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年上の女性を手玉にとってハーレム化

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学園生活になじめず、すっかり引きこもりになってしまった主人公。そんな主人公を心配して、海外出張中の父親は主人公に家庭教師をつけることにした。やって来た家庭教師、園田零香は美人ではあるものの、とんでもないスパルタ教師。それに反発した主人公は、テストでいい成績を取ったら何でも言うことを聞くという約束を取り付ける……。

このゲームは主人公の前に現れた年上の女性をハメ撮りして、それをネタに脅迫、ハーレムを作っていくという内容のAVG。こう書くと鬼畜ゲームみたいに見えるかもしれないけど、実際のゲームは結構ラブラブな雰囲気。というのも、主人公は口では○作やラ○スを師と仰ぐ鬼畜人間と言っているけど、根の部分で善人というかワルになりきれない性格だし、ヒロインの方も最初は抵抗することもあるけど、結局主人公ラブになってしまうから。エンディングはみんな幸せで大団円という感じだし。

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ヒロインは全部で5人で、全員年上の女性。年上とはいっても、処女が3人、非処女の2人もＨにはあまり慣れていないという設定なので、「お姉さんが教えてあげる」的な展開は無い。年上の女たちが主人公のエロテクにメロメロになっていく……というのがこの作品の見所かな。Ｈシーンは尺は長いし、描写も濃厚なので満足は高いね。SMっぽいプレイが多めだけど、ヒロインが喜んでいるので暗い雰囲気は皆無。明るいＨシーンが好きという人に特に向いていそう。ヒロインが堕ちるのが早すぎるような気もするけど、その分、エロの密度は高くなっているので、こういう展開もアリかと。ちょっと物足りなかったのは、主人公はビデオを使ってハメ撮りをしたりするわけだけど、ハメ撮りっぽいCGが無いこと。CGのアングルとかを工夫して、ハメ撮りっぽい雰囲気を出してくれたらもっと良かったかも。また、CGは使い回しが結構あって、差分抜きのトータル枚数は71枚と、若干少なめ。もっとも、描写が濃いのでプレイ中はCG枚数の物足りなさはあまり感じなかった。

Ｈシーンに関してはおおむね満足の内容だったけど、システム面に関しては不満あり。新キャラが登場するたびに不必要な状況説明が入ったり、ゲーム性が皆無だったりするのは、この価格帯のゲームとしてはどうなんだろう？　なんというか、5話シリーズの低価格ソフトとして開発していたものを、急遽1つにまとめてフルプライスのゲームとして発売しましたみたいな感じになっているんだよね。もちろん、低価格ソフトが悪いと言うつもりはないけど、フルプライスのゲームにはフルプライスなりのボリュームとかが必要だと思うんだけどね……。まあ、本当に低価格ソフトとして開発されていたのかは分からないし、自分の想像でしかないんだけど……。

ゲーム性は無いし、ストーリー的にも予想の範囲内と言うことで、攻略性や物語性を求める人には向かない作品。年上の女性との濃いエロを求める人、原画家の綾風柳晶が好きな人にオススメ。

※キャラクターごとに分割されたダウンロード版が2007年3月から順次発売されました。

   使い方

攻略

一応、チャートは作ってみたけど、選択肢は3回しか出てこないし、どれを選んでもエンディング、CGにはまったく影響なし。ゲームというよりは、挿絵のいっぱいある読み物という感じかな。とりあえず、選択肢は少なくて、難易度も低いですよということで。

（by Suno）

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お姉さんたちをたらし込もう！

親父が前触れもなく突然再婚し、再婚相手の香澄さんと一緒に海外へ出向してしまってひとり暮らしになってしまった主人公の拓馬。気がつけばいつの間にか学園にも通わず引きこもる生活になってしまい、学園から親父へ連絡されてしまった。心配した親父は拓馬のために監視を兼ねた家庭教師を雇って送り込んできた。美人だが気の強そうなお姉さん・零香のスパルタ教育が続いて気が滅入っていた拓馬は、秘蔵のお宝エロDVDを見て心を癒していた。だが、それを零香に見つかり破壊されたことから無謀な勝負を挑むことになる。テストで80点以上取ったら何でも言うことを聞くという条件で……。お宝の仇を討つべくやつれるまで必死に努力をした拓馬は勝者の権利を行使するのだった！

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賭けの約束をタテに零香に襲いかかって処女を奪い、それを隠しカメラで撮影していたという主人公の拓馬はなかなかやってくれます。脅す材料を手にして何度も零香に関係を求め、Mな零香はしだいに犯されるのを期待していくという展開。素直じゃない女とのラブラブしたシチュエーションに萌えるという人にお薦めという感じのシナリオ展開が待っている。お互いにイイ感じになってくると義母の香澄さんが前触れもなく帰国してひと波乱発生。爛れた悦楽の日々が終わるのかと思いきや、主従関係に引きずり込んでいってハーレムへ突き進んでいくので、エロに期待したい人を裏切らないことだろう。香澄さんが堕ちたら次はツンデレな義姉の智……というように続々と獲物が飛び込んでくるテンポのよさは悪くない。親娘丼に野外プレイ、ライトSMなどシチュエーションも多彩で楽しませてくれる。

このゲームの選択肢に意味はないが、メッセージをスキップしなければ休日を一日潰してしまいそうなほどのテキストのボリュームがあるので、エロが主目的でゲーム性は全然求めていないならば十分に堪能できると思う。ただ、効果音は一部にちょっと違和感を感じる過剰なものやそぐわないものがあった。

それにしても、前作『萌萌寮辱 アイドル育成プロジェクト』となんかイメージがかぶってしまうのが残念だ。後先考えない行動をする主人公や、ヒロインたちの堕ちていくさまや主人公との関係が似ているんだよね。それはまだしも、一部のBGMが使いまわされていたりして、いくらなんでも8800円のソフトでそれはちょっと……と思ってしまった。選んだ選択肢に意味のないところまでそっくり継承されている。『萌萌寮辱 アイドル育成プロジェクト』を未プレイならば問題ないかもしれないが、プレイ済みだとこの作品にはデジャブを感じて物足りないと思う可能性があるかなぁ〜。まあ、テキストは前作よりボリュームがあってがんばっているからテキスト面ではだいぶ改善されていたのは好印象だった。しかし、1人奴隷調教がコンプリートするごとに主人公とヒロインの状況描写が挿入されるのは謎。プレイしていればすでに語られていることだから不要なのに。もしかしてこの作品って将来的にヒロインごとに分割してダウンロード販売でもするんでしょうかね？

CGは零香と佳澄が15、智が12、保住が13、真由子が7、その他が9となっていてそこそこの枚数。差分CGが多いのでまあ少ないとかはあまり感じないかな。回想は零香が9、佳澄と保住が7、智が6、真由子とその他が5だった。システムのほうも特に不満を感じるような問題はなく快適にプレイできると思う。

おかずゲーとしてはまあ悪くないと思う。タイトルが内容と一致しているかという点には疑問を感じるが、エロいしテキスト量もそこそこあるので、年上の女性とラブラブハーレムというシチュエーションを求めている人に向いている作品だろう。自分の気持ちに正直になれない義姉の智が個人的にはよかった。でも、もうこのブランドに『でふこん☆わん』のようなハイテンションなノリノリのラブコメ作品を求めることは無理なのだろうか……。個人的にはそれがとても残念だ。

※キャラクターごとに分割されたダウンロード版が2007年3月から順次発売されました。

（by 天城螢）