瞳の烙淫〜淫縛の牝奴隷〜

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瞳の能力で欲望を満たせ！

両親が海外に転勤し、主人公は身体の弱い妹の美月と2人で過ごしていた。新しい生活に慣れた頃、美月は不思議な力を使うようになった。美月に美希子を抱けると言われ、何かに操られるかのように夜の教室に向かった主人公は、美月のクラスメイトで親友の美希子に抱いてほしいと迫られた。美月の力で発情していた美希子の処女を奪った主人公は、現実味がなく夢だったのではないかと思うが美月の言葉によって現実だったことを知らされる。他人を発情させ、その記憶をも書き替えられる力を手にした妹の美月は、「兄さん。セックスしたい女性がいたら、私に言ってね。誰とでもさせてあげる」と言うのだった。

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人を操る能力を持った美月と、そのような危険な存在を抹殺しようとする御堂家の戦いが繰り広げられたりするストーリーだ。まあ、相手を思いのままに操れるあたりは催眠ものに近いストーリー展開が期待できると考えてもよいだろう。ヒロインは病弱な妹の美月、そのクラスメイトの美希子、幼なじみで兄妹を監視するために派遣されてきた綾乃、主人公のクラスで隣の席のひなた、保健医の妙子の5人となる。

ストーリーのほうは、幼き頃の出来事で尋常ならざる能力を手にした兄妹（兄である主人公も途中で力に目覚める）が快楽に溺れてまわりの人たちを巻き込んでいくさまが描かれている。その能力を管理する御堂家が送り込んできた刺客が兄妹の幼なじみの綾乃で、彼女への対応によってストーリーは綾乃とのラブラブなルートと、凌辱ルートに分岐している。ラブラブルートは綾乃に中出ししまくると妊娠する展開になり、中出しを控えると妊娠せずにエンディングとなる。凌辱ルートのほうは中出し回数はストーリー展開に影響せず凌辱したヒロインあるいはハーレムエンディングへと進んでいく。

基本的には発情させた女性を凌辱していくというおかずゲームであるため、快楽に屈して抱かれていくことになるヒロインたちの反応が見どころとなる。凌辱を繰り返されて身体が開発されているのに記憶がなくて心は処女のままの美希子、主人公を見るたびに発情する身体に戸惑いながらも快楽を求めてしまうひなたなど。それぞれ結構異なるシチュエーションが用意されているので、結構楽しめるんじゃないだろうか？　綾乃と公園で野外プレイ中に幼い兄妹に目撃され、彼らに実演して性教育をしてあげるシーンなんかは、シチュエーションも綾乃の反応もたまらないね。

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ゲームシステムはバックログ機能がやや使いにくく感じた。マウスのボタンをホイールすると直前のシーンではなくそのひとつ前のシーンまで戻って表示されることが多かったためだ。それ以外ではスキップボタンの解除がうまくいかないときがあったのと、タイトル画面やキャラクター選択画面でクイックロードができないのが使い方によってはやや不便かもしれないね。メッセージのスキップはCtrlキーで行なえばまったく問題ない。ほかは問題なく快適にプレイできたことを記しておく。CG閲覧の枠は80個で、シーン回想は綾乃20種類、美月13種類、ひなた12種類、妙子8種類、美希子6種類、複数キャラ4種類の計63種類だ。テキスト量があるので、おかずゲームとしては十分実用的な仕上がりだといえる。

女のコたちを操って好き勝手に凌辱してみたいという願望のある人にお薦めの作品だ。エロいゲームを楽しみたいと思うならぜひ。ただし、美希子にはエンディングがないため、美希子目的の人はその点を覚悟しておいたほうがよいだろう。

（by 天城螢）