乳姫大祭
WestVision | Windows98SE/Me/2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:2520円(税込) | 1Play4時間 | 属性:巫女、凌辱 |
難易度:7 | パッケージ版:2007/1/19発売 ダウンロード版:2008/6/27発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
神に捧げる巫女を調教
時代から取り残されたような過疎の島、比女島。この島には古代より受け継がれてきた風習があった。それは島の神社に祀られている乳姫能賣大神に巫女を捧げる祭。そして、巫女は島の男たちに陵辱される運命にあった。巫女の教育係として選ばれた主人公は、祭までに巫女を調教し、祭を成功に導かなければならない……。
©WestVision
WestVisionというと、オーソドックスなコマンド選択型AVGメーカーという印象があったんだけど、このゲームは育成SLG。選んだコマンドによりパラメータが変化し、それによって選択可能なコマンドが増えていくというシステム。エンディングを見るのはそれほど難しくないけど、CGモード、回想モードを100%にするのはそれなりに難易度高め。時間に余裕のある人なら自力攻略も不可能ではないと思うけど、時間に余裕の無い人はちょっと厳しいかも。ゲーム中にヒントがもう少しあっても良かったかもね。1プレイのプレイ時間が短めで、メッセージスキップが早いので、繰り返しのプレイが苦にならないのは◎。
ゲーム中はひたすらHシーンのオンパレード。ゲーム前半は祭に向けた巫女調教期間で、主人公とヒロインとなる巫女の1対1のHシーンが中心。ヒロインは主人公に好意を持っているので、どちらかと言えばラブラブな雰囲気のHシーンを楽しめるパート。後半に入ると祭が始まり、島民による陵辱が始まる。このパートでは輪姦、異物挿入、露出プレイ、緊縛、獣姦などなど、とにかく色々なシチュエーションのエロを楽しむことができる。エロの質と量は大満足。特に乱交や輪姦シーンが多いので、そちらの属性のある人はストライクゾーンじゃないかな。Hシーンでよく考えられているなと思ったのが、ゲームシステムの部分。育成SLGだと同じコマンドを何度も選択しなければならず、同じイベントを何度も見なくてはならないというゲームが多いけど、このゲームでは1度選択したコマンドは消えてしまうので、同じイベントを何度も見させられるということがない。育成SLGはどうしても作業的になりがちなだけに、こういう工夫はありがたいね。
©WestVision
Hシーンで残念だったのは『乳姫大祭』というタイトルの割に、胸を強調したイベントが少なかったこと。特殊な薬を使って母乳が出るようになったりというのはあるけど、ゲーム中ではサラッと流されているし。もうちょっと胸に特化したイベントとがあっても良かったように思う。そして、このゲームの最大の問題点はバグ。それもゲームの強制終了など、1度でもテストプレイをすれば気がつくようなバグが残されていたこと。「回想モードが埋まらねー」とさんざん悩んだあげく、結局バグでしたというのでは萎えてしまう。こんな状態ではデバッグをまったくやっていないだろうと言われても反論できないだろうし、次回作からは様子見で買い控えが起こることもあり得る。WestVisionに限ったことではないけど、最低限のデバッグはやって欲しいね。ただ、救いは比較的早い段階で修正差分が出て、バグが解消されたこと。まあ、出来るんなら最初からやってくれよという話ではあるんだけど……。
問題点もあったけど、エロメインのヌキゲーとしては良作かな。巨乳の巫女さんと色々なシチュエーションでエロエロというのが好きな人は是非プレイして欲しい作品。難易度はコアな育成SLGマニアには物足りないかもしれないけど、実用性とゲーム性のバランスという点を考えればかなりいい線行っているのではないかと。ただし、ストーリー上、プレイヤーが調教したヒロインが他の男に陵辱されるのは避けられないので、寝取られが嫌いな人は回避推奨。
(by Suno)