触装天使セリカ2

芹香＆ゼロの強力コンビに立ちふさがる最強の敵クラリオン・クィン登場！

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前作で、宇宙生物ヴァーミニオン・ゼロに寄生された真白芹香は、変身能力を身につけ、触装天使として地球外生命体と戦うことになってしまった。そして、今回芹香の前に出現したヴァーミニオン・クラリオンは、さらに戦闘力を増した油断ならぬ相手。いきなりクラリオンの女王と一戦交えた芹香は、奮戦虚しく敗北し凌辱されてしまう…。しかも、女王に肉体改造を施され、クラリオンの精液を注がれたら即妊娠してまう体質になってしまったのだ！　凌辱されつつも何とか脱出に成功した芹香だったが、頼みの綱のゼロは、芹香を救うため力の大半を失い休眠状態に陥ってしまう。ゼロが復活するまでは、ひとりで強敵クラリオンと戦わなければならないのだ。はたして、芹香はクラリオン相手に勝利することができるのだろうか？

本作はいわゆる変身ヒロイン凌辱作品で、モンスターに敗北したときの凌辱Ｈが見どころである。ゲームシステムはデストラップ型のコマンド選択AVGで、要所要所で表示される二択で選択を誤ると、ヒロインが犯されバッドエンドとなる。攻略チャートを見てもらえれば分かると思うが、15種類ものバッドエンドが用意されているので、多種多様な敗北Ｈを楽しめるよん。豚やゴリラを模した獣系クラリオンの荒々しい交尾もイイけど、海洋生物、スライム、昆虫タイプのクラリオンとのマニアックな凌辱シーンもグッド！　触手ゲーならではのエログロを楽しめやす。ちなみに、怪物だけでなく人間相手のＨも収録さてれるので、Ｈシーンの守備範囲の広さは特筆に値するね。

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ただ、ちょっと残念だったのは、犯されたら即妊娠するという設定がバッドエンドにあまり活かされていないこと。戦闘で敗北した芹香は凌辱＆中出しされるのだが、大半のバッドエンドが出産まで描かずイベントが終了しちゃうのねん。拙者は、即妊娠する苗床体質の芹香が、いろんな種類の化け物の子供を身籠もり、出産を強いられるボテ腹祭りの展開を予想してたので、正直なところ物足りなさを感じたッス。個人的には、バッドエンドの数を半分に絞り、そのぶん1シーンの尺を長めに取り、出産シーンを含む濃密なＨを描いて欲しかったなぁ。まぁ、本作のＨは広く浅くなってる感は否めないが、バリエーション豊かなＨが楽しめるというメリットもあるので、本作のスタイルが好ましいって人も多いと思う。ここら辺は好みの問題かな？　

あと、拙者的に気になったのは、立ちキャラが少なくて会話シーンが寂しいこと。ゲームに登場する立ちキャラは、サブヒロインの触装戦機ミオだけ…。ヴァーミニオンの能力を研究してる巨大軍事企業・ヴォーテックスカンパニーが物語で重要なポジションを占めているのだが、立ちキャラを与えられたヴォーテックス関係者はゼロ。せめて、触装戦機ミオの開発に異常な執念を燃やす、斎藤社長の立ちキャラぐらい描いてもいいのでは？　重要性の低いキャラはテキストのみの登場で十分だが、主要キャラまでテキストだけだと、閑散とした雰囲気が漂い盛り上がりに欠けるんだよね。まぁ、男性の立ちキャラなんていらん、と割り切れる人なら問題にならない部分だけど…。というワケで、ミドルプライス作品ゆえ、ちょっと演出に寂しさがあるけど、全体的には手堅くまとまっている良ゲーだと思う。前作のファンに是非！

攻略

   使い方

デストラップ型のAVGなので、選択肢ごとにセーブポイントを設けイベントをチェックすればCG100％達成となる。

（by イ・ヤン提督）