娼姫レティシア〜今宵、王女は春を売る〜

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大臣の陰謀に巻き込まれた王女たちの運命とは？

©catwalk NERO

エストール王国のカトリーヌ王妃は、病に伏せっている国王に代わり国を治めていた。そんなある日、ガザエル大臣がクーデターを企て、国王は幽閉、王女レティシアと王妃カトリーヌは囚われの身になってしまった。大臣は、謀反の事実を国民に伏せ、王妃＆王女たちを裏から操り国を支配しようと画策する。大臣は二人を完全な傀儡にするため、高級娼婦館の主カイン（主人公）に調教を依頼するのだった。娼婦として働かされることになった、王女＆王妃の運命とは？

まずは低価格ソフト恒例のボリュームチェックからいきまひょか。基本CGが39枚、回想21シーンという構成は、ちょっと物足りなさを感じるけど、ギリ合格ってレベルかな？　3990円というミドルプライス寄りな価格設定なので、欲を言えばもう少しボリュームをアップしてほしいところだ。この商品パッケージだと、「2000円クラスの低価格ソフトを2本買った方が幸せかも……」という迷いが生じてしまう可能性大。2000円クラスのゲームでも、CG30枚近い商品は珍しくないので、CG単価で考えるとお買い得感は微妙だ。

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さて、価格はミドルプライスと低価格ソフトの中間ぐらいのソフトだが、実際プレイした感覚だと低価格ソフト寄りの印象が強い。というのも、攻略表を見てもらえば分かると思うが、ゲーム冒頭でレティシア王女orカトリーヌ王妃のどちらを調教するか指定すると、以後の展開は一本道なのねん。この価格帯のゲームであれば、ミドルプライス的な味付けで勝負して欲しかったなぁ。王女と王妃を日替わりで調教できる自由度を与えるとか、あえて娼婦として働かさず、主人公の愛人として独占調教するルートを設けるなど一工夫欲しいところだ。また、ストーリー設定では、主人公の夢は「究極の娼婦を育てること」なのだが、調教初日に自ら抱いたあとは、客に抱かせるだけの放任主義。主人公自身の手で性技を磨くような調教シーンがないため、娼婦を育ててる実感が得にくいのもがっかりポイントだ。調教メニューをコマンド化し、自身の手で調教を施すスタイルの方が作風にマッチしてるのではないだろうか？

お手軽すぎるシステム構成に不満は残るが、Ｈシーンの仕上がりそのものは満足できるレベルにある。原画が魅力的で、高貴な姫君が娼婦として働かされるという鬼畜な設定も拙者好み。変態貴族たちの毒牙にかかり、屈辱と快楽の狭間で悶え苦しむ姫様たちの姿に生唾ゴックンものでやんした。姫様をドレス姿で犯すのも興奮するが、スケスケひらひらの娼婦専用衣装も激エロ！　Ｈシーンのクオリティは高く、十分ヌキゲーとして使えるので、ゲーム性のない簡単システムに抵抗がない人なら満足度は高いと思うよ。ちなみにイベント比率は、王女と王妃はまったくのイーブン。ゲームタイトルから推測するとレティシアがメインっぽいけど、カトリーヌ王妃の存在感もバッチリだ。ほどよく熟れた人妻王妃に注目してた人は、迷わず購入しちゃってOKっすよ。

   使い方

攻略

冒頭で調教相手を指定したら、あとはCG差分の回収をするだけでOK。王妃＆王女の特別イベントは、エンディングクリア後に出現する特典映像の中にあるのでご注意を。

（by イ・ヤン提督）