マコトねーちゃんのボク教育法?!
オーサリングヘヴン | Windows2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:6000円(税込) ダウンロード版:2800円(税込) | 1Play4時間 | 属性:姉 |
難易度:2 | 2007/3/2発売 | オススメ:☆☆ |
2人のお姉ちゃんとH三昧の毎日
主人公の矢島光は気が弱くて、相手に強く出られるとイヤとは言えない性格の男の子。そんな光が女子更衣室を覗いて騒ぎを起こしてしまう。そのことを知って激怒したのが姉の真琴。覗きをするのは性欲が溜まっているからだと、光と無理矢理Hをしてしまう。さらに、従姉妹の真理にも覗きのことを知られてしまい、真理ともHをすることに……。2人のお姉ちゃんに挟まれて、光のHな毎日が始まった。
©オーサリングヘヴン
ディスクを挿入してまず気がつくのが、ゲームをHDDにインストールせずに、CD-ROMから直接起動することが出来るということ。HDDの容量が厳しい人には嬉しい仕様かも。もっとも、HDDにインストールすることも可能で、インストールに必要なHDD容量は200MB足らずなので、たいしたことではないともいえるけどね。それよりも問題なのはセーブシステム。このゲームのセーブデータはレジストリに記録されるようになっているのだ。CD-ROMから起動した場合でも、CD-ROMにセーブすることは出来ないのだから、セーブデータだけはHDDに書き込む必要があるのは分かる。でも、それは通常のファイルとして保存場所をプレイヤーに指定させればいいだけのはず。セーブデータをレジストリに記録というのは止めて欲しかった。ゲームのシステムも非常に簡素で、バックログでの音声再生は不可、既読メッセージスキップもナシという仕様。MS-DOSの時代のゲームならともかく、現代のゲームとしてはかなり寂しいシステムといわざるを得ない。プレイ時間が短いので大きなストレスにはならないものの、もうちょっとシステム面を作り込んでほしかったね。
シナリオ面でも疑問がポロポロと……。公式HPでは「真琴は、強引な手段で、弟を立派な男に育てようと計画する」とあるけど、真琴は別に計画なんて立ててません。真琴は主人公の性欲を発散させるため&弟可愛さのあまりHをしてしまうだけ。また、「隣家に住む叔母の真理」となっているけど、ゲーム中での真理は光の従姉妹という設定。さらにエンディングも「?」という内容だったりする。このゲームのメインヒロインは真琴と真理のはずだけど、選択肢に関係なく真琴と真理のシナリオは1本道。それなのにサブキャラには個別エンドが用意されているという謎仕様。もしかして、制作途中で仕様変更があって、こういうおかしなことになったのかなぁ……?
©オーサリングヘヴン
疑問点、不満手に目をつぶれば内容的には、気の弱いショタな主人公がエロエロなヒロインに喰われちゃうという、いつものオーサリングヘブン/コンプリーツのノリ。主人公受けのシチュエーションが好きな人はストライクゾーンど真ん中ではないかと。コンプリーツブランドの『もうすぐ夏休み!』なんかが好きだった人なら、結構楽しめるんじゃないかな。キツイことを言いながらも主人公を溺愛している真琴と、とにかく主人公にダダ甘な真理の対比も悪くないし、なにも考えずに頭の中を空っぽにしてエロを楽しむことの出来るストーリーもオーサリングヘブンらしいしね。あと、オーサリングヘブンのヒロインというと熟女だったりマッシブだったりと、激しくプレイヤーを選んでしまうことが少なくないけど、今作のヒロインは絵柄も含めて癖が無くて、一般受けしそうだ。まぁ、腹筋が割れてるマッシブなヒロインが好きという人には物足りないかもしれないけど……。これで真琴と真理の個別エンド、ハーレムエンドの3種類のエンディングが用意されていたら、オススメ度☆1つプラスしても良かったんだけどねぇ。ともあれ、ショタな主人公がOKで、脳天気でエロエロなストーリーが好きという人ならプレイしてもいいんじゃないでしょうか。
攻略
ゲームは最初の選択肢で久保田千春ルートと吉沢ゆかりルートに分岐。それ以降は「ちょっとお出かけ」を選び続ければ千春、ゆかりのシナリオが進行し、「スポーツクラブ」を選び続ければ西滝川慶子のシナリオが進行することになる。真琴と真理に関しては、選択肢に関係なく1本道となっている。
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☆セーブポイント |
ちょっとお出かけ |
ちょっとお出かけ |
ちょっとお出かけ |
【エンド1】 |
☆セーブポイントから |
スポーツクラブ |
スポーツクラブ |
スポーツクラブ |
【エンド2】 |
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ちょっとお出かけ |
ちょっとお出かけ |
ちょっとお出かけ |
【エンド3】 |
(by Suno)