まじかるティーチャー先生は魔女?
SCORE | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
8800円+税 | 1Play7時間 | 属性:魔女、先生 |
難易度:6 | Keyディスク不要 | オススメ:☆☆☆ |
魔女先生の魔力をHで回復!
両親が海外に行ってしまったため、施設に預けられていた主人公。そんな主人公に叔母がいることが判明し、主人公はその叔母、春日井遥に引き取られることになった。ところが、春日井家に向かう途中、銅像が動き出し人を襲うという事件に遭遇。そこを助けてくれたのが、魔法で変身した遥だった。遥たちは魔法が原因で起こる事件を解決する組織の一員だというのだ。さらには、主人公にも魔法の力があることが判明し、遥の娘、春日井菜月に一目惚れしたこともあって、遥たちの仕事を手伝うことにした主人公だったが!?
物語は魔法の力で生み出されたスレイブと呼ばれる敵を倒し、戦いによって消耗してしまった魔女先生の力を主人公が回復させるという流れで進んでいく。回復させる方法はH。というわけで、魔女先生とのHが繰り広げられることになる。敵を倒すといっても、選択肢などで勝敗に変化があるわけではなく、あくまでもHをするための理由付けという感じ。魔女先生たちはみんな美少年が大好きでエロエロ、主人公はHに対する知識を全く持たないウブな少年という設定なので、Hは経験豊富なお姉さんに主人公が押し倒される、というものがほとんど。まあ、主人公の方も嫌がっているわけではないので、明るいノリのHが中心だね。一応、魔女先生が敵に捕まって陵辱されるというイベントもあるけど、先生たちが陵辱されたことをそれほど気にしていないので、ダークな雰囲気は全くなし。Hイベントは回数が多く、描写も結構濃厚なものが多いので、年上のお姉さんにかわいがられるというシチュエーションが好きな人ならかなり満足できる内容だろう。
©SCORE
問題はエンディング。このゲームには5人の魔女先生、遥の娘の菜月、菜月の友人のゆかりの7人の女のコが登場する。となれば、最低でもキャラ別に7つのエンディングがあると思ってしまうのが普通だろう。ところが、エンディングはプレイヤーの選択に関係なく1つだけ。バッドエンドも存在せず、必ず決まったエンディグに到達することになる。これってゲームとしてはどうなんだろう? プレイヤーの選択によってイベント内容は変化するのでゲーム性が全くないというわけではないんだけど…。エンディグの内容は菜月中心のもので、要するに5人の魔女先生たちはHイベントを起こすためだけの存在になっているわけだ。菜月が気に入ってこのゲームをプレイした人はいいかもしれないけど、菜月以外が目当てだった人は期待はずれになってしまうので気をつけた方がよさそうだ。Hイベントの分岐に関しては意外と複雑で、全てを回収するのは手間がかかる。もっとも、ゲームは章仕立てになっていて、それぞれの章は完全に独立しているので、あるイベントを回収するためにゲームを最初からやり直すというのは必要ない。イベントを回収したい章だけをやり直せばいいので、ものすごくキツイというわけじゃないけどね。
エンディングが期待はずれだったので、オススメ度は☆3つ。キャラごとにエンディングが用意されていたら、迷わずオススメ度☆4つだったんだけどなぁ。まあ、魔女先生の中には人妻もいるので、魔女先生とのハッピーエンドというのは作りにくかったのかもしれないけどね。エンディングが菜月メインということで、菜月が気に入った人なら☆4つと考えてもいいかも。続編を作りやすい内容だと思うので、もしも続編があるとしたらエンディングをもうちょっと増やしてくれるとうれしいね。個人的には遥エンドを希望。
(by Suno)