嗚呼、素晴らしき孕ま世界

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お国のために女のコたちに中出し！

©softhouse-seal

20XX年。日本は超々少子時代に突入し、特に男児の出生率の低下は極めて深刻なものとなっていた。しかし、女ばかりで国家が成り立つはずもなく、ついに政府は「セックス新法」と呼ばれる法律を成立させた。これは、成人女性は男性から性行為を要求されたら断ってはならないとするもの。待ちに待った20歳の誕生日を迎えた主人公は「自由性行為許可証」を手に入れ、Ｈに励むことになるのだった。

物語は法によって好き勝手にＨをすることを認められた主人公が、好みの女のコたちとＨをしていくというもの。ストーリー展開自体は特別な起伏があるわけではなく、どちらかといえば淡々としたものだ。この点で物語性を重視するプレイヤーには物足りないかもしれないね。Ｈを嫌がる女のコに水戸黄門の印籠のごとく「自由性行為許可証」を突きつけてＨを迫るという展開がほとんどなので、どちらかといえばバカゲー的なノリに近いもしれない。女のコたちにしても、許可証を突きつけられるとすぐに大人しくなってしまうので、鬼畜な雰囲気はまったくといっていいほどないしね。なお、このゲームには東雲ゆかり、工藤真澄、梶原美穂、平野鞠絵、井吹美織、新久美子、里橋玲の7人のキャラが登場するが、ヒロインと呼べるのは東雲ゆかり、工藤真澄、梶原美穂の3人だけ。残りの4人はサブキャラという位置づけになっている。サブキャラと言っても、Ｈシーンは複数回用意されているので、Ｈシーンが目的という人ならサブキャラ目当てでプレイしても裏切られることはないだろう。

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では肝心のＨシーンはと言うと、ほとんどのＨシーンで女のコは感じまくりのイきまくり、最後は中出しというものとなっている。登場キャラは全員処女なんだけど、初回のＨから感じてイきまくるというのはリアリティがないと感じる人もいるかもしれない。ただ、このおかげでＨシーン全体の雰囲気がとても明るいものになっているし、エロさも演出されているので、個人的にはアリかな、と。また、東雲ゆかり、工藤真澄、梶原美穂の3人には、すべてのイベントではないもののアニメーションが採用されているのも高評価。価格を考えればかなり頑張っていると言っていいんじゃないかと思う。逆に少々物足りなかったのが、ハラボテＨがなかったこと。タイトルから考えればあって当然という気もするけど、ハラボテＨのイベントは一切ない。妊婦への性行為は一切禁止という法律があるという設定なので仕方ないといえば仕方ないんだけど、この点はなんとかしてほしかったかな。また、Ｈシーンのほとんどが公衆の面前でのものとなっているのもこのゲームの特徴の1つ。最初は恥ずかしがっているヒロインたちが、感じるに従って乱れていくというのはエロくていいんだけど、周囲で見ているはずのギャラリーがゲーム中にまったく登場しないというのはもったいなかった。ギャラリーたちの台詞も入れて、ヒロインたちの羞恥心を煽るようにすれば、もっとエロくなったんじゃないかという気もするだけに、ちょっと惜しかった。

ゲーム全体としては選択肢もそれなりにあるし、シナリオ分岐もきちんとあって、「ゲーム」としてしっかりと成立している。低価格ソフトではシナリオ分岐のない1本道のソフトも多いけど、この点は評価して良いんじゃないかと思う。CG枚数も差分抜きで20枚、イベント数21となっていて、こちらも価格以上のボリュームだろう。と言うわけでコストパフォーマンスは上々、オススメ度は☆4つ……と言いたいところだけど、期待していたハラボＨがなかったことをマイナスして☆3つ。ハラボテＨに拘りのない人は☆1つプラスして考えても良いかと。

   使い方

攻略

個別エンディングのあるキャラは東雲ゆかり、工藤真澄、梶原美穂の3人。ちょっと分かりにくいのが梶原美穂で、大学を休むと美穂が尋ねてくるので、このイベントを見るのが彼女のエンディングのフラグとなる。そして、この3人のエンディング条件を満たさないとハーレムエンドだ。チャートでは美穂ルートからの分岐となっているので、見落とさないように回収しておこう。

（by Suno）