こなゆき ふるり 〜柚子原町カーリング部〜
ブルームハンドル | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
8800円(税別) | 1Play5時間 | 属性:お姉さま、ツンデレ、処女、純愛 |
難易度:3 | 2008/3/28発売 | オススメ:☆☆☆☆(萌え) |
町おこしのために徴集されたチームは活躍できるのか!?
期待していた作品だったけれど、コンプリートするのがだいぶ遅くなってしまいました。優先すべき仕事などがありましたからねぇ。目の前にゲームのDVD-ROMや特製ビジュアル設定集があるのにプレイできないというのは案外きつかったです(苦笑)。
これといった観光名所も特産品もない小さな町に住む主人公は、ある日カーリングチームの監督に指名されてしまった。スケートのクラブに通っていたのと暇だろうという理由だけで。なんでも注目を浴びつつある隣町の女子カーリングチームに対抗して町おこしをすることになったのだという。面倒ごとを避けようとした主人公の哲弥だが小遣いアップなどの裏取引に釣られて引き受けることになる。翌日、主人公が目にしたチームのメンバーは、町で美人と評判の小雪、朋美、麻美の3人だった。いずれも裏取引や親の命で参加することになっただけで、ルールすら知らないとんでもないチームの出来上がりだ。この急ごしらえのチームを監督し、強豪である隣町の菖蒲ヶ丘チームに戦いを挑んでいくことに……。
© ブルームハンドル
菖蒲ヶ丘チームのリーダーである咲と小雪の対立がエスカレートし、勢いからカーリングで勝負をすること急展開が待ち受けている。勝負に負けたほうはチームを解散するという条件での勝負だが、柚小原町にはカーリング経験者は朋美1人だけ。その上、小雪は受験勉強に忙しく、朋美は実家の手伝い、麻美は牧場の牛の世話でなかなか練習ができず、試合まではわずか2週間しかないという大ピンチな状態が物語の序盤から待ち受けているわけだ。圧倒的な実力の差を見せつけられて敗北し、チームは解散して町おこしも別のものになる。
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実質的な本編は、カーリングのチームを再結成しようと主人公が動き始めてからといった感じだ。消極的なメンバーを説得して、公式戦へ出場するために学生会長の伊織とクラスメイトの冴子を引き込んで新生チームを作り上げていく青春ストーリーだね。ずぼらで無責任な(?)町内会の面々が応援団もどきを結成してくれるのは共通だが、その方向がカーリングに進むとは限らない。チームを三度結成して戦っていく朋美・咲シナリオはサブタイトルの通りだが、小雪・冴子シナリオではフィギアスケートへ挑戦するし、麻美・伊織シナリオは牧場経営の改善だ。主人公たちを支えるまわりの人たちの描き方は『秋のうららの〜あかね色商店街〜』同様で、ストーリーにいい味を出している。
本作のストーリーの大筋は再結成したカーリングチームの公式戦出場までは共通だが、その後は小雪&冴子、麻美&伊織、朋美&咲の3つに分かれている。メインヒロインそれぞれに対となる1人のサブヒロインが関わってくるという構成だ。ヒロインたちもクラスメイトの冴子以外はみんな年上のお姉さまというのが本作の大きな特徴かもしれない。でも、ヒロインとサブヒロインのシーン数の差がこの程度ならばもうちょっと頑張って同等の扱いにしてほしかったかも?
ゲームのシステム面は整備されていて一通り便利な機能が揃っていて快適なプレイができると思う。ただ、クイックセーブ機能の実装方法は少々いただけないけどね。クイックセーブではセーブデータの1ページ目の1番を使うので、重要なセーブデータを消されてしまった……。ユーザーマニュアルにもそのような注意書きはなかったので、なぜ最初のセーブデータがコロコロと変わってしまうのかしばらく気付かずに戸惑わされた。クイックセーブと通常のセーブでスロットを共有するならば、せめて最終ページのセーブスロットを利用してもらいたい気がする。プレイヤーは先頭のページから使っていくわけだし、システムが最初に表示するページのスロットを使う必要性はないんじゃないのかなぁ?
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CGモードは小雪:20、麻美:16、朋美:16、冴子:8、伊織:7、咲:5、その他:8の計80で、回想は小雪:3、麻美:3、朋美:3、冴子:1、伊織:1、咲:1、その他:1の計13種類となっている。フルプライスのゲームとしてはやや控え目な感じだといえる。引き込まれるようなストーリーのおかげで、プレイ中はもっとボリュームがあると感じていただけに実際のCG枚数が思ったよりも少なくて驚かされた。シーン数の少なさはやや残念ではあったけど、ストーリーは『秋のうららの〜あかね色商店街〜』と比べてだいぶクォリティがアップしているという印象だね。
『秋のうららの〜あかね色商店街〜』が楽しめたならば本作もきっと楽しめるはずだ。『波の間に間に』は秋の直前だから一応夏のようなので、夏⇒秋⇒冬と来たから、次回作は春が舞台だったりするのだろうか? もしそうならば『春夏秋冬BOX』のようなものなんかも出てきたりするとか!? まあ、そういった今後の予想はともかくとして。個人的には酔った朋美さんが(ある意味ベタだけど)面白かった。熱血モードのスイッチが入っちゃった朋美も普段とのギャップがすごくて萌えますね〜。お薦めは☆☆☆☆+ぐらいかな。でも、これは非常に重要なんだけど自分はぺこさんの描くキャラが大好き。登場キャラが非常に魅力的に感じているため、お薦めに+0.5〜1ほどの修正が無意識に入っている可能性を一応考えていただければと思うなり。
攻略
ストーリーはヒロインとサブヒロインで2人をセットにして進んでいくため、メインヒロインの3人それぞれを優先する選択を選んでおけば中盤で各ヒロイン別にルートが3つに分かれていく。その後はヒロイン寄りの選択肢を選ぶとヒロインのエンディングへ、サブヒロイン寄りの選択肢を選ぶとサブヒロインのエンディングへ進む。中盤の分岐判断ポイントでどのヒロインの条件も満たさないでいた場合は、小春と朋美と咲に襲われる(?)エンディングが待っている。
小雪に意見を求める |
なかなかいいんじゃないかな |
☆セーブ1 |
小雪と話をする |
冴子をおさえる |
咲さんに会えて良かったです |
小雪と話したい |
朋美さんの素敵なスマイルをください |
い、いただきます |
俺も覚えてるよ |
小雪が必要なんだ |
美味いっ! |
このまま終わるのはイヤなんです |
見ちゃえ! |
もちろん戻るよ |
明日は頑張りましょう |
明日は期待してますから |
朋美さんのおかげです |
……ありがとうな |
☆セーブ2 |
小雪……です |
気にするなって |
小雪のを引きたいな |
別に恥をかいたっていいじゃないか |
小雪を誘う |
小雪のためです |
【小雪 TRUE END】 |
☆セーブ2から |
冴子が…… |
気にするなって |
冴子のを引けますように |
別に恥をかいたっていいじゃないか |
冴子を誘う |
冴子のためです |
【冴子 TRUE END】 |
朋美に意見を求める |
それいいっすね! |
朋美さんと話をする |
冴子をおさえる |
咲さんに会えて良かったです |
朋美さんと話したい |
朋美さんの素敵なスマイルをください |
い、いただきます |
俺も覚えてるよ |
小雪が必要なんだ |
美味いっ! |
このまま終わるのはイヤなんです |
見ちゃえ! |
もちろん戻るよ |
明日は頑張りましょう |
明日は期待してますから |
朋美さんのおかげです |
……ありがとうな |
朋美さん……かな |
咲さんだってわかってますよ |
☆セーブ3 |
朋美さんを恨んでるんですね? |
完全にストーカーですね |
朋美さんを止める |
完璧にストーカーですね |
【朋美 TRUE END】 |
☆セーブ3から |
朋美さんのことが好きなんですね? |
よっぽど朋美さんのことが好きなんですね |
朋美さんを止める |
本当に朋美さんのことが好きなんですね…… |
【咲&朋美 TRUE END】 |
麻美に意見を求める |
言い得て妙! |
麻美さんと話をする |
伊織をなだめる |
咲さんに会えて良かったです |
麻美さんと話したい |
朋美さんの素敵なスマイルをください |
い、いただきます |
俺も覚えてるよ |
小雪が必要なんだ |
美味いっ! |
このまま終わるのはイヤなんです |
見ちゃえ! |
もちろん戻るよ |
明日は頑張りましょう |
明日は期待してますから |
朋美さんのおかげです |
……ありがとうな |
☆セーブ4 |
……麻美さん |
麻美さんのことが気になって |
否定する |
麻美に声をかける |
やっぱり麻美さんに訊く |
会長の気持ちは伝わりますよ |
カーリングをやりましょう |
麻美を信じる |
【麻美 TRUE END】 |
☆セーブ4から |
か、会長です |
麻美さんのことが気になって |
曖昧にごまかす |
伊織に声をかける |
会長に訊いてみる |
会長の気持ちは伝わりますよ |
カーリングをやりましょう |
キャバクラに社会見学 |
【伊織 TRUE END】 |
☆セーブ1から |
麻美さんと話をする |
冴子をおさえる |
咲さんに会えて良かったです |
朋美さんと話したい |
朋美さんの素敵なスマイルをください |
い、いただきます |
俺も覚えてるよ |
小雪が必要なんだ |
美味いっ! |
このまま終わるのはイヤなんです |
見ちゃえ! |
もちろん戻るよ |
明日は頑張りましょう |
明日は期待してますから |
朋美さんのおかげです |
……ありがとうな |
か、会長です |
【ハーレム(?)END】 |
(by 天城螢)