巨乳極楽セミナー
West Vision | Windows98SE/Me/2000/XP | 800x600 |
ダウンロード版:2400円(税別) | 1Play5時間 | 属性:逆凌辱 |
難易度:8 | ダウンロード版:2007/4/20発売 | オススメ:☆☆☆ |
セミナーに参加してニート脱出!?
仕事のトラブルや家族関係が原因でニートになってしまった主人公。今では引きこもるだけでなく、DVまで起こす始末。そんな主人公を扱いかねた家族は主人公に薬を飲ませて眠らせ、その隙に山奥にある意識改造セミナーに送り込んでしまう。セミナーで待っていたのは巨乳、爆乳の講師たち。突然の出来事に、主人公も抵抗はするが講師たちには敵わない。2週間のセミナーで主人公はどう変わるのか?
©West Vision
このゲームは2005年に発売された同名作品のダウンロード版。内容的に変更はないので、既にプレイ済みという人は要注意。さて、ゲームの内容の方はというと、完全なヌキゲー。緻密なストーリー展開を求めると期待はずれに終わってしまうだろうけど、このゲームに感動的なストーリーとかを求める人もあまりいないだろうから問題ないでしょう。問題はHシーンの内容ということになるんだけど、West Visionのホームページの紹介を見るとジャンルは「巨乳講師逆凌辱AVG」となっている。これは半分正解で半分不正解といったところ。まず、「巨乳」の部分。確かに登場キャラのほとんどは巨乳キャラ。というより、人外のカテゴリに足を半分踏み入れているキャラもいたりする。唯一の例外は橘彩だけど、彩もバスト82センチとなっていて決して貧乳キャラではないし、CGでもそこそこの大きさに描かれている。この点で巨乳ゲーというのは正解。だけど、ゲーム中のHシーンではその巨乳を活かしたイベントがほとんど無かったりする。パイズリでさえたまに出てくるというレベルだし、主人公も巨乳への拘りはほとんどナシ。これでは乳の持ち腐れというものでしょう。ジャンルに「巨乳」を謳う以上、それなりのイベントを用意してほしかった。
次に「講師逆凌辱」の部分。講師であるヒロインたちに反抗的な態度を取ると、ヒロインたちに寄って集って逆レイプされたりするイベントがキャラごとにしっかり用意されているし、キャラによっては主人公が調教されてしまったりするので、逆凌辱や逆レイプというシチュエーションが好きな人には堪らないかと。ただ、普通にプレイしてキャラルートに乗ってしまうと、ごく普通の純愛Hの連続になってしまうので、あまり極端なものを期待するとがっかりしてしまうかも知れない。まあ、極端に走っていないので誰にでも受け入れやすいともいえるわけで、一概にダメとはいえないけどね。個人的には逆凌辱よりも普通の純愛Hの方が楽しめたかな。ちなみにCG枚数は差分抜きで77枚、イベント数は61となっているので、フルプライスのゲームとしては標準的。イベントの尺もそれなりにあるので、Hシーン目当てでプレイするなら満足度はあるね。
©West Vision
このゲームの最大の問題点は、ゲームシステムだと思う。まず、選択肢の数が多くて選択肢が出てくるたびにセーブ&ロードを繰り返すことになるわけだけど、クイックセーブがないのはとても不便。セーブ画面を開いてからセーブというのは、1回や2回なら気にならないけど、何十回、何百回と繰り返しているとストレスが溜まってしまう。そして、選択肢の組み合わせが複雑なため、難易度が非常に高くなっているのも問題じゃないだろうか。ゲームのコンセプトがヌキゲーならば、ここまで難易度を上げる必要はなかったのでは? West Visionのホームページのゲーム紹介では「仲間を募って脱出計画を立てることもできる。」とあるんだけど、結局、脱出に成功することはできなかった。本当に脱出って可能なの? さらにマルチエンドである以上、複数回のプレイが必須になるわけだけど、画面エフェクトが完全にオフにできないこと、エンディングがスキップできないことでストレスが溜まってしまう。なんというか、繰り返しのプレイを考慮したシステムになっていないんだよね。
システム面では不満が残るけど、エロ目的でプレイするなら満足できる内容。さすがにフルプライス用に開発されたゲームだけあって、ゲームのボリュームが低価格ソフトとはレベルが違う。ファイルサイズが600MB近くと、ダウンロードゲームとしては大きめなので、ネット環境がナローバンドの人は辛いかもしれないけど、ブロードバンド環境のある人はプレイして損ナシの1作。
(by Suno)