姫巫女〜繊月〜
縁-yukari- | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
9240円(税込) | 1Play5時間 | 属性:巫女、輪姦、凌辱、触手、孕ませ |
難易度:4 | 2008/9/19発売 | オススメ:☆☆☆ |
極悪非道な鬼たちと戦う姫巫女の運命とは?
©縁-yukari-
本能のままに人々を襲い、犯し、喰らう、異形の化け物鬼……。そんな鬼たちに対抗できるのが、退魔の力を神々から授かった「姫巫女」たちであった。前作で姫巫女の能力に目覚めた土岐穂乃香は、南関東地区を守る白兎隊に所属していた。そして、姫巫女だった姉を鬼に殺された綾文すずりも、白兎隊と行動を共にするようになっていた。そんなある日、死んだはずのすずりの姉綾文沫莉が、再び白兎隊隊員の前に姿を現すのだが……。彼女は本当にすずりの姉なのだろうか?
このゲームは、2006年にRaSeNブランドから発売された『姫巫女』の世界観・設定を継承したAVG。ブランド名称が「縁-yukari-」となっているが、実質前作の続編と言っていいだろう。前作のヒロイン土岐穂乃香も登場しているが、本作のメインヒロインに抜擢されたのは孤高のハンター綾文すずり。彼女が鬼を狩る最大の動機であった、「姉を殺した鬼への復讐」という部分にスポットを当てている。一応、本作から姫巫女デビューしても楽しめると思うが、前作のストーリー説明があまり詳細に語られないので、序盤は人間関係を把握するのに手こずるかもしれない。本作はエロ重視の凌辱ゲーではあるが、人間関係やキャラの心理描写もじっくり掘り下げているので、前作をプレイした方が感情移入し易いと思うよ。
©縁-yukari-
さて、本作をプレイして最初に感じたのは、システムの煩わしさだ。物語を進めていくと白文字テキストの中に、水色に着色された文字が出現する。この単語をクリックすると、補足説明ウィンドウが開き詳細な情報が語られるのだ。通常、この手の用語説明はスキップしても構わないのが定番だが、本作では補足説明を見ることで分岐ルートがオープンになるシステムを採用してるので、補足説明を丁寧に見ていく必要があるのだ。しかし、物語に没頭しテンポよくゲームを進めると、ついうっかり読み飛ばしてしまうケースが多発するので、かなり神経を使ったプレイを強いられることになる。しかも、セーブポイントを設けても、その地点から再開するのではなく、章の冒頭からリスタート……。読み飛ばしを防止するためかメッセージスキップが未搭載なので、繰り返しプレイが結構苦痛になるのねん。このシステムにしたメリットはあるのだろうか?
システムは煩雑なところがあるけど、Hシーンの出来映えは上々だ。汚れなき巫女を貫く禍々しい触手、そして嫌がる姫巫女たちを容赦なく孕ませる鬼たちの暴君ぶり……。姫巫女たちが敗北し、哀れな末路を迎える瞬間を見るとゾクゾクするね! ヌキゲーとしても十分使えると思う。触手凌辱だけでなく、鬼に操られた人間たちも凌辱に参加するので、生々しい輪姦プレイもたっぷり楽しめるよ。とくに無敵を誇る隊長格のキャラが調教され、堕落していく姿は絶品! また、巫女装束姿のHが基本なれど、私服や水着姿のときに不意打ちされ犯されるシーンもあるので、ビジュアル的な変化が多彩なのもGOOD。プレイしにくいゲームシステムなのが減点対象となってしまったが、エロと物語だけを評価するなら★4個クラスの満足感を味わえると思うよ。巫女がボロボロにされる姿が大好きな人にオススメっす。
攻略
©縁-yukari-
このゲームは特殊なシステムを採用していることは本編で指摘したが、クリックミスさえしなければ難易度はそれほど高くない。補足説明が表示される水色の単語をすべてクリックしていくと分岐条件が満たされ、ヒロインたちが犯されるバッドエンドルートを見るか否かの選択肢が出現するのだ。そこでセーブし凌辱エンドを見たら再開し、補足説明を漏れなくチェックしながら同じことを繰り返せばOK。バッドエンドをすべて回収しながら物語を進め、ハッピーエンドに到達すればCGは全て埋まっているハズだ。補足説明を読み飛ばさないように注意しよう!
(by イ・ヤン提督)