可能だ。本編をプレイしていたほうが楽しめると思うが、気になるシチュエーションがあれば本作から入ってみるのも悪くない。だが、本編を持っていなくても本製品単体でプレイが可能というあたりは販売サイトに注意書きがないのが少々残念だ。本編を未購入でも遊べるというのはアピールすべき部分だと思うんだけどなぁ〜。
なにしろ、実質的に本作のメインはボリュームの半分を占める双子の新キャラがメインの新規シナリオ「村越先生の催眠学院」である。「ANOTHER WORLD」も本編では起こらなかったif展開であるため、それほど本編を気にせずとも大丈夫な作りといえるからだ。「ANOTHER WORLD」は回想シーン1〜2個に相当するショートストーリーだから、キャラ設定さえ知っておけば大丈夫だろうね。ファンブックが付属する限定版かキャララ!!.CCのダウンロード版であれば本製品だけでも十分楽しめるかもしれない。このあたりは狙って製品仕様を決めたのだろうか? 本編に新規ユーザー層を呼び込める可能性すらあり、案外悪くないファンディスクの作り方だと思う。まあ、本編がダウンロード販売でいつでも購入可能というのがこの作り方の前提条件となるだろうけどね。本作はその条件を満たしているだけに開発時から狙っていたのかもしれないと感じたわけです。また、内容面でも、本編をプレイした人にとっては寝取られとなる「ANOTHER WORLD」の「サトウとスドウ」が、本編を未プレイの人ならば進を主人公と認識しにくいために寝取られ感をほとんど感じることなく楽しめそうである。
村越先生の催眠学院
理枝の所属する陸上部から攻める村越は、部長の香野タカコを検査と思い込ませて弄んでいく。身体が弱く保健室の常連で生徒会に所属する芹沢夢子には身体が元気になるための治療行為として唾液や精液を飲ませ、処女も奪って精液を子宮で吸収させてしまう。村越を探る任務を帯びていた悦子は、調査の対象を催眠術ですり替えられて尻穴を舐めさせられたりフェラをさせられたりし、挙句の果てには村越の生殖能力を確かめるために危険日に膣内射精を求めて村越のモノを騎乗位で迎え入れてしまうすごい展開の連続だ。もちろん我らがヒーロー村越は彼女を正気に戻して絶望を与えてくれるぞ。
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このシナリオの見どころは最終目標の霧島さゆりを手に入れるための村越ゲームだろうか。村越の出すクイズ問題に間違えてしまうと人生を破滅させられる罰ゲームが待っているというものだ。催眠術で支配されている状態で正しい回答ができるかどうかを考えれば彼女の運命がどうなるかなんて予想できるんだけど、催眠術にかけられていたのか(笑)、それとも話に引き込まれていたのか。さゆりに出された問題を見るまで自分は気付かなかった。さゆりが村越の手に落ちたあとは、村越の催眠下でただ2人正気を保っているさゆりとまなみがどうなるのかが描かれる。まなみは心が折れてしまうが、さゆりはエンディングでもまだある程度正気を保って堕ちきらないでいる。これは気の強い女性を凌辱調教するストーリーが好みの人には嬉しい展開だろう。
ただ、催眠術の王様の村越ゆえに(?)かなり無敵モード的に話が進んでいく。催眠ものの直球ど真ん中の路線を狙った作品のファンディスクであるため、ある程度予想はしていたが、そのやや斜め上を行く無敵さだった。爽快感を楽しめる人とやり過ぎという印象を受ける人に分かれそうな気もするかな。自分はエロくてイケイケでテンポがよかったと感じたため、かなりかなり楽しめたのでお薦めは☆☆☆☆にしておきます。ただ、進の通っている学園なのに、仲間(もしくは弟子)というべき進がまったく登場しない不自然さだけはかなり気になってしまった。進は高瀬家あたりに籠もって楽しんでいたんだろうか?(笑)
葉子の生活
葉子を婚約者の遠峰誠と結婚させて、誠の目の前で葉子を弄ぼうというのがこのシナリオ。葉子を抱けるのは進だけという催眠が掛かっている寝取りシチュエーションというわけだ。新婚の旦那に手伝わせて処女を奪うという背徳感が引き立つ。進に抱かれる新妻を心配する誠という非現実的な展開が魅力だね。葉子の手料理を「あーん」と食べさせてもらう進に対してカップ麺での食事となる旦那の誠。寝取り願望のある人にはたまらない話だといえるだろう。妻を妊娠させられるために生理周期を夫が記録を取っているというのはかなりぶっ飛んでいるんじゃないかと。ただ、姉を慕っている理枝が冒頭でちょっと出ているだけというのがやや不自然な気がしてしまった。理枝を誠にあてがっての絡みを見たかった気がするので個人的には少々残念。
サトウとスドウ
催眠術なんかなくてもこいつらなら暴力的に高瀬家母娘を凌辱しちゃうだろう、とか思っただけに個人的にはどう味付けをしていくのか期待していたストーリーですね。志乃さんがサトウとスドウを「進の友達じゃない」と断言したりしているのがイイ感じだ。催眠術で操られるときの反動というのを考えれば最初は嫌悪していたほうが凌辱シーンで燃えるっしょ。わかっている演出でうまいな〜。2人にオシオキをする志乃と則子は、催眠術に掛かっていてオシオキをしているつもりが逆に犯られちゃうという展開で……。事前の予想をはるかに超えていた。催眠術に掛かっていた母娘を期待通り途中で正気に戻してくれるのもナイスだね。寝取られ展開だから受け付けられない人もいるだろうけれど、シチュエーションの異常さは催眠ものならではといった感じはするかな。
三角関係
転校してきたゆうきが進に対して取る行動に理枝がハラハラさせられるという三角関係を描いた新規シナリオだ。実は理枝には「ゆうきが求めているものが欲しくなる」という暗示が掛かっているのだった。ゆうきが進に積極的な行動に出れば出るほど、心が追い詰められていく理枝。その葛藤が楽しめるシナリオといえるだろう。嫉妬が理枝を積極的な行動へと駆り立てていく様が見どころといえる。理枝が処女を自ら捧げるほど追い詰められるのが本編をプレイした人にはサプライズ的な材料になるんじゃないかな?
相談役
志乃さんをモノにしたあと、ピアノ教室の生徒を相手に催眠術を使っていったら……というシナリオだ。催眠術を施された生徒たちが進にセクハラ凌辱を受けていく。鴻池弓子には進は全幅の信頼を置ける存在と認識させ、その信頼を裏切って処女を奪う鬼畜さがたまらない。もう片方のヒロインである保坂ゆきこは、催眠術で身体の自由を奪われて進に弄ばれる。本編での理枝のように正常な意識がある状態で犯されていく。進に殺してやるとまで言っていたゆきこがスイッチで進を大好きに変えられてしまうのもイイ。
母との対話
勉強をがんばると「ご褒美」がもらえることになっている進。テストで良い点を取り、ご褒美として母とデートすることになった。自身を異性と認識させ、「ご褒美」という言葉を免罪符にして、母をM女へと堕としていくシナリオとなっている。もちろん行き着く先は妊娠だ。でも話が短いので、このシナリオを目的の人は判断が微妙かもしれませんね。このエピソードはスカトロ率がかなり高いのに驚かされた感じ。5シーン中3シーンがスカトロという高密度なので、プレイヤーを選ぶ可能性があるかもしれません。
主婦の午後
サービス的なおまけシナリオとなるこのエピソードは、ほかをすべてクリアすると「ANOTHER WORLD」にシナリオが追加される。なんと、『相姦遊戯−母・あおい編−』に登場した鹿島あおいがヒロインの話を楽しめる。見かけた人妻が気になり訪問販売を装って近付いていく村越が活躍する。野菜で責めたり、ドレッシングを味わわせたりして、種付けサービスも提供しちゃうぞ。
ゲームシステムは必要な機能がほとんど実装されているので快適だ。メッセージの下にあるボタンを右クリックすれば、そのボタンに割り当てる機能すらカスタマイズできるからね。完全にお好みなものへと調整が可能だ。ボリューム面をチェックすると、CGモード枠は53個で回想シーンは48種類だ。テキスト量も多いしコストパフォーマンスはかなり良好なほうだろう。パッケージの初回特典版とダウンロードのキャララ!!.CC版はファンブックが付属している。描き下ろしのイラストもあるので、好みのキャラの描き下ろしがあると嬉しいことでしょう。個人的にはインタビューページの佐和&志乃のメイド姿の描き下ろしがヒットでした。
ダウンロード版の初回特典は、『催眠術2』ではPDFだったけれど、今回はJPEG(200dpi)に変わっているので、Adobe Readerがインストールされていなくても表示できる。何もインストールせずとも見られる環境は確実に増えていることでしょう。ただし、画像なのでPDFならば可能なキーワード検索などの便利な機能が活用できないのはやや残念な気はする。おそらくはPDFファイルを見られないという問い合わせが多かったんじゃないのかな?
ちなみに本作はアクティベーション(ネット認証)が必要な作品でしたが、認証IDを入力してボタンを押すだけの数秒で通過できます。ダウンロード販売の作品の認証と何も変わらないので、この部分でつまずくことはないんじゃないかな? システム的には認証で問題が起こることはなさそうです。あっ、普段はセキュリティ優先でLANケーブルを抜いていてネットにつなぐときだけケーブルをつなぐという人は、ケーブルをつなぎ忘れて認証を行なうとタイムアウト待ちで少々時間がかなり掛かるかもしれません。
作品全体の印象としては、ユーザーからファンディスクに期待されていた方向性をまとめるのに苦労したのだろうなぁ〜、と思ってしまった。メインに据えている「村越先生の催眠学院」はおそらく村越主役を期待した声がかなり大きくメインにしたものの、寝取られは勘弁という意見の多さで新キャラをメインとしたシナリオになったのではないかと推測できる。このメインとなっているシナリオへの印象が作品全体へ与えるイメージが大きくわけで、村越の活躍を期待するとか新キャラを催眠凌辱したいという願望の大きさが満足度にかなり影響してくることだろう。「ANOTHER WORLD」のほうは「本編でこういう展開があったらよかったのに」というのと方向性が一致しているかどうかが大きいと思う。気になるシチュエーションが用意されているものとどれだけ一致するかがポイントとなるんじゃないかな。自分的には村越の大活躍が期待以上で楽しめたし、三角関係と相談役がツボにはまったので高評価って感じだけど、期待しているのとは全然違う方向だったと感じる人もいそうですね。ファンディスクゆえに期待していたのと違った方向だったという人は大きな失望感を受けそうなので、おそらく両極端な評価が出てくると思います。じっくりと検討するためにレビューを見てまわっているという人は、そのあたりも考慮してレビューを読んでいくとよいかもしれません。
(by 天城螢)
変態で外道で狂った催眠ワールド、ノンストップ!!
催眠術によって身体の自由を奪ったり常識を狂わせた女のコたちを相手に、普通ではありえないHを楽しむ『催眠術』シリーズ。この『裏・催眠術2』は、昨年9月に発売された『催眠術2』のファンディスクで、メイン6+おまけ1つのシナリオで構成されている。その内容はすべて書き下ろしの新作だが、基本的に『催眠術2』の物語から派生した展開になっているので、キャラ設定や物語が始まるまでの状況は催眠術2の方で理解しておくことが前提というわけだ。
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シナリオの1つ『村越先生の催眠学院』は、シリーズの影の主役、BLACKRAINBOWブランドの看板キャラとも言える村越を主役にした物語。催眠術2でEDから回復した村越が、本作初登場となる女のコたちを相手に想像を絶する悪趣味な催眠凌辱を行うのだ。ゲーム途中では、何度かメインヒロインである霧島さゆりに視点変更が行われる。彼女は養護教員として学院にやってきた村越を直感で怪しいと見抜き警戒、その正体を調べるのだが……。
この視点変更により“村越vs霧島さゆり”の構図がプレイヤーに明確に提示されるわけだが、はっきり言ってこのシリーズにおける催眠術の力はあまりに強大。村越の正体に薄々気付いたシリーズ屈指の切れ者ヒロインが、常勝無敗の催眠術にどう対抗するのか!? という感じで盛り上がり……何の抵抗もできず他の女のコと同じように村越の餌食となってしまう。あれぇっ!? なんだか拍子抜けかも。
他の5つのシナリオ『ANOTHER WORLD』は、催眠術2の主人公、桜井進から見た物語。催眠術2の物語のいくつかの場面から「あの時もしこんな風な展開になったら」という別の可能性を描いたルートだ。ユーザーアンケートを参考にしたとのことで、本編では出番の少なかったキャラをもっと見てみたい、という方向性のものが多い。
こちらの主人公の進も村越に負けず外道で悪趣味、催眠術を使って女たちをオモチャにしまくる。唯一例外なのは「サトウとスドウ」シナリオで、村越が進をいじめていたサトウとスドウ側に力を貸したら……という展開。ちょっとした寝取られ的Hを楽しめるぞ。
システムは催眠術2と同じもので、セーブ可能箇所もたっぷりあるし、動作も快適。タイトル画面からウインドウ上部のクイックロードが選べないのが気になるが、続きから→クイックロードと選択するか、F8キーによるショートカットで問題ない。おまけモードで立ち絵が鑑賞できるのも嬉しい。催眠術2に登場したキャラも本作で新規に描かれた立ち絵が多いからね。ちなみに選択肢は一切なし。つまり攻略性もなし。最初から選べる6つのシナリオを読めば、『相姦遊戯』のキャラが登場するおまけシナリオが現れるぞ。
© BLACKRAINBOW
全体を通してプレイした感想としては、ファンディスクということで催眠術シリーズの特徴を先鋭化、行き過ぎと言えるほどの作りになっている。それが催眠術シリーズの特徴だと言われればそうなのだが、どんな性格の女のコもすべて自分に都合がいいように作り替えてしまう催眠術ゴリ押しな展開や、異常なHにこだわりすぎてスカトロなんて普通ですよ的な世界観には引いてしまう人も多いだろう。
個人的にはそのシュールさに笑えることはあっても、エロいとは思えなかった。あまりにディープ過ぎる……。まさに本当の意味での“ファンのための”ファンディスクと言ったろころか。並の性癖の人間など振り切って突っ走るBLACKRAINBOWの心意気には感服する。
ちなみにこの『裏・催眠術2』の限定パッケージ版は、特典として『催眠術2 FANBOOK』が付いている。原画やインタビューが掲載された豪華なものだ。ダウンロード版でも『キャララ!!.CC』で購入した場合、同ファンブックの各ページの画像データが特典として付いてくるぞ。
(by 葉柳)
新+外伝の6本の新たな催眠凌辱ストーリー
催眠凌辱モノとして高い評価を受けたBLACKRAINBOWの『催眠術2』。そのファンディスクとして新ストーリー+アナザーストーリーがこの作品で新たに語られる。催眠術を駆使する鬼畜医師・村越進太とその教えを受けた桜井進の新たな凌辱劇が始まる……。
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『催眠術2』のファンディスクということで短編シナリオが6本用意されている本作品。新ヒロインを迎えた完全新作が1本、前作のヒロインを新たな形で手にかける外伝が5本です。新作の方はヒロイン姉妹の説明的な導入から入り、堕とすまでの流れがうまく描かれています。村越の催眠術の使い方に注目してほしいですね。アナザーストーリーの方はあくまで別シチュエーションのHを楽しむということが目的とされていたためか、内容的にはいきなりHに突入という感じで長めのシーン回想を見ている印象を受けました。ただ、この方が前作を遊んでいない人もすんなりと楽しめると思います。全体を通じてHイベントの総数はかなりの数、シチュエーションになりますから、ファンディスクとは呼べないボリュームを誇っているお得作品だと感じました。
催眠術により相手を思うがままに操ってしまうというのが村越医師の得意技。今回もそれは健在で単に操ってHするだけではなく、催眠術でトンデモナイ授業を行ってしまったりとやりたい放題しちゃってます。制服を脱がせた授業やバイブをつけたままのバスケなどただの凌辱モノではお目にかかれないシチュエーションでHが楽しめるのが売りでしょうね。アナザーストーリーも含め、ありえない状況でHが行われるというのが最大の特徴だと思います。やってることは超鬼畜なのに操っていることでさほど痛々しくないのもポイントかな。ダークすぎると引いちゃう人もいると思いますが、本作の場合はそういうことはないでしょうからね。
逆に少しHが明るすぎるという点は凌辱一直線を求める人にとっては少々物足りないかもですね。花嫁寝取り話なんかにしても、催眠術で和姦Hになってしまっている分、鬼畜色は多少落ちてしまっていた印象は受けました。サトウとスドウの話はその辺りはうまくカバーされている部分もあって個人的には一番満足できましたが、それ以外の短編は少々残念だったかもしれません。まあ、ファンディスクということを考えれば十分すぎる作品かもしれませんが。
(by RYO)
催眠シリーズの魅力濃縮ファンディスク
本作は『催眠術2』のファンディスクで、大きく分けて2つのパートで構成されている。本編のヒロインたちが再登場する「ANOTHER WORLD」と、村越進太と新キャラが織りなす催眠凌辱ストーリー「村越先生の催眠学院」だ。村越シナリオは本編を知らなくても楽しめる構成だが、「ANOTHER WORLD」は本編ありきで作られているので、本作が単体で動くからといって、本編未プレイのまま遊ぶと面白さ半減だ。『催眠術』とは直接内容がリンクしてないので、初代まで買い戻らなくても大丈夫だが、前作の『催眠術2』は必須と言えるっしょ。
さて、メーカーのHP情報では5話構成と報じられている「ANOTHER WORLD」だが、じつは全シナリオをクリアすると6話目が追加されるので、ボリューム的にはかなり満足度の高いパッケージに仕上がっている。差分なしのCG53枚、回想48シーンという構成は、ファンディスクとしては破格のボリュームだね! カットイン画像やCG差分も多いので、一般的なミドルプライスのAVGと比較しても見劣る部分はない。しかし、ファンディスクという性質上、ゲーム性を排除した作りになっているので、本編プレイ中に選択肢にお目にかかることはない。どのストーリーを読むかクリックするだけなので、「ファンディスクといえどゲーム性が欲しい!」という人は注意が必要だ。
©BLACKRAINBOW
本作の注目ポイントは、ユーザーから寄せられた希望・要望を反映させ、催眠凌辱シーンを描いていること。世の中の催眠凌辱ファンたちが、どのようなHのリクエストをしたのか興味津々! で、ふたを開けてみたら、意外や意外、放尿・浣腸・脱糞プレイといったスカトロ系が充実していた(笑)。個人的には浣腸・脱糞系はあまり得意じゃないけど、今回プレイして「尻舐め」属性が新たに目覚めたかも……。女のコにアナルの芳ばしい匂いを嗅がせ、指と舌でほじってもらう尻舐めはかなり萌えたッス。催眠状態にかかってる女のコじゃなければ、排便後、紙で拭いてないアナルを舐めてくれるワケがない! スカトロ属性のない自分は、ウンチ付きアナルを舐めさせる発想がなかったので目からウロコでござった。
非現実的なシチュエーションこそ催眠凌辱の醍醐味だが、ウンチ付き尻穴舐めはまだまだ序の口。新妻を夫の前で孕ませたり、母親と中出しHを楽しみ孕ませたりと、後先考えない暴走プレイが盛りだくさん。学園全体を支配してしまう「村越先生の催眠学院」は、もう妊娠ハーレム祭りのようなスゴイ展開になるので、孕ませフェチな人はかなりテンション上がると思うよ。催眠を施せばいつでもヒロインを服従させられるのに、あえて自我を残したまま犯し続ける村越の鬼畜ぶりに脱帽したですヨ。ヒロインの目の前で母親を孕ませる三者面談の極悪度は、歴代催眠凌辱シチュエーションの中でも1〜2を争うんじゃないかな? というワケで、ややスカトロ系の催眠凌辱は好みが分かれるかもしれないけど、情け無用の孕ませ調教は健在というか益々パワーアップ! シリーズならではの、えげつない催眠凌辱がギッシリ詰まった作品なので、女のコの自我を崩壊させ、意のままに弄びたい人に是非。キャララ!!.CCの限定DL版にはファンブックも付いてくるので、予算がある人にはこちらをオススメしまちゅ。
(by イ・ヤン提督)