毎日けだものっ!!らぶえろ☆ももいろ☆すくーるらいふ♪
BISHOP | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
8800円(税別) | 1Play9時間 | 属性:純愛系ヌキゲー |
難易度:7 | 2008/7/25発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
ケダモノに変身して女のコたちとH
©BISHOP
理由を告げられないまま、元女子校で男女比1:10という学園に転校させられてしまった主人公。転校後に幼なじみであり、学園の教師でもある相楽有紀恵から理由を教えてもらった。その理由とは主人公の特殊体質にあった。主人公は興奮すると女のコを発情させてしまうフェロモンを出し、ケダモノと化す体質だというのだ。女のコばかりの学園で、その体質の荒療治に励むことになる主人公だったが!?
ゲームとしては『すくーるヘブン〜らぶえろハーレム☆ももいろタイフーン〜』の流れを汲む純愛系ヌキゲーということになる。「流れを汲む」といっても、物語的には完全に独立したもので、あくまでヒロインとのイチャイチャとエロエロが両立しているという点が共通しているだけだ。女のコを発情させるフェロモンを出す主人公というのは、鬼畜系ゲームにありそうな設定だけど、鬼畜的なHは皆無。ラブラブなエロを楽しむためのゲームだね。
まず、ストーリーに関しては、正直なところ平坦だと感じる。どのキャラもひたすらHを繰り返しハッピーエンドという流れで、起承転結や山場と言えるものはほとんどない。キャラに感情移入するためにも、もっと物語的な起伏があっても良かったという気もする。もっとも、ヌキゲーなのだからエロければそれでOKという考え方もあるだろうし、そのあたりのバランスは難しいと思うけどね。少なくとも、小難しいことを考えずにエロを楽しめるようになっているのは確かだ。
©BISHOP
肝心のHシーンはというと、イベント数的には今までのBISHOP作品と比べると少なくなっているかもしれない。純愛系ゲームということで、日常シーンのイベントを入れたことが原因なんだろうけど、この点はちょっと残念。ただし、1つ1つのイベントは尺も長いし、主人公がケダモノ体質ということもあってやたらと連射が利くので、十分に濃厚。ヒロインがイきまくって、ろれつが回らなくなるところなんかはエロくて良いね。Hシーンでは台詞の他にパンパンという効果音や喘ぎ声がバックグラウンドで流れているんだけど、これもなかなか効果的。
ちょっと意外だったのが、主人公が至って常識人であること。ほとんどのHシーンで主人公は興奮しないように涙ぐましい努力をしているのに対して、ヒロインたちはあの手この手で主人公を興奮させ、押し倒そうと虎視眈々と狙っている。さらにヒロインの多くは主人公の特殊体質を知っていて、その上で誘惑してくるので、どちらかというと「ケダモノ」なのは主人公ではなく、ヒロインの方という印象が強い。そのおかげで主人公が多少無茶をしても明るい雰囲気が損なわれないの良かったかな。また、このゲームではH後のピロートークの部分も描かれているんだけど、ここでヒロインが恥ずかしがったり拗ねたりするのも良かった。ただ、ピロートーク付きのイベントが少なかったのは残念。もっと主人公とヒロインのイチャイチャを見せて欲しかったな。
その他にもBISHOP作品ではお約束の、立ちキャラを裸にするぬぎぬぎシステムももちろん搭載。今作では下半身の洋服のみを脱がせるキャストオフも採用された。ゲーム性やストーリーにはまったく関係のない部分ではあるし、場合によってはストーリー展開が分かりづらくなることもあるシステムだけど、意外とエロいことも確か。2周目のプレイではいろいろと遊んでみると面白いんじゃないかな。キャラの下着がイベントによって変化しているのも芸が細かいしね。とりあえず、明るいエロが好きという人にはオススメできる良作だろう。細かいことは気にせずに、勢いとノリでHシーンを楽しむという人は是非プレイしてほしい作品だ。
(by Suno)