母娘陵辱メイド喫茶

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借金返済のために母娘に客を取らせよう

借金の取り立てを生業とする紙屋建児は上司からの指令で債権を持つ喫茶店の立て直しを命じられる。その方法は流行りのメイド喫茶に改装して、オーナーの未亡人に客を取らせようというものだった。もちろん改装費用は未亡人持ちであり、リスクは一切負わない闇金融屋。気が進まないと思いながらも、仕事のために主人公は仕事を遂行しようとするのだった。新装開店直前に返済プランを話すも、当然ながら嫌がられる。だが生活がかかっている主人公はなんとか客を取らせようと画策するのだった……。

© Mischievous

美人母娘が借金で転落して売春しなければならなくなるというストーリーを描いた作品だ。身体を売りたいとは思っていない母娘が売春せざるを得なくなるように追い詰められていくのが見どころとなる。最初は母親の涼子だけだが、借金返済のために店での売春だけでなく、ビラ配りもすることに。もちろん、普通にビラ配りをさせるわけもなく、ビラを受け取った人にバイブを使わせるなんてぶっ飛んだシチュエーションが待ち受けていた。そういったことをさせているのに、主人公が甘いという上層部が容赦ないことをしてくれるので波乱に満ちた借金返済を見ることができるだろう。

ルートによっては娘の萌も店に出るようになる。萌の最初の客は、なんと萌の通う学園の学生たち。女子には言葉責めを受け、男子には触られまくり。なんてナイスなシチュエーションなのだろうか。母娘のレズシーンもあっておかずゲームとしてよくできている感じだね。ただ、テキストのほうでは母娘ルートで自ら正体を明かしたマリーが、その翌日に自分をマリーと呼ぶ主人公に「ほう、気づいていたのか」とかいいだして驚いたけど。まあ、おかずゲームに完全な整合性は求める人はそう多くないだろう、たぶん。個人的にはこの程度ならばご愛敬でスルーといった感じだ。

行動選択タイプのゲームシステムとしては問題なくプレイできるだけの機能はあるため、ゲームのシステムまわりで大きく困ることはないはずだ。まあ、セーブとロードはメニューから選ばなくてもボタンで直接使えるようにしてほしい気はするけどね。CGモード枠は20でシーン回想は24種類となっているので、ボリューム的な問題もないと思う。同価格帯の商業ソフトと比べても引けを取らないと感じたかな。むしろ、比較対象となる同価格帯の作品の中にはは本作のほうがコストパフォーマンスが良好と思えるものがあるわけで優秀な感じだ。

嫌々ながら売春をせざるを得ないという母娘の接客を楽しむことができる作品なので、そういうシチュエーションを求めている人にお薦めだ。惜しむらくは、「なんでここにCGがないの？」というようなシーンが2〜3あったこと。まあ、コストパフォーマンスはよいほうなので、惹かれるものがあればぜひプレイしてみてもらいたい。ちなみに娘の萌は「もえ」じゃなく「めぐみ」なのでセリフを聞くたびに少々違和感を感じてしまったんだけど、そう感じるのは自分だけのような気がしてしまう。自覚はなかったけど「萌」の文字を見ると「もえ」と思ってしまうのは職業病だったりして？(苦笑)

   使い方

攻略

用意されているエンディングは母娘それぞれに2種類ずつで、母娘のENDを加えた5種類だ。とはいえ、萌の妊娠ENDは実質的にBADENDといえる。コンプリートして作品の魅力を100％味わってほしいと思う。

（by 天城螢）