ゆ〜わく恋愛〜実は巨乳でムチムチで〜
スワン | Windows98SE/Me/2000/XP | 800x600 |
2800円+税 | 1Play2時間 | 属性:学園モノ |
難易度:2 | 2007/2/16発売 | オススメ:☆☆☆ |
地味な女のコが美少女に変身!
主人公は幼い頃から引っ越しを繰り返し、友達が出来ては別れるということを繰り返してきたために、今ではすっかり暗い性格に。誰とも親しくならなければ、別れで辛い思いをすることもないと、他人との関わりを避けるようになっていた。そんな主人公が出会ったのが、メガネでおさげの地味な女のコ、水無月裕子だった。裕子は主人公と出会ったことで、イメチェンを図り、学園でも1、2を争う美少女に変身。更に主人公は学園のマドンナである桐山美緒にも告白され……。
物語は2人のヒロインに告白された主人公が、紆余曲折ありながらも関係を深めていくというもの。ちょっと残念だったのは、ゲームの序盤でシナリオが裕子ルートと美緒ルートに完全に分岐してしまい、裕子と美緒の絡みがほとんど無いこと。オマケシナリオではハーレムシナリオが用意されているんだけど、これが短い割に面白かったから、ゲーム本編でもハーレムルートを用意して欲しかった。裕子も美緒もなにげに気の強いキャラだから、2人の間に挟まれた主人公が右往左往する……というのも面白そうだし。
©スワン
キャラ別シナリオは基本的に学園ラブコメディという感じかな。ただ、裕子ルートは少々シリアス寄りで、物語の展開がちょっと唐突っぽいし、オチも「えっ、これでエンディング?」という感じ。低価格ソフトと言うことでシナリオの長さには制限があるわけで、キャラの心情をしっかりと描写する必要のある真面目なお話はゲームに合わないのかも。それに対して美緒ルートではいい意味で主人公がヘタレていて、コメディとして楽しむことができた。ヒロインとなる美緒が超の付くお嬢様という設定も、何かあるたびにボディガードの黒服が登場して、強引に事態を解決してしまったりと、コメディ色を強くするのに一役買っている。キャラ的にも癖のないキャラである裕子よりも、プライドが高いくせに焼き餅焼きという美緒の方が面白みがあるしね。
システム面はいつものスワン。オーソドックスなコマンド選択型AVGで、特に変わった点はナシ。ただし、今作ではバックログで音声が再生できるようになっていたり、右クリックでメッセージウインドウを消せるようになっていたりと、地味ではあるけど確実に進化している。これでシステム面での不満は画面エフェクトが完全にオフに出来ないことだけになったかな。あと、1シーンだけではあるけど、Hシーンにアニメーションも採用されていた。それほど大規模なものではないけど、価格を考えると結構頑張っているなぁという印象だ。CG枚数は差分抜きで35枚とこれまでのスワン作品と同じ。イベント数はオマケシナリオ込みで11。純愛系低価格ソフトとしてはまずまずのボリュームでしょう。
とりあえず、お手軽に純愛系ゲームを遊びたいという人にはオススメ。放課後の教室や体育倉庫でHなどの定番的シチュエーションも揃っているので、学園モノが好きな人なら楽しめるんじゃないかな。あとは、このゲームでなければという突き抜けた部分、1部分だけでいいから他のゲームを圧倒するような部分があれば☆1つプラスできるんだけどねぇ。やっぱり、低価格ソフトだとコストの関係もあって難しいのかな?
攻略
初回プレイでは選択肢に関係なく裕子ルートとなる。チャートは2回目以降のプレイでのもので、初回プレイでは最初の2つの選択肢は出現しない。エンディングを見るとタイトル画面からアフターストーリーが選択可能になり、「裕子後日談」と「美緒後日談」の両方を見ると「ハーレム」が選択可能になる。3つのアフターストーリーを見ればゲームコンプリート。
気になる… |
水無月が気になる |
中に出す/外に出す |
口の中に出す/顔にかける |
中で果てた/体に解き放った |
裕子の中に出す/裕子の体にかける |
中に出した/外に出した |
【裕子エンド】 |
気のせいだろ |
桐山が気になる |
膣出し/外に出す |
美緒の中に注ぎ込む/外に出す |
口の中に出す/顔にかける |
膣に注ぎ込む/体にかける |
【美緒エンド】 |
(by Suno)