巫女縛り

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汚れなき巫女さんを縄で縛ってＨ三昧！

©可憐ソフト

新任講師の主人公・葛西拓郎は、無類の巫女さんフェチにして緊縛プレイマニア。ある日、神通力の宿った不思議な縄を手に入れ、その効果をためすため如月姉妹に縄を使うことを決意するのだった。彼女たちは主人公に好意を寄せているし、何より街の観光対策の一環として、日常生活を送っているときも巫女装束を着用していたのだ。大好きな巫女さんに、憧れの緊縛プレイを施すチャンス到来！　おっとりタイプのかなえさん、恋に一途な妹佑香のどちらとＨしちゃう？

このゲームは、「巫女」「緊縛」という要素を前面に押し出した作りの低価格ソフト。ヒロインが観光大使的な役割を担っているので、学園生活を送っているときも巫女装束を着用している設定が面白いね。学校の屋上で巫女姿の佑香に告白されそのままＨするとか、女教師のかなえさんが巫女姿で授業する様子などはレア感たっぷり。また、低価格ソフトはイベント数が少なくなりがちだが、全シーンを巫女Ｈに振り分けているので、「遊んでみたら巫女姿のＨが思ったより少なくガックリしたヨ」なんてことにはなっていない。巫女ファンは大満足だろう。逆に言うと、学生服や私服姿は一切登場しないので、Ｈのバリエーションを楽しみたい人には好みが合わないので注意が必要だ。

©可憐ソフト

Ｈシーンは巫女姿が標準で、そこに必ず「縄」が加わってくる。緊縛系のＨはダークなSMイメージを連想しがちだが、この作品では鬼畜テイストは一切ない。ヒロインたちがＨに積極的なラブラブモードなので、「巫女＋縄」姿しか愛せない変態チックな主人公にドン引きすることはない。三人で桃色学園生活を満喫していく展開だ。個人的には姉妹が主人公を奪い合うような修羅場も見たかったけどね。気になるCG枚数は、差分なしの基本絵が35枚、回想が14シーンだ。絶対的なCG量は多いとはいえないが、全シーン「巫女＆縄」のＨなので、巫女ゲーとしてのボリューム感はバッチリ。何気に縛りのバリエーションも多く、縄フェチな人が満足できるような工夫もなされてるのも高評価だ。ちょっと残念なのは、Ｈ後に縄を解き柔肌に刻まれた縄の跡を観賞できなかったこと。縛りの最中だけでなく、縛り後の描写もこだわってほしかった。

エンディングは佑香エンド2種類、かなえエンド2種類、姉妹同時エンドの計5種類が用意されている。エンディングバリエーションは豊富だが、物語の展開は終盤まで同じでラストだけ変化するスタイルだ。リプレイ時のメッセージ重複率が高いので、もうちょっと新規テキストを投入し、ヒロインたちの心理描写にも力を入れてほしかったな。Ｈしたいヒロイン名と「中出しor外出し」コマンドだけを選ぶシステムなので、ちょっと感情移入しにくかったッス。主人公がヒロインにどう接するか？という、意思表示できるコマンドがもう少しあっても良かった気もするね。というワケで、恋の結末を見て感動で泣けるほどテンションは上がらないけど、エロの描写は十分合格レベル。巫女さんのＨメインの抜きゲーをお探しの人にオススメっちゅ。

   使い方

攻略

分岐条件はヒロインとＨした回数。浮気せず毎回特定キャラとＨするか否かがポイントだ。両ヒロインとＨした場合、均等に愛すると姉妹エンドになる。中出し・外出しは結末に影響しないので、その場で確認して好きなほうで通過してOK。

（by イ・ヤン提督）