DISCODE 異常性愛 Part-3

鏡華の調教で二葉は……

鏡華によって装着された貞操帯のために、性欲を満たすことができない二葉。そんな彼女は不良たちに囚われて嬲られ、中途半端に火照った身体が性欲を満たしたいという欲望を増幅させていく。そんなとき、影清が電話を掛けてくるが、なにやら様子のおかしな彼の声も悶々とした状態の中では風邪だと信じてしまう。その翌日、屋上で鏡華に弄ばれ、ようやく貞操帯を外してもらえた二葉は、その帰りに会った影清に自らの身体と気持ちを告白するのだが……。

©2005 ソフトさ〜くるクレージュ／ディースリー／マイアミソフト

二葉が不良たちに嬲られる冒頭のシーンは、貞操帯のためにフェラとスマタとなり、やや押しの足りなさを感じる。屋上のシーンまでは告白への伏線となっているようなのですが、原作を未プレイではどうも状況がよくわからぬままにストーリーが展開して、置いていかれ気味でした。物語を完結させるためにいろいろ詰め込んでみたが時間が足りなすぎたといったところでしょうか。また、この3巻目は貞操帯というアイテムがクセモノで、これによって中盤までのシーン展開が制約を受けていて、前巻までと比べるとエロがちょっと弱いんじゃないかなという印象が残るあたりがやや残念かな。

中盤で告白シーンとなったから「ハッピーエンドにはちょっと早くないか？」と感じる人もいそうですが、これタイトルが「異常性愛」ですからね。ハッピーエンドとなるはずが……!?　どういう結末となるのかは見たときのお楽しみということで。

（by 天城螢）