リヴォルバーガール☆ハンマーレディ

荒廃した世界を舞台に女ハンターコンビが活躍

「ザ・クラッシュ」と呼ばれる大異変によって荒野となった世界で、人類はコロニーを作り、化け物の襲撃におびえて暮らしていた。マリアとキリコはそうした化け物「デッドヘッズ」を狩ることを生業とするハンター。あるとき、ネーナと名乗る少女が2人を訊ねてくる。ネーナは危険な場所に行くための護衛を依頼してきたのだ。高額な報酬につられ、あからさまに胡散臭い依頼を受けることにした2人だったが……。

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『マッドマックス』とか『北斗の拳』を彷彿とさせるような世界観の作品。襲ってくるのはヒャッハーなモヒカン野郎ではなく「バッドムーン」と呼ばれる謎の月光によって生み出されたモンスターだし、マリアやキリコは一子相伝の暗殺拳の伝承者などではなく、バッドムーンの影響で特殊能力を得た人間というSF設定だけどね。そんな世界観の本作をプレイしていて最初に感じたのが、やたらと物語のテンポが良いなということ。ゲームが始まってすぐに事件が起こり、その後も日常描写などはほとんどといって良いほどないんだよね。ここでポイントになるのが、本作はマリアとキリコがヒロイン兼主人公であり、2人の恋人になるような男キャラは存在しないということなんじゃないだろうか。ヒロイン＝主人公で、恋人になる男キャラがいないのなら、どこでＨを見ることができるのかというと、戦いに負けたときのバッドルートだ。なので、正解の選択肢を選んでいるとほとんどＨシーンが出てこないわけだ。けれど、テンポが非常に良いおかげで、Ｈシーンがあまりなくても気にならないんだよね。世界観は悪くないのだから、もうちょっと話を膨らませても良かった気もするけど、そうなるとストーリーがダレてしまうだろうし、これはこれで良かったのかな、と。

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あえて選択肢を間違えると、バッドエンドに直行してＨシーンを見ることができるわけだけど、これはなかなか良い感じだ。〆鯖コハダ氏原画の萌え系のカワイイCGとエグめのイベントのアンバランスさが、逆にエロさを醸し出している。キャラ萌え系の純愛ゲームが似合いそうな絵柄で、ここまでハードなエロを見せてくれるゲームってあまりないからね。そして、Ｈシーンがソフトモードとハードモードから選択可能になっているのも特徴の1つかな。ソフトモードを選択すると、理性をなくすほどヒロインたちは感じまくることになるんだけど、ハードモードはＨシーンというより拷問に近い。両手両足をへし折って動けなくしてからレイプするとか、股関節を破壊して股裂きしたあげくにぶっとい杭をねじ込んだりと、かなりエグいイベントのオンパレード。ひたすらヒロインを痛めつけることだけに特化した内容なので、かなり好みは分かれてしまいそうかな。もっとも、エグいのはテキスト部分だけで、CGにはそうしたエグさは反映されていない。手足をへし折るといっても、それと分かるようなCG差分などはないので、グロ特化型ゲームとしてはややマイルド。この点はちょっと中途半端だったかなという気がするね。グロ好きなプレイヤーならCGももっとグロくして欲しいと思うだろうし、ノーマルな嗜好のプレイヤーなら現状でもソフトモードの方を好むだろうしね。そうなると、現状のハードモードは中途半端ということになってしまうわけで、どうせならもっとエグくグロくしても良かったんじゃないかなと思う。

不満点も書いてしまったけど、異種姦凌辱モノとしては十分に実用的な作品。ツンデレなリボルバーガールにシモネタ大好きな未亡人ハンマーレディとキャラも立っているし、内容的にもエロいしね。ボリューム的にはCGは差分抜きで80枚、イベント数41となっているので、価格相応といったところ。ハードな凌辱モノが好きで、異種姦が好きなら☆4つといったところかな。

攻略

   使い方

基本的にストーリーは1本道で、選択肢を間違えるとバッドエンド一直線。ちょっと迷いやすいのが、Drフィールグッドとの戦い。最初の選択肢で二手に分かれれば無条件で正解、二人で追った場合はキリコの帽子を借りるかどうかでシナリオが分岐する。すべてのパターンに専用のCGがあるので、セーブ＆ロードで全パターンを回収しよう。

（by Suno）