聖泉学淫
JAM | 片面一層 | 本編:17分5秒 | Standard(4:3) | 属性:処女、凌辱、スク水 |
不思議な力で凌辱していく主人公
© 2007 JAM
女子校に赴任することになった冴えない新米教師の防人信介。教室のドアには黒板消しトラップを仕掛けられ、授業もろくに聞いてもらえず生徒たちに嘗められていた。水泳部と考古学同好会の顧問を兼任していたが、教師としての自信を失っていた主人公の信介はそれをかなり重荷に感じているのだった。そんなある日のこと。考古学同好会に顔を出した信介は同好会の結城沙耶がオナニーに耽っているのを目撃してしまう。戸惑う信介に対して沙耶はフェラ奉仕を始めて誘惑をしてくるのだった。そしてそれは信介の人生を変える最初の一歩でしかなかったのである。
2分ちょい過ぎあたりから沙耶のオナニーシーンが始まり、お口でのご奉仕からの流れで6分ごろには処女の沙耶と対面座位で抱き合うシーンへと移り、やがて中出しフィニッシュを迎えることになる。その後、沙耶は同好会の保管している不思議な埴輪を使ってオナニーを始め、儀式(?)を完了させてしまうという急展開。儀式の効果も説明されていなければ、なぜ沙耶が儀式を行なっているのかの説明もないので、あまりの唐突さに驚かされてしまった。儀式の終了後もいきなり話が飛ぶので、ちょっと話についていけない感じがする。
学園内で信介が立ちションをするシーンへ切り替わるとそこへ登場するのが同僚の和泉詩織先生。最初は怒っていた詩織先生は何かに気付き、「もしかしてこれは、選ばれし…者?」と言い聖水を自ら浴びる行動に出る……。状況が理解できないままに詩織先生の誘いに乗りHすることになる展開だ。謎の儀式によって、主人公に聖水をかけられた女たちは淫らになり、主人公をご主人さまと認識して従順になるとようになってしまったのだ!
© 2007 JAM
そして3人目の相手となるのは水泳部の水嶋彩。埴輪に操られるかのように豹変して、タイムを聞きに来た彩に聖水をかけていく。戸惑い驚いている処女の彩をプールの中で強引にフェラさせようとするが、聖水があまり効かずに正気を保ち続けて抵抗をみせてくれるのがいい味を出している。抱かれたがりばかりでは飽きるというか物足りなさを感じる人がいるだろうからうまくスパイスを加えたといったところだろうか。アナルに突っ込み直接聖水を腸から吸収させて堕とすという手段にはちょっと驚かされたが。その後は処女を奪ってエンディングを迎える作りだ。
それにしても、この作品はストーリーの意図するところがよくわからなかった。詩織先生を抱くことになったのはほかのシーンに関連性がなくて「オマケ?」みたいになっているし、沙耶が埴輪を使って彩を犯させたのはなぜなのかが全然伝わってこないし。続編が出るというのであれば伏線なのかもしれないけれど、それならばタイトルに第1話とかつけて続きがあることを示しておかないと「なんじゃこりゃ?」と感じるだけの作品になってしまうと思うんだよね。現にそう思いそうな人が多そうだし。まあ、エロという面では悪くはないかもしれないが、エンドロールを除いたら本編がわずか17分ちょいでは少々厳しく感じるかもしれない。まあ、1890円(税込)という値段を考えればかなり頑張っているので、この値段にどれぐらい求めるかというところで大きく印象は変わってきそうだ。月額固定のオンラインDVDレンタルで借りている人には物足りない作品と感じそうだけど、購入派ならば割安と感じる可能性があるからね。迷った場合はレンタルで借りてみるか、もしも続編が出るならばそれを確認したあとにするという選択もありかもしれない。
なお、販売サイトでは主人公の名前が伸介となっているが、エンドロールでは信介だったので記事中の表記はエンドロールに合わせておいた。オリジナル作品を販売するJAMレーベルの作品であるため、そちらに合わせるべきと判断したためだ。おそらく各販売サイトには変換ミスをした資料を配ってしまったのではないだろうか? エンドロールのほうが変換ミスかもしれないけどね(苦笑)。
(by 天城螢)