凛辱の城傀儡の王

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救国の英雄が魔王に変身!?

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ミッドガルド王国の若き剣士ガナックは、魔王バルザードを討つため、魔王軍の居城アースガルドに攻め込んだ。激戦の末、バルザードを倒すことに成功したが、魔王を滅ぼした瞬間「魔王輪廻」の呪いにかかり、ガナック自身が魔王になってしまったのだ！　姿形は魔王なれど、理性も記憶も残っているガナック。しかし、人間の女を犯し精気を奪わないと、魔王の体は弱り死んでしまう。ガナックは魔王としての運命を受け入れ、人間を襲い続けるのだろうか？　そして、王城で主人公の無事を祈り続けている許嫁・テレシア王女と、再び結ばれる日が来るのだろうか？

このゲームは、王女の待つ居城を目指し、周辺諸国を平定しながら物語を進めていくことになる。占領地にサブヒロインがいた場合、凌辱イベントが発生し魔王のパワーが充填されるシステムだ。SLG的な戦略マップ画面が表示されるが、グリーンで表示される地域に攻め込めば自動的に勝利（グリーン以外に攻め込むと敗北）となる簡単システムだ。内政やら外交といった面倒な要素はないので、行き詰まる心配はない。個人的にはもう少しRPGやSLG的な、遊べる要素が欲しかったけどね。

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さて、ちょっと評価が分かれるのは、ストーリー構成かな。メインヒロインのテレシア王女とロゼットの物語は、鬼畜と純愛エンドをしっかり描き、読み応えバッチリなのだが……。10人登場するサブヒロインが、ほとんど活躍しない構成なのねん。いや、魔王に凌辱されパワーを提供する存在としては大活躍するのだが、個別エンドはないし、特定のキャラと絡ませる複数イベントもない。単なるザコキャラなら犯られるだけの存在でも良いのだが、主人公に想いを寄せていた女戦士ランシングや、テレシアの母エレーゼ王妃などは、設定的にはかなり活躍できそうなキャラ。テレシアを調教するときの道具として使ったり、いろんな利用法があったと思う。もう少しサブヒロインを本編に絡ませ、物語を盛り上げても良かったんじゃないかな？　まぁ、メインヒロインの物語がシッカリしてれば、サブキャラは犯されるだけの存在で十分、って割り切れる人ならマイナス評価にはならない部分だけどね。

Ｈシーンの出来はかなり良いッス。スライムや触手凌辱、巫女の処女膜を何度も破り再生する連続処女喪失といった、ファンタジーならではのＨが楽しめるし、アニメーションが随所に盛り込まれてるので臨場感もバッチリだ。また、胎内断面図が表示され、子宮に魔王の精液がドバッと広がる瞬間を目視できたのもポイント高いね！　ただ、なぜか断面図描写は1キャラしかなかった……。拙者は断面図大好き派なので、全キャラに用意して欲しかったぐらい。グロい描写が苦手な人に配慮したのかもしれないが、それなら断面図演出のON/OFF機能を持たせれば良かったのでは？　というワケで、サブヒロインの個別エンドがない、キャラ同士を絡ませる展開がない、といったストーリー的な淡泊さを除けば、抜きゲーとしてのクオリティは高いと思う。ファンタジー設定の抜きゲーが欲しい、という人ならドンピシャだろう。拙者は、黄金聖闘士のような甲冑をまとった女騎士マリーが、夫の前で犯される姿にとろけました。マリーさんに敬意を表して☆4つ評価(笑)。

   使い方

攻略

1巡目では出現しない選択肢もあるので、既存のデータから再会するときは注意して欲しい。あと、マップ上にある「I」と読めそうな記号が2つあるので、チャートに捕捉説明いれてるので攻め込む先を間違えないよう注意すべし。

（by イ・ヤン提督）