催眠学園DVD with催眠術

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往年の名作をお手頃価格で遊べるチャンス

©BLACKRAINBOW

学園中の多くの人から嫌われ、教師にまでイジメられている村越進太。そんな彼の唯一の親友ともいうべきメル友「Mr.K」と痴漢の話題で盛り上がったことから彼の生活は一変する。絶好の痴漢スポットといわれ、それを信じて痴漢をしようとした女子校生は気が強くて痴漢を許さないタイプの娘。村越よりも先に痴漢をした親父がつるし上げられ、危うく難を逃れた彼は、その晩のチャットでMr.Kに文句をいうのだった。お詫びとしてMr.Kから送られてきた荷物は、なんと彼の発明品である「催眠導入機」。これを使うとどんな相手でも瞬時に催眠術で支配できてしまうという恐るべき装置であった。これを手にした村越は、歪んだ異常な欲望を満たすために使用していく……。

本作は2006年6月30日に発売された、『催眠学園DVD with 催眠術』のDL版だ。『催眠学園』が世に出たのが2003年5月16日なので、実質的には5年ほど昔の作品なんだよね〜。さすがに古さは隠せんだろ、と思ってプレイしたのだが…。まったく古さを感じさせない完成度に、正直驚いたッス。解像度が640×480という部分は前時代的ではあるが、原画のクオリティ、シナリオ、ゲームバランスなど、総合的にダメという部分が少ない。強いていうなら、日付変更時にメッセージスキップが強制解除されてしまうので、さくさくプレイがしにくい部分ぐらいだろうか？　あと、昨今のゲームに比べるとCG制覇が難しいので、今の基準で見るとマイナスポイントといえるかもしれない。

©BLACKRAINBOW

催眠陵辱というカテゴリーをメジャーにした作品だけに、Ｈシーンの出来映えはかなり良い。相手を完全に支配し、好き勝手に陵辱する無茶系Ｈもあれば、相手の意識をそのままに身体だけコントロールする、屈辱的な催眠陵辱を施せるのもミソ。一方的に相手を支配するだけじゃ退屈しちゃうけど、相手に逆らう余地を与えるのが加虐心をそそるんだよね〜。また、最近では孕ませエンドは珍しくはないが、当時ではあまり多くなかった孕ませエンドを多用してるあたりもニクイね。個人的には、旦那の目の前で妻と娘に中出しし、家族公認の受胎プレイを行う強引な展開が超お気に入り。「そういうオチにしますか！」という、パンチのきいた結末が多いので、シナリオを重視する人も満足できると思うよ。2003年当時「こりゃ名作だ」と思ったが、今現在プレイしても同じ感想を抱けたので、催眠陵辱ファンには鉄板ゲーとしてオススメしたいね。

オマケで収録されてる『催眠術』は、2001年12月21日に発売されたソフトで、こちらは正直古さを感じちゃうね。とくに絵のタッチが時代を感じさせるので、今どきの萌え系ヒロインをオカズにしてきた若旦那衆には厳しいかもしれない。しかし、『催眠学園』の主人公・村越が、プレイヤーのお気に入りキャラを寝取るお邪魔キャラとして大活躍するので、催眠シリーズのファンならシナリオを一読しておく価値はあると思う。催眠陵辱の手法は今でも通用するエロいアイデア満載で、この陵辱パターンってあのシリーズで見たかも…みたいな発見もあるしね。

総論としては、『催眠学園』をプレイしたことがない人には、オマケの『催眠術』も付いて4999円はお買い得ってことで超オススメ。『催眠術』だけ遊んでなかったので、この機会に買っちゃおうかな？って考えてる人は、2001年当時の感覚で遊べる人じゃないと古さを感じるのでご注意を。

   使い方

攻略

エンディングを見るのは比較的簡単だが、途中寄り道をすることで3Pイベントが発生するパターンもあるので、CG制覇は結構難しかったりする。ゲームオーバーパターンにもCGがあるので注意してほしい。もちろん、オマケシナリオをプレイしないとCGは全部埋まらないぞ。ちなみにオマケシナリオにはキーワードが必要なので、チャートの下に記した番号を入力しよう。ちなみに、立川南が画面の一番左で、以下順に並び戸部恭子が画面一番右のキャラになっている。

（by イ・ヤン提督）