れんたる彼女 ミナ編

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3D空間で、どこかズレたお姉さんとまったりしよう

リアルタイム3Dで描かれた3人のヒロインが登場する『レンタル彼女』を、1人ずつのシナリオに分けたダウンロード版『れんたる彼女』。その最終巻となる第3弾がこの『ミナ編』だ。これまでの『ライカ編』で妹タイプ、『ユイ編』で同級生タイプのヒロインが登場したが、本編のヒロイン･ミナは、おっとりしたお姉さんキャラ。世間ずれした古風な言葉遣いと、お約束の巨乳だポイントだ。

© DISTORTION INTERACTIVE

ところで、れんたる彼女とは何?　ヒロインはなぜ貸し出される仕事をしているの?　という主人公の疑問は、これまでのシリーズではそれぞれ非現実的なぼやかされ方をしていたが、本編のヒロイン･ミナに関しては、男と付き合ったこともないのに、スカウトされてぼーっとしたまま契約してしまった普通の人らしい。それで初対面の男の家で彼女として振る舞い、初Ｈまでしちゃうわけで。なんともヤバイというか、騙されて売られてるよアナタ! という感じで、お姉さん系ヒロインなのに実は一番庇護欲をそそるかもしれない。

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とはいえ、この『れんたる彼女』のシリーズに共通していえることなのだが、ゲームそのものは非常にあっさりしている。衣装や胸の大きさ、アクセサリーを決めたらあとは少し会話して、至極シンプルなおさわり（イタズラモード）があって、あとはせっかく選んだ服は脱いで前戯も後戯もない挿入と射精だけのＨ。それが終わったら翌日返却。特にミナは処女で主人公が最初のお客なのに、Ｈシーンの描写はフツーに済ましちゃうってのがとても勿体ない。

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Ｈシーンやイタズラモードでは3Dポリゴンの強みを生かしてカメラを操作して様々なアングルから鑑賞できる。キャラクター造形も悪くない。巨乳キャラの胸がちゃんと巨乳っぽいのが個人的に気に入った。でっかいのが突き出してるんじゃなく、乳の下半分は重さで肌とぴったりくっつくような造形なのだ。そんなミナの身体を地面すれすれなどの盗撮風アングルで楽しむのもオツなもの。しかしカメラ操作が直感的に行いにくいし、Ｈシーンの動きは短調なピストン運動だけなので、すぐに飽きてしまう。

そんなわけでオススメしにくい本作はこれでシリーズ3作が出揃ったわけだが、ダウンロードで3本購入するとパッケージ版より高額になってしまう。パッケージ版なら店頭で値引きなどもあることを考えるとなおさらその差は顕著だ。かといって1人だけに狙いを絞ってダウンロード版を購入するにしても、内容の淡泊さを考えると2625円は高いように思える。このソフトをプレイしたいという人は、パッケージ版を安く購入した方がよいかもね。

   使い方

攻略

ゲーム期間は3日間。2日目2回目の、眠っているミナへのイタズラは触れる箇所が2箇所なのにイタズラ可能な回数は1回。両方のパターンを見るにはEXTRAのイタズラ回想を利用しよう。

（by 葉柳）