おしえて巫女先生弐
unicorn-a | Windows98SE/Me/2000/XP/Vista | 800x600 |
8800円(税別) | 1Play7時間 | 属性:巫女服 |
難易度:5 | 2007/10/12発売 | オススメ:☆☆☆ |
4人の巫女さんと同居生活
巫女推進委員会なる委員会がある学園に通う主人公は、担任の律子先生の意向でこの委員会に参加することになる。学園を支配する律子先生に逆らうことはできず、主人公はコキ使われる毎日。そんな時、巫女推進委員会の顧問にして神社の巫女さんである葵先生がご懐妊。巫女として働けなくなるため、代理の巫女がやってくることになった。その上、やって来た4人の巫女さんは、主人公の家に同居することに。
©unicorn-a
2006年3月10日に発売された『おしえて巫女先生』の続編ですね。葵以外の前作のヒロインと主人公は既に学園を卒業していて、ゲーム中には名前がちょっと出てくるくらいなので、前作を知らなくてもそれほど問題はない。今作のメインヒロインとなるのは、4人の白鳥母娘。前作のヒロインは本職の巫女が葵1人だけだったのに対して、今作は4人とも本当の巫女なので、前作よりは巫女モノに近いかも。ただし、巫女として活動するのは次女の白鳥葉月だけ。母親の白鳥水無はかわいい年上の女性、長女の白鳥弥生はちょっとマッドな先生、三女の白鳥皐月はツンデレな同級生としての側面の方が強い。従って、ヒロインは巫女服は着ているけど「巫女」という部分にあまり期待すると肩すかしになってしまう可能性大。むしろ、学園モノとヒロイン同居モノを足して2で割った作品と考えた方がよさそう。
ストーリーに関してはちょっと微妙という印象。4人のヒロインと同居するというオイシイ設定であるにもかかわらず、それを活かし切れていない感じなんだよね。まず、共通ルートが結構長めなんだけど、この部分のストーリー展開がちょっと平坦すぎた。特に大きな事件が起こるわけでもなく、ただ淡々と日常生活が描写される。これは主人公の性格に問題があったような気がする。このゲームの主人公は物事に動じないというか、ちょっとしたハプニングがあっても軽く流してしまう。もっと大きなリアクションをとれば、ラブコメとしてそれなりに盛り上がったと思うんだけどね。そして、ゲーム終盤で個別ルートに入るとHの連続に。エロメインのヌキゲーならそれでよかったんだけど、このゲームの雰囲気ならもうちょっとヒロインとイチャイチャやするイベントを増やしてもよかった気がする。
今作では前作で攻略できなかった林田律子が攻略可能になったという点もポイントの1つ。だけど、前作での律子は主人公の義母であり、ストーリーにも結構絡んできたから攻略したいと思えたわけだけど、今作での律子は単に怖い先生という位置づけ。これだとキャラへの思い入れも生まれにくいわけで、単にHシーン増量のためのキャラになってしまっている。律子も主人公と同居するというストーリーにしたほうがよかった気がするね。まあ、前作をプレイして、律子が好きだった人へのプレゼンという感じかな。
©unicorn-a
ゲームシステムは前作と変更はない。ごく一般的なコマンド選択型AVGで、セーブやメッセージスキップなど、最低限のギミックは装備している。ただ、装備されているものは本当に最低限という感じで、エフェクトをオフにできないとか、バックグラウンドでは動作不可といった部分も前作から変更なし。共通ルートが長いというのは既に書いたけど、共通ルートが長いということはメッセージスキップをしている時間が長いということ。その間ひたすら画面を眺めているというのは結構苦痛だし、エフェクトがオフにできないためにプレイヤーは自分のペースでテキストを読むことができないのでストレスが溜まる。このゲームに限ったことではなく、unicorn-aの作品全体にいえることだけど、そろそろシステムを全体的に見直して、もっとプレイしやすいシステムにして欲しいところだ。なお、CG枚数は差分抜きで76枚。イベント数は17となっている。フルプライスのゲームとしては少々物足りないボリュームかな。
いろいろと文句を書いたけど、決定的にダメな部分はない作品でもある。ストーリーは破綻しているわけじゃないし、Hシーンも純愛系ゲームとしてはそこそこ。システム面でもモニターに向かってマウスを投げつけたくなるほどストレスが溜まるわけでもない。要するにすべてがそこそこ。地雷として叩きまくるほどでもないけど、手放しで褒めることもできない……という作品。とりあえず、CGが好みに合えばプレイしても後悔はしないんじゃないかな。
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攻略
選択肢の数はそれなりに多いけど、どのキャラに関係する選択肢なのかが分かりやすいので、迷うことはあまりないはず。シンプルに目的のキャラの好感度を上げるような選択肢を選んでいけば、問題なくエンディングにたどり着ける。エンディングを見る順番なども特に決まっていないようなので、好きなキャラからプレイしていってOKだ。
今度、教えましょうか |
拾う |
☆セーブポイント |
葉月さんかな |
違いますよっ |
弥生さんに付き合う |
今更言ってもなぁ |
ゴミを拾っていたら辿り着いた |
え、遠慮します |
委員会は必要だと思う |
それだけは勘弁して下さい |
入浴の順番を変えてくれるなら |
体を柔らかくする |
ブーツの紐、解けてるぞ |
結構です |
おでこにする |
葉月さんを手伝う |
葉月さんを手伝う |
お母さんみたいだったから |
葉月さんを手伝う |
【葉月エンド】 |
☆セーブポイントから |
弥生さんかな |
違いますよっ |
弥生さんに付き合う |
言え! 言うんだ! |
ゴミを拾っていたら辿り着いた |
え、遠慮します |
委員会は形を変えてもいいと思う |
考えさせて下さい |
入浴の順番を変えてくれるなら |
走り込みだっ |
ブーツの紐、解けてるぞ |
はかります |
おでこにする |
弥生さんを手伝う |
弥生さんを手伝う |
お母さんみたいだったから |
弥生さんを手伝う |
【弥生エンド】 |
☆セーブポイントから |
皐月かな |
……少しだけ |
弥生さんに付き合う |
今更言ってもなぁ |
ゴミを拾っていたら辿り着いた |
え、遠慮します |
委員会は形を変えてもいいと思う |
それだけは勘弁して下さい |
手料理を食べさせてくれるなら |
走り込みだっ |
その服、すごく似合ってるな |
結構です |
おでこにする |
皐月を手伝う |
皐月を手伝う |
お母さんみたいだったから |
皐月を手伝う |
【皐月エンド】 |
☆セーブポイントから |
水無さんかな |
違いますよっ |
水無さんに付き合う |
ゴミを拾っていたら辿り着いた |
お願いします |
委員会は形を変えてもいいと思う |
それだけは勘弁して下さい |
入浴の順番を変えてくれるなら |
走り込みだっ |
ブーツの紐、解けてるぞ |
結構です |
頬にする |
水無さんを手伝う |
水無さんを手伝う |
お母さんみたいだったから |
水無さんを手伝う |
【水無エンド】 |
☆セーブポイントから |
誰かなんて決められません |
違いますよっ |
弥生さんに付き合う |
今更言ってもなぁ |
律子先生が気になって…… |
え、遠慮します |
委員会は形を変えてもいいと思う |
それだけは勘弁して下さい |
入浴の順番を変えてくれるなら |
走り込みだっ |
ブーツの紐、解けてるぞ |
結構です |
おでこにする |
葉月さんを手伝う |
弥生さんを手伝う |
恥ずかしかったから |
皐月を手伝う |
【律子エンド】 |
(by Suno)