麻雀ダブルロンド
cyon | Windows2000/XP/Vista | 640x480 |
ダウンロード版:2500円(税込) | 1Play3時間 | 属性:麻雀、フルアニメ−ション、凌辱 |
難易度:2 | 2007/8/10発売 | オススメ:☆☆ |
フルアニメーションの動きが抜群の麻雀ゲーム
主人公はスゴ腕の雀士で、代打ちを稼業としている。今回の依頼主は、港陵町を昔から守ってきた旧家、黒沢家の女当主・初音さん。勝負に負けてしまうと、天童組に街を牛耳られてしまうらしいのだ。天童組が雇った雀士たちを撃破し、見事依頼をクリアすることができるだろうか?
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というワケで、このゲームはミッションクリア型の2人打ち麻雀で、敵が送り込んでくる雀士4人を撃破していくことになる。勝利条件は「4局以内にハネ満以上をあがること」のように、ステージごとに色んな勝利条件が設定されているのがポイント。牌交換・一発ツモ・透け牌といったイカサマ技が用意されているので、これらを駆使すれば勝利条件を満たすのは意外と簡単。麻雀初心者でもそれほど苦戦しないハズ。スピーディーな二人打ち麻雀を気軽に楽しみたいという人にオススメだ。
しかし、本格的な麻雀を楽しみたい玄人さんには、ちょっと不満が残ると思う。まず、一番気になるのは思考ルーチンの完成度。あがり牌がない場合に「一発ツモ」を利用したとき、幻の5枚目をツモってしまうのだ。拙者が一番驚いたのは、暗カンせずに9ピンを4枚抱えながら、チンイツをめざしていたときのこと。ノーテンなハズなのに「リーチ」が点滅。チョンボ覚悟で「一発ツモ」リーチをかけたら、5枚目の9ピンをツモって上がり! なんと、9ピン3枚で1メンツ、残る2枚でアタマという処理になったのだ。自分に有利な判定なので、ゲームとしてはまぁ許せる不具合ではあるけど、麻雀ゲー好きな拙者としてはかなりガックリしてしまった。
あと、ミッションクリア後に、フリーモードが追加されないのも残念だった。本編には特殊な勝利条件が設定されているため、腰を据えてじっくり打つことができない。麻雀ファンのためにフリーモードを用意し、勝利条件や地方ルールの設定変更ができるようにすべきだったのでは? 麻雀はオマケ程度で十分、Hシーンを見るのが本命って人なら今の仕様でもOKだとは思うけどね。
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で、気になるHシーンのボリュームだげど、4人の女性雀士に1シーンづつ。1シーンといっても「愛撫+SEX」のように、2種類の責めがフルアニメーションで描かれてるので、低価格ソフトの脱衣麻雀としてはギリ許容範囲といった感じかな? でも、「乳揉み+SEX」みたいな組み合わせなら納得できるけど、「口に指入れ+強制自慰」のような組み合わせのキャラがいたのは正直ガッカリ。合体シーンのないHは、ちょっとテンション上がりにくいッス。また、フェラの描写もイマイチ。モザイクが大きすぎて、女のコの顔がほとんど見えない! 静止画にモザイクかけるより大変なのは分かるけど、あそこまで大きくなるとフェラを描く意味がないのでは? 女のコの表情が見えないフェラは魅力半減だ。低価格ソフトなので、Hのバリエーションが豊富とは言えない。ならば、魅力が半減してしまうフェラは最初から諦め、別のHを描くって選択肢もあった気がするにょ。原画は魅力的だし動きも良い。ヘタなアニメより出来がよいぐらいだっただけに、もう少しHの構成・演出にこだわって欲しかったな。せめて女雀士の生い立ち部分を、もうちょっとフォローして欲しかった。キャラの情報が少なくて感情移入できんかった。あと、クリア後に依頼主の初音さんとのHがなかったのが痛かった……。一番好みのキャラだったのに! というワケで、ちょっと気になる部分はあるけど、「一発ツモ」の珍現象を除けば普通に遊べるので、気軽に脱衣麻雀を遊びたい人はご検討あれ。
(by イ・ヤン提督)