マネジ！ イキます!!〜膣予選に賭けた夏2008〜

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かわいいマネージャーのＨなご褒美

偶然出会った野球部エースの葛西に一目惚れして、マネージャーとして野球部に入部した村瀬渚。ところが、野球部は試合で勝ったことがないという弱小、葛西も四球を連発する小心者だった。ついにキレてしまった渚は、葛西を押し倒し、試合で活躍したらご褒美をあげると約束する。渚のＨなご褒美に釣られて、野球部の快進撃が始まった！

©Norn

試合で活躍した部員に、ヒロインである渚がＨなご褒美をあげるというのが本作の基本的な流れ。スポーツ経験者なら、「スポーツはそんなに甘いものではない」と言いたくなるところだろうけど、そんなことを言うのは野暮というもの。バカゲーとして楽しむのが、このゲームの正しい楽しみ方なんじゃないかと思う。物語の展開もリアルでは絶対にあり得ないようなものだし、主人公である渚の性格もお気楽というか脳天気なものだしね。それに、野球部が舞台になっているだけあって、男性キャラは複数登場するわけだけど、野球部員の立ちキャラは全キャラ共通。普通のゲームで名もないサブキャラは顔の描かれていない立ちキャラが使われることがあるけど、このゲームの男キャラはそうした顔無しになっている。これは手抜きと見ることもできるけど、部員がたくさん集まっているシーンなどは、そっくり同じ立ちキャラが画面を埋め尽くして、シュールというか、良い意味でマヌケな雰囲気。計算尽くでやったのかは分からないけど、個人的には結構笑わせてもらったかな。

©Norn

Ｈシーンは複数プレイがメイン。3Pはもちろんのこと、最大10Pまでやってしまう。シチュエーション的にはフェラやパイズリ、本番、アナルなどが中心で、特に変わったものはない。まぁ、ヒロイン自身が楽しみながらご奉仕しているので、それほど突飛なものはできないというのもあるんだろうけど。また、このゲームはヒロインである渚の一人称視点で描かれていて、これは好みの分かれるところだと思う。だけど、このゲームに関してはこれで正解だったんじゃないかな。一人称視点にすることで渚の脳天気さがよく出ていたし、楽しみながらＨをしているというのが表現されていたからね。また、Ｈイベントは19用意されていて、それぞれ尺が結構長めで、描写もエロい。ここでもヒロイン視点というのが活かされている印象だ。全体として、ヌキゲーとしては十分に使える内容だろう。

バカゲー＋ヌキゲーとしては良い感じの本作だけど、気になった点もいくつかあった。まず、CG枚数が少ないこと。CGは差分抜きで21枚。本体価格が2000円以下と、低価格ソフトの中で安価な部類に入る本作だけに、あまり贅沢はいえないけど、もう少しCGを増やしてほしかったというのが本音。テキストのボリュームがあるし、CGを上手に使い回しているので、枚数不足を感じにくいようにはなっているんだけどね。それと、エンディングが1つしかないというのも、ゲームとしてはどうかと。選択肢によるシナリオ分岐は欲しいところだ。ともあれ、全体としてはコストパフォーマンスは悪くない。バカゲー、ヌキゲーが好きならオススメできるかな。

   使い方

攻略

レビューでも書いたように、選択肢に関係なくエンディングは1つだけ。ただし、選択肢によってイベントは分岐するので、選択肢が出たらセーブしておこう。難易度は非常に低いので、簡単にコンプリートできるはずだ。

（by Suno）