民族淫嬢

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唾液に含まれる媚薬成分で美女を快楽の虜に！

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世界各国から地位、財産、名声のある美女たちを招き、世界文化交流博を開催した白山財閥。じつは文化交流は建前で、財閥当主の白山翁の本当の狙いは別にあった。イベントに参加するガイドの女性を調教し、彼女たちの富、名声、名誉すべてを奪おうという恐るべき計画だったのだ！　白山翁に調教の腕前を見込まれた主人公の伊座凪は、この計画に参加し調教を受け持つことになる。主人公の唾液に含まれる「毒」には、媚薬のような成分が含まれており、キスした相手を虜にする効果がある。この毒を巧みに使って依頼をクリアし、白山財閥に取り入るのだ！

本作の見どころは、艶やかな民族衣装をまとったまま調教されるヒロインたちの艶姿。チャイナドレスや振り袖のような定番衣装から、サリー、アオザイ、ベラ、フラメンコドレス、オハラドレスなど、レアな民族衣装も多数登場する。ただ、ゲーム設定では18カ国で開催されてる文化交流博なので、民族衣装をまとったキャラが二桁を超えないと、ちょっと寂しい感じがするね。チマチョゴリやサンバ衣装、カウ・ガールとか、もう少し各国の衣装を詰め込んでも良かったのでは？　もしくは、ある程度調教が進んだら、露出が激しいミニバージョンや、シースルータイプの民族衣装を投入するなど、もう少しコスプレらしい遊び心が欲しかった。コスプレゲーとしては、ちょっとインパクトに欠けるかな？

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Ｈシーンの出来映えだけど、ちょっと評価が分かれると思う。凌辱ゲーって鬼畜な調教行為を働くけど、女のコが堕落した結果「欲望の赴くままに生きる奴隷っていうのは案外幸せなのかも……」的な、救いのある結末を描く場合が多い。が、本作は救いのない悲惨な結末が多数描かれているので、凌辱ゲーならではの爽快感みたいなモノは得にくいかもしれない。まぁ、逆に言えば、女のコの精神を壊してしまうほどドイヒーな調教を施すので、生粋な鬼畜ゲーが好きな人にはオススメできるけどね。ヒロインに愛情を注ぎ恋人を演じつつ、ラスト直前で裏切り資産家たちに抱かせボロボロにする……。主人公が奴隷を独占する展開ではないので、ヒロインを他人に抱かせるのが嫌いな人は注意が必要だ。

ゲームシステムはマップ移動形式のAVGだが、難易度は超低め。お目当てのキャラを3回追いかけると、マップ移動画面モードは終了し、あとはテキストを読み続け、キスで毒を注入するか否かの展開となる。難易度が低いのは歓迎だけど、各キャラ個別エンドしかない構成は少し物足りないね。主人公は財閥に取り入って、ゆくゆくは権力を握ることを夢見ている野心家なのだから、定番のハーレムエンドがあっても良いのではないだろうか？　結果的に、主人公は女のコを廃人に追い込むだけの小悪党に見えてしまい、何だかモヤモヤ感が残るシナリオだった。ただ、主人公の毒は相手によって効果がマチマチで、キス＝即服従ではない。探り探り調教を施していく感じはリアリティあって面白かった。凌辱ゲーって、あと先に考えずに暴走しちゃう単純ストーリーが多いので、本作のようなジワジワ獲物を仕留めるような展開は読み応えあってイイね。というワケで、罪悪感を感じる結末が多く、凌辱ゲーならではのスッキリ感は得にくいけど、民族衣装のＨというレアな設定は一見の価値アリ。コスプレファンは要チェックや！

   使い方

攻略

お目当ての女のコを3回ほど追いかければ、すでに堕としたようなもの。あとは毒を注入し続ける結末を見るか、毒を注入しない結末を見るかの2通りをチェックすればOK。全員を追いかけようとすると、悠里とのエンディングに突入する。

（by イ・ヤン提督）