しょぱん!
light | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
ダウンロード版:2800円(税別) パッケージ版:3000円(税別) | 1Play2時間 | 属性:匂いフェチ |
難易度:1 | ダウンロード版:2007/8/13発売 パッケージ版:2007/8/24発売 | オススメ:☆☆☆ |
賭の賞品は幼なじみの処女
©light
田城隆一と本田香織は幼なじみ。そんな2人はいつのころからか「勝負」をするようになった。勝負の内容自体はたわいのないものばかりだったが、問題は何かを賭けての勝負であるということ。最初は幼なじみ同士のじゃれ合いだった勝負がしだいにエスカレートし、ついに隆一は賭の対象に香織の処女を要求。そして、夏休みのある日、ついに香織は勝負に負けてしまい……。
物語は香織が勝負に負けるところからスタート。処女を賭けていたといっても、無理矢理凌辱というものではなくて、香織のほうも主人公が好きで自分が勝負に負けることを望んでいたという説明が入るし、主人公も香織が嫌がるなら無理矢理やるつもりは全くないので、凌辱とかいう雰囲気は全くナシ。一歩を踏み出せなかった幼なじみ同士がバカップルと化して、イチャイチャ、エロエロという感じだね。2人を煽りまくったり、香織に入れ知恵をしたりするクラスメイトたちも、良い意味でバカっぽくて良い感じだ。
メインヒロインである香織(といっても、ヒロインといえるキャラは香織しかいないんだけど)、は喜んだり怒ったり拗ねたりと、感情表現の忙しいキャラ。このゲームは勝負の過程などはサラリと流して、ゲームスタート直後からHシーンに入ってしまうんだけど、Hシーンの中でもそうした香織の感情変化はしっかりと描かれているので、Hシーンメインのゲームといってもしっかりとキャラは立っている。純愛系の低価格ソフトだと、日常描写が難しいため、どうしてもキャラが弱くなってしまうことが多いものだけど、その点このゲームは合格点。キャラゲーとしてもきちんと成立するだけの内容になっているといっていいんじゃないかな。
©light
タイトルが『しょぱん!』ということで、Hシーンはショートパンツに拘った内容になっているのかと思ったら、実際はそうした描写はほとんどナシ。ブルマに拘ったゲームは珍しくないけど、ショートパンツに拘ったゲームは珍しいというのがこのゲームをプレイしたそもそものきっかけだったので、その点では期待を裏切られたともいえる。むしろ拘りという面では汗の匂いとか体臭とか、匂いに対する拘りの方が強く出ている。主人公もヒロインの香織も匂いフェチだったりするので、至る所で匂いに興奮するという描写が出てくる。Hシーンはショートパンツの体操服でのものが中心なんだけど、これは体操服=汗の匂いというわけ。Hシーンはプレイ前に想像していたものとは違ったけど、内容自体は純愛系Hとしては十分に濃いものなので、その点は満足できるものだったかな。このゲームでは主人公もヒロインも気取ったところのないキャラなので、行動が本能のままというか、Hがイケイケ状態になっているのが大きいのかもね。
内容自体は悪くなかった本作だけど、ゲームのボリュームには不満アリ。まず、選択肢が多いわりにほとんどの選択肢がエンディングやイベントに影響しないダミーの選択肢であること。選択肢を選ぶことで会話を楽しんでほしいということなのかもしれないけど、やはり「ゲーム」なのだからストーリーの分岐を作って欲しかった。次にCG枚数が差分抜きで24枚、Hイベント数7と少なめなこと。1つ1つのイベントの尺は結構長めではあるんだけど、やっぱりこの数は物足りない。低価格ソフトというカテゴリの中では高価な部類に入る価格なのだから、もうちょっとCG枚数やイベント数を増やして欲しかった。
CG枚数などには不満があったけど、明るく元気でエロい女のコである香織とイチャイチャ、エロエロするキャラゲーと考えれば悪くない内容だと思う。低価格ソフトでは鬼畜凌辱系のゲームが多いので、その点でも純愛系のゲームは貴重だしね。とりあえず、幼なじみとかデレデレというキーワードに反応する人ならプレイしても良いんじゃないかな。
攻略
エンディング分岐は全くないので、全ての選択肢がダミーといえる。ただし、選択肢によってCG差分を取りこぼすことがあるので、コンプリートに拘るならセーブ&ロードで回収しよう。
香織を隣に座らせる |
背中流して |
素直に教える |
新作 |
「ああ、思い切りイけよ」 |
雄弁に結果報告する |
あちこち寄り道 |
部屋を物色 |
☆セーブポイント |
乗る |
【エンド】 |
☆セーブポイントから |
乗せる |
《イベント終了までプレイ》 |
(by Suno)