母娘乱館

愛しい姉や母を守りきれるか？

人里離れた山奥の村で名主として知られた神代家。表向き豊かなこの家にはある秘密が隠されていた。かねてより村では少子化に悩まされており、それを解消するための裏取引として、神城家の女性を村民や他の名主たちに提供してきたのである。「宴」と呼ばれたその裏の儀式は一定の期間を間隔を起きながらひっそりと開催されてきた…。幼少時に火事により家を失い、神代家に養われた琴音と主人公。姉弟同然のように育った2人だが、琴音は長女として、主人公は使用人として今は家に務めている。そんな2人の元へあの「宴」の魔手が迫っていた。当主は宴のために琴音を使うことを決め、彼女もそれを了承する。宴の事実を知った主人公は、やむなくそれに協力していくのだが……。

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子供を提供するのが目的の宴に対し、他の男たちよりも先に自分の種で妊娠させることを目的に掲げたゲームです。すっかり定番のジャンルと化した寝取られ属性の作品なわけですが、本作の場合は寝取られるまでの描き方が丁寧で、抜群の効果を出しているように感じました。ゲーム期間の冒頭5日間をまるまる使い、ヒロイン琴音の魅力を十分に魅せた上で、宴の魔手が迫っていく……この辺りの描写が見事です。開始直後だけ見れば純愛ゲーにも見れるような展開から、実は1年前にも宴が開催されていたこと、琴音がすでにたくさんの男に犯されていたことなどインパクトのある事実がプレイヤーの脳を刺激していきます。清純そうなヒロインが他の男たちに抱かれており、それがまた新たに行われるというショッキングな事実。実際のHCGはなくとも、寝取られ好きな人ならこれだけで興奮できること間違いないでしょう。単に主人公がいて、ヒロインがいて、それが主人公以外とＨする、というだけのありふれた寝取られ作品とは明らかに一線を凌駕するレベルだと思います。実際の寝取られシーンでもお金持ちの会長から学園の部員たち、更には使用人や浮浪者と様々な敵とのＨが用意されていました。ただ、彼女が身体を許すのはあくまで家を守るため、母や妹を守るために自分が宴に向かっていきます。この点も良かったですね。正義のヒロインが人質を取られて否応なく陵辱されるみたいな、そんな展開が味わえます。このあたりも寝取られ好きさんたちのツボを押さえていると思いますよ。個人的に琴音で一番良かったのは秘書の篠原との絡みですね。終わった後にスキンを投げ捨てるあたりがグッときました（笑）。

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琴音以外のヒロインでは母というには若く、美しすぎる紗夜、見た目からしてロリっ毛満載の莉々子、メイド仲間の雪乃といったタイプの違う女性たちが用意されています。紗夜に関しては宴の事を知らされておらず、村長や村人に騙されていくあたりが面白かったですね。あと先輩執事の舟木とのやりとりも良かったです。主人公にエロ本くれたりする気のいいおっさんが葛藤していくあたりもなかなか見応えがありました。彼との妊娠エンドは他のケースより豪華だったのも納得です。妹の方では村人との放尿プレイなどが堪能できました。見掛けによらずＨの方はハードに頑張ってくれた印象が残ってますね。あと妹を進めると雪乃も絡んでくるので、そっちも美味しかったです。ツンデレ気味な性格なとってもいい味を出していた雪乃さん、エンディングもありますがもっとヒロインとして前に出てきても良かったかも。個人的には琴音の次にお気に入りです。

ひとつ難点を挙げるなら、本作はゲームとして難しいという点がいえるでしょうね。選択肢ひとつ間違えれば気軽に寝取られシーンが見れる通常のこの手の作品と違い、貞操ガードを破らせなければ陵辱系のＨが見れないという仕組みが取られています。これがなかなかに難しい…。ゲーム期間が30日程度と長いようで短い中、多数の男たちに狙ったタイミングで寝取られせるのは苦労します。また、単に寝取らせＨを見るだけならまだしも、妊娠させた各バッドエンドを集めるのが更に難しいのです。ちょっと間を置くとタマゴがなくなり、妊娠ゲージがリセットされてしまうことがしばしば。かといって寝取らせばかりを続けていると一騎に取られてゲームオーバーになったり…と、寝取らせＨの回収には本当にコツがいります。ヒロイン攻略を進めなければ出てこない敵も多く、それらに関してはゲーム期限も壁に。自力制覇するのは相当大変な部類と言えるのではないでしょうか。なんというか、エンディングだけ一通り見たら、あとは全開セーブデータでもDLしてきて残ったシーンだけおまけで鑑賞したい気分になってしまうゲームです。周回プレイで何かしら有利な特典がつくような仕様なら良かったかなとも思いますね。例えばメイン3人のエンドを達成したら無期限モードであそべるとか、妊娠ゲージをいじれるとか。内容的には実用度重視の部類に入ると思うので、もう少し爽快にＨが見れれば文句なかったといえるでしょう。

攻略アドバイス

   使い方

お世話やアフターケアを行いながらヒロインのLOVE度を稼ぐのが一番の基本。LOVEが最大の状態で日数が経過するとピンクのハートマークのイベントが「愛を語る」で発生する。これがヒロイン攻略の進行の証。同時に？マークのイベントもヒロイン攻略に関係している。ヒロインを守りながら（貞操ガードを維持ながら）、ハートマークや？マークのイベントを選択していく、この流れでヒロインの正規ルートは攻略できる。

攻略ヒロインを絞る

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ハーレムエンドもあるが、基本としては3人のメインヒロインから攻略したい1人を選び、その彼女だけを進めていくのがベスト。というのもヒロイン攻略を進めると襲ってくる敵も増え、それだけ守るのが難しくなるから。初期の状態が一番守りやすい。特に莉々子に関しては攻略を進めなければ襲われることすらない。琴音と紗夜狙いの際には彼女はスルー推奨。ただ、琴音については莉々子をある程度進めた際に見れるＨイベントが1つある。これは別途回収しておくこといいだろう。

なお、1人だけを狙っているので他は無視し、襲わせまくる…といったプレイもNG。3人のうち誰か1人でも敵に妊娠させられるとその時点でゲームオーバーとなってしまう。攻略せずとも貞操ガードの維持、アフターケアだけはくれぐれも怠らないこと。寝取られ系のＨは正規ルートとは別に、それのみを別プレイで回収すべき。

雪乃を即活用！

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7日目の最初に玄関で、続いて屋根裏部屋、更に深夜にも屋根裏部屋で3回の雪乃イベントを発生させよう。これで翌日から雪乃が主人公同様にガードとして配置できるようになる。7日目以降ならいつでもこれはできるが、ゲームの必勝法の1つとなっているので、最優先で7日目に消化しておくこと。雪乃を使うことで行動に大きな余裕が生まれる。特に莉々子を攻略する際には欠かせない。そのルートでは雪乃のHも途中で回収できるため、莉々子攻略の際に途中分岐で雪乃のエンドなども狙ってしまうといいだろう。

寝取られＨは別途回収で

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作品の内容からバッドエンド系の寝取られＨも数多く用意されている本作品。それが目当てで購入している人も多いだろうが、見るのはそう簡単ではない。単にガードを崩し、見れるものもあるが、そうでない場合も多いのだ。ある程度ゲームを進行させなければ出てこない敵や、進行イベントで襲わせたり、選択肢を間違えたりすることで出現する敵もいる。ゲーム期間も短いことから、正規ルートと寝取られＨを同時に回収していくことは特に難しい。進行の節目でセーブデータを残し、寝取られ回収だけを狙った別プレイを行うのが最善といえる。

また、その際でのポイントが「襲わせる敵を絞ること」にある。やみくもに敵全員に襲わせたのではすぐに貞操観念がなくなったり、妊娠してしまったりと、思ったような回収がはかどらない。下のリストなどを参考にし、今回はAとBの寝取られＨ、次はBとCのＨ、というように寝取られる相手を絞って回収プレイを行うのが望ましい。

寝取られ分別リスト
敵	備考
琴音
池上、会長	宴初期から出現。襲ってくる順はランダム
部員、主将	琴音ルート後半の宴前の「琴音の性教育」を見ると部員が、部員で寝取られを進めると主将が宴で出現
浮浪者	琴音ルート後半で、主人公が地下牢に閉じ込められるイベント時に琴音がガードを破られると浮浪者とのHが発生。その後に宴にも浮浪者が参加するようになる
真人	昼2で初期から襲ってくる真人の寝取られ。最も簡単に回収できる
篠原、小出	宴前の前座を無視すると篠原や小出とのHが進行。篠原は回数を重ねることで強制バッド行き。小出は昼や入浴時にも襲ってくるようになる
一騎	琴音の貞操観念が低いと夜に自動発生していく。回数を重ねると強制ゲームオーバーとなるため、寝取られプレイを行っている際はこれに引っ掛かりやすい
紗夜
村人、木村	初期から襲ってくる村人、その回数を繰り返すと木村も単独で襲ってくる。木村は入浴時などにも出現。村人のバッドエンド2は紗夜ルート終盤で山に行った際にガードが破られると発生
大野、舟木	紗夜ルートを少し進めると大野が、大野の寝取られを進めると舟木が襲ってくる。舟木は1回襲った後に一旦姿を消すが、その後に大野や村人との寝取られを進めると再出現。そこから本格的な寝取られが開始
貞二、進士	紗夜ルート中盤の外出イベントで寝取られが発生。1回目のイベントでガードが破られると貞二寝取られ（バッドエンド直行）。その直後の2回目のイベントでガードが破られると進士とのHが発生し、以降に彼も襲ってくるようになる。その際だが、1回目の昼、2回目の夜を妊娠せずにしのぐと、それ以降に昼と夜に進士汎用1、2も発生。見落としやすいHイベントのひとつ
篠原	紗夜ルート中盤以降の夜の選択肢で、「子作り賛成」を選んでおくと、以降に篠原が出現するようになる。襲われると1発でバッドエンド直行
莉々子
藪井	莉々子ルートを少し進めると出現。主人公と初H前に彼に寝取られると処女を奪われる。この有無で正規ルートの初H時にも分岐が発生
村人	莉々子ルート中盤以降に出現。寝取られが進むと夜の地下牢にも出現

「愛を語る」で純愛Ｈ

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ヒロイン攻略の正規ルートで必要なイベントとは別に、特定のタイミングで愛を語ることで発生する純愛Ｈがいくつか用意されている。主に午前中に発生する場合が多い。進行イベントのピンクではなく、通常のLOVE最大のオレンジ状態で愛を語ると発生するもの。攻略が進み過ぎると見れなくなる期限付きのものもあるため、こちらも進行途中にセーブを残し、別途回収してしまうのがてっとり早い。

また入浴でもＨが何パターンかのＨが用意されている。こちらもゲーム進行状況で1～3のように変化するので、こまめに選択してみること。アフターケアを常に入浴で行うようにすれば回収しやすい。

（by RYO）