催眠術2
BLACKRAINBOW | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
ダウンロード版:8000円(税込) パッケージ版:8800円(税別) | 1Play6時間 | 属性:催眠、近親相姦、寝取り、寝取られ、処女、孕ませ |
難易度:7 | 2007/9/28発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
催眠術を使った異常なシチュエーションが満載!
他人の様子を窺い波風立てずに生きていた主人公の桜井進。家では女手ひとつで自分を育ててくれている母・佐和の顔色を窺い、学園ではいじめっ子のサトウとスドウにパシリとして使われていた。安心できるのは叔母・高瀬志乃さんと従妹の則子ちゃんと過ごす高瀬家での夕食のひとときだけだった。だが、主人公の住むマンションに大学病院の教授である村越進太が引っ越してきたことでその運命は大きく変化していくことになる。いじめっ子に追い込まれていた進を催眠術で助け、いじめっ子たちに進をボスと認識させた村越教授は、催眠術を進に伝授する。村越教授から教わった催眠術を使い、進は身近な女性たちに催眠術を掛けてその身体と精神を弄んでいくのだった。異常なシチュエーションを作り出し、その興奮で恩人である村越教授のEDを治すために……。
© BLACKRAINBOW
催眠シリーズの前作『催眠学園』から約4年ほどシリーズにはブランクがあり、催眠ファンは待ち遠しかったんじゃないかと思うシリーズ最新作の本作『催眠術2』。BLACKRAINBOWが満を持して送り出した催眠シリーズ最新作は、ヒロインたちに常識をすり替えて異常なことを普通のことだと思い込ませたり、本人の意志を無視して強制的に身体を操ったりする催眠モノならではのステキなシチュエーションの数々を堪能できる鬼畜街道まっしぐらな作りだ。「やっぱりそうなるのか!?」と期待を裏切らないシーン展開が待っている催眠モノど真ん中の王道的な直球勝負で作られている。催眠モノばかりを好んでプレイしている人にとっては多少物足りなさを感じるシーンもあるかもしれないが、多くの人にはかなり堪能できる仕上がりとなっていると思う。個人的には、声優さんのしゃべる異常なセリフを音声で聞けるだけでかなり楽しめるってもんだ。ツボにはまった音声を繰り返し再生するとプレイにかなり時間が掛かってしまうんだけどね。
最初に催眠術を施すことになる志乃さんは、ピアノを教えるという約束が催眠術で歪められてセックスのレッスンにすり替わるというもの。熱心な志乃さんは「妊娠をレッスンの目標にしましょうね」といとも簡単に口にするので驚愕だ(笑)。則子ちゃんの処女喪失と開発をサポートししたり、「ソープテクニック講習DVD」を買ってきて母娘で奉仕したり、本作の序盤では大活躍してくれる。則子ちゃんは性教育の一環として進と一緒にレッスンを受けることになるので母娘セットで話が進んでいく感じだ。「今日は妊娠しやすい日だったから、妊娠の練習も一緒にやってもらったの!」「まぁ、そうなの?うまく受精して、赤ちゃんができてるといいわね」なんて夕食での母娘の会話の異常さはGoodですね。終盤になってからも志乃さんは、姉であり主人公の母・佐和を煽るのに大活躍してくれる。残念なことに、則子ちゃんはCG枚数が一番少ない立場になっていた。
© BLACKRAINBOW
葉子さんは婚約者を進に紹介したことで、嫉妬に狂った進に催眠術を掛けられ、催眠状態で身体を弄ばれた上に婚約者への愛情を進への愛情にすり替えられてしまう。そしてラブラブな恋人同士のようになる。理枝は姉の様子がおかしいことに気付き、その原因となる進を問い詰めようとするが、すでに葉子さんが進の代わりに理枝に催眠術をかけていたために進の手に落ち、意識を残したまま強制的に身体を操られて進に奉仕するようになっていく。嫌悪して罵倒しつつも身体は進のために動いてしまうさま、特に処女喪失シーンがいかにも催眠術の活用という感じでイイね。最後の最後まで完全には堕ちずに抵抗する生意気娘は結構珍しい存在じゃないだろうか?
そして母・佐和は催眠術で志乃さんの言葉は全て正論だと思わされただけで、主人公に迫ってくるのは佐和自身の意志というナイスなストーリー展開で背徳感をより一層高める設定になっている。この設定は最後まで変わらなかったガチ設定だ。サブキャラ的存在ながら重要な役割を果たすゆうきは、おまけシナリオのEXTRAのほうで活躍してくれるだけでなく、本編では主人公に己の行ないを反省させて催眠術の師である村越教授と対決するためのフラグに関わる重要人物だ。ほかにもサブキャラが参加しての乱交シーンもあるし、EXTRAでは村越教授がイカレたぶっ飛びシチュエーションを魅せてくれる。
直接催眠術を施していくという本作の設定のために、ヒロインたちが近親者やご近所さんとなっているのも特徴のひとつかな。近親者というのは対象として受け付けることができないという人もいるだろうから万人向けのウリとはいえない部分だけどね。よって、製品のセールスポイントとしては異常なシチュエーションの数々が最大の魅力となる。シチュエーションが多くても整合性がなければ萎えるかもしれないが、本作はそのようなことはほとんどなかった。うまくまとめてあるなと感心させられたのは志乃さんを選んだルートでの催眠発表会だろうか。進のセックスの練習の成果を発表ということで、導入部の設定を活かして締めていた。志乃さんのピアノ教室の教え子たちから処女ばかりを選んで、進とEDから甦った村越教授で処女を散らしていくのはなかなか壮観だ。
さて、好き嫌いがはっきりと分かれる寝取られの部分だけど、本作ではそもそも主人公の進が恩返しで村越教授のEDを治そうとしているというのが微妙な案配となっている。村越教授のEDが治ったときに、恩師と一緒に調教してきたヒロインたちをさらに異常なシチュエーションで凌辱していくという展開が基本部分にあるので、寝取られ感はあまりなく、むしろ心強い仲間が増えて「さらに大きなことをやってやるぜ〜」みたいな感じになっている。完全に寝取られとなるのは、母の佐和に掛けていた催眠術を解除したり、師弟対決で敗北したときに佐和が村越教授の手に落ちることぐらいかな。
システム面は必要な機能がひと通り揃っているし、画面下部にはよく使う機能のボタンがあるので使いやすい作りとなっている。進行状況一覧を押すとその時点でのキャラ別行為進行度と進の鬼畜度が表示されるのでコンプリートを目指す人には便利だと思う。ただ、環境設定などから右クリックで戻ってこれない点にはちょっと不便を感じたかも。演出面では中出しの射精時にシルエットっぽく精液が一瞬表示されてエロさを醸し出す工夫がされているのがいいね〜。CGモードの枠は高瀬志乃が22枠、高瀬則子が12枠、笠谷葉子が15枠、笠谷理枝が19枠、桜井佐和が30枠、その他が14枠となっている。回想のほうは高瀬志乃が11種類、高瀬則子が8種類、笠谷葉子が11種類、笠谷理枝が15種類、桜井佐和が19種類、その他が2種類だった。ボリュームは十分にあると思うので、あとは異常なシチュエーションが好みに合うかどうかだろう。
本作のマニュアルについてもコメントしておくべきだと思うのでここで述べておく。パッケージ版のマニュアルは全ページカラーで作られているという贅沢品だったりする。ダウンロード版のマニュアルもPDFファイルになっており、基本的に美味しい書き下ろしなどのCGがパッケージ版のマニュアル同様に見られるようになっているという配慮がなされている。若干レイアウトが異なってはいるが、それはファイルサイズや説明に必要な文字量の関係によるものだ。DL版はテキストでシンプルなマニュアルというのが多い中で、PDFでパッケージ版同等のマニュアルを用意しているというのは昨今のDL版マニュアルの平均からすればかなり気合いが入っているほうだといえるだろう。
催眠モノが好きな人にはぜひプレイしてもらいたい作品ですね。個人的には『催眠学園』以来の良作な催眠モノ作品でありました。師である村越教授との対決が意外な感じだったんだけど、まさか殺ってしまうとはオドオドしているイメージだった主人公の進は思い切ったことをやったなぁ〜と思うと共に、催眠シリーズで活躍していた村越を消してしまうとはストーリー面でも驚かされました。まあ、パラレルワールド的なものだから次回作でまた復活するのかもしれないけど、弟子に討たれた村越教授の散り際のセリフが強く印象に残った感じですね。ただ、ちょっと気になったのはダウンロード版が2007-10-10までの限定販売だったということ。ダウンロード版の販売期間を制限するのは販売側も購入側もメリットがないはずなんだけど。買いたくなったときに24時間いつでも買えるというオンライン販売が期間限定というのには少々疑問を感じた。まあ、通販サイトを見た感じではDL版の販売期間がパッケージ版の二次ロットが出るまでにぴったり合っていたから、初版を買い損ねた人への救済がDL版だったのかな? 個人的にはDL版は継続的に売ってほしいとは思うんだけど、おそらくいろいろ流通関係で複雑な事情があるのでしょうか。将来的な改善に期待です。お薦めは☆☆☆☆+といったところかな。則子ちゃんがなぜかほかのキャラに比べてCG・回想が少ないというアンバランスさが気になってしまい最高値はつけられなかった。則子ちゃんを目当てに買う人もいるだろうしね。
※いったんは販売が終了となったダウンロード版だが、11月2日に販売再開となった。販売サイトも増えているので、パッケージ版を扱っているショップが近場にない人には朗報かもしれない。
ここから先は後始末エンディングを見ての勝手な妄想なんだけど。なんというか、エンディングの後始末の展開は表面的な記憶面だけ都合をつけてのEXTRAその1へ続いているわけだけど、主人公の進は危険日に中出ししまくっていたわけで。これって、ある日突然つわりとかから記憶が戻って、気付いた志乃さんや則子ちゃんたちが主人公を捜索する展開が待っていそうなんですが……。記憶が戻らなくても孕んでしまったら隠しようがないわけだしねぇ。これってもしや、ファンディスク向けの伏線だとか? って、ファンディスクが出るのかどうかわからないんだけどね。ちょっとファンディスクに期待してしまっている自分。はっ、もしやこれって催眠術に掛けられているのか!?
攻略
エンディング数が多く、ある程度調教が進んだところでターゲットを変更してしまうので、佐和や高瀬家母娘のエンディングへの入り方が少々わかりにくい作りになっている。また、CGは共通でテキスト違いのイベントもあるため、先にCGモードが全て埋まった場合には回想モードの漏れを回収するのに苦労させられるかもしれない。CGモードでは則子のところに枠があるのに回想はその他に登録されるというような不整合が一部にあるから、CGと回想をコンプリートしようとすると思いのほか大変だ。
チャートのほうは併記してある選択肢は左側を選んで次の選択肢が出現するまでプレイして選択肢が出たらロードして右側のを選んでもらいたい。やっかいな条件で分岐しているので、くれぐれもミスらないようにプレイしてほしい。ちょっとしたミスで漏れが出てしまう作りなので慎重にプレイするように心掛けてもらいたいかな。
志乃さんの胸は… |
特にその胸が |
500円のでいいや |
うち勝ちがたい誘惑がある |
☆セーブ1 |
別に予定があると言う |
母さん疲れてる? |
志乃さんと |
射精する/我慢する |
志乃さんと |
キーワードを言う |
志乃さんと |
処女をもらえて最高だ |
☆セーブ2 |
母娘をボクのモノに |
別に予定があると言う |
してあげる |
最高の気分だ! |
セックスをする |
【Bad End:再婚】 |
☆セーブ2から |
レッスンは最後まで |
一緒に遊ぶ約束をする |
やめておく |
最高の気分だ! |
やめておく |
セックスをする |
母さんが欲しい |
そんな暇は無い |
☆セーブ3 |
母さんと二人きりで |
志乃さんに挿入する |
志乃さんに出す |
☆セーブ4(↑を選択直後にセーブ) |
だから…… |
☆セーブ5 |
葉子さんを |
☆セーブ6 |
このまま此処で |
【Epilogue:親子三人(葉子)】 |
☆セーブ5から |
理枝を |
このまま此処で |
【Epilogue:学生妊婦(理枝)】 |
☆セーブ6から |
高瀬家の二人を |
☆セーブ7 |
志乃さんを |
【Epilogue:初めてのひと(志乃)】 |
☆セーブ7から |
則子ちゃんを |
【Epilogue:催眠結婚式(則子)】 |
☆セーブ7から |
選んでもらう |
【Epilogue:最愛のひと(佐和)】 |
☆セーブ3から |
志乃さんと三人で |
母さんに挿入する |
母さんに出す |
《次の選択肢出現までを回収》 |
☆セーブ1から |
一緒に遊ぶ約束をする |
母さん疲れてる? |
則子ちゃんと |
処女をもらえて最高だ |
則子ちゃんと |
キーワードを言う |
則子ちゃんと |
則子ちゃんと |
我慢する |
やめておく |
最高の気分だ! |
してあげる/やめておく |
セックスをする |
母さんが欲しい |
ゆうきと遊ぶ |
母さんと二人きりで |
☆セーブ8 |
サトウとスドウ |
【Bad End:隷属】 |
☆セーブ8から |
笠谷葉子 |
笠谷葉子 |
笠谷葉子 |
笠谷葉子 |
【Epilogue:後始末(ゆうき?)】 |
※すべてのEpilogueを見ておくこと |
☆セーブ4から |
だけど… |
【Epilogue:全てをこの手に】 |
母さんの眼鏡は… |
特に髪の毛が |
1000円のにしよう |
少しばかりためらいがある |
別に予定があると言う |
母さん疲れてる? |
則子ちゃんと |
少し可哀相な気もする |
志乃さんと |
我慢する |
キーワードを言う |
則子ちゃんと |
志乃さんと |
☆セーブ9 |
母娘をボクのモノに |
《次の選択肢までプレイ》 |
☆セーブ9から |
レッスンは最後まで |
則子ちゃんと |
レッスンは最後まで |
則子ちゃんと |
別に予定があると言う |
やめておく |
何か申し訳ない |
やめておく |
デートをする |
【Bad End:置き土産】 |
(by 天城螢)