恋姫†無双〜ドキッ★乙女だらけの三国志演義〜
BaseSon | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:6800円(税込) | 1Play15時間 | 属性:異世界召還モノ |
難易度:2 | 2007/1/26発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
美少女ばかりの三国志世界にタイムスリップ
©BaseSon
エロゲー版三国志という感じの本作だけど、ストーリーは基本的にオリジナル。さらに登場人物は関羽なら愛紗、張飛なら鈴々というように、このゲームオリジナルの真名で呼ばれることが多いので、余計に三国志らしさは希薄。三国志を臭わせるようなネタがないわけじゃないけど、あまり三国志ゲーを期待するとガッカリしてしまうだろうね。また、戦闘部分はSLGになっているわけだけど、SLGにも過剰な期待は禁物。SLGは陣形を選ぶだけの単純なものなので、戦国SLGを期待すると核地雷ということになってしまう。システム面で言えばDVD2枚組の大ボリュームというのも、ちょっと誇大広告気味。DVD2枚組というのはウソではないけど、どうやら立ちキャラをBMPで収録して容量を稼いでいるっぽい。ダミーデータを入れて容量を稼ぐよりマシかもしれないけど、この仕様は首をかしげざるを得ないね。
いきなりネガティブなことばかり書いてしまったけど、三国志やSLGということを忘れて、萌えとエロを見てみれば充分に良作だと思う。キャラ別エンドがあるのは関羽、張飛、諸葛亮の3人だけだけど、それ以外のサブキャラにもしっかりとシナリオが用意されていて、これが萌え要素たっぷり。カワイイと言われると恥ずかしがって意味不明の叫びを上げながら逃げ出していく馬超とか、サドでレズでツンデレな曹操とかは特にお気に入り。プレイ前は完全ノーマークだった袁紹も、文醜、顔良とトリオになると袁紹と愉快な仲間たちのドタバタ珍道中という感じで、凄く楽しいしね。そして、曹操と仲良くしていると関羽が焼き餅を焼いたりと、個別ストーリーであっても色々なキャラが絡んでくるものいい感じ。とにかく登場キャラが多いので、たいていの人はお気に入りキャラが見つかるんじゃないだろうか。
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Hシーンに関してもかなりの充実ぶり。登場キャラが多いため、1人1人のイベントはそれほど多くはないんだけど、トータルで見るとイベント数63とボリュームは充分で、1つ1つのイベントもかなり尺が長くて実用性はかなり高い。特にフェラシーンはかなり気合いが入っていて、フェラスキーには堪らない1品かと。通常の音声の他にチュパ音が入っているのもポイント高し。内容は全て和姦で、ラブラブなものばかり。戦争をしているからと言っても、陵辱や寝取られは一切ナシ。ゲーム全体が明るい雰囲気なので、陵辱や寝取られは合わないだろうから、これは正解だろうね。ただし、レズシーンが結構多めなので、レズが苦手という人はちょっと厳しいかも。ちなみにCG枚数も差分抜きで163枚と、かなりのボリュームだ。
個人的にファンディスク商法というのはあまり好きじゃないんだけど、このゲームに関してはアフターストーリーやアナザーストーリーを描くファンディスクが欲しいと思ってしまった。それもキャラに魅力があるからなわけで、真エンド後の世界を描く学園編なんかは是非見てみたいね。三国志や戦術SLGを期待しているなら、このゲームは回避推奨。萌えとエロを期待するならプレイして後悔はしないんじゃないかな。
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攻略
戦闘に関しては相手の陣形に対して有利になる陣形を選ぶだけなので、特に難しいところはない。陣形の関係については陣形相関図を見れば一目瞭然。兵力に差がある場合は、防御重視で行くといいだろう。どうしても勝てなければ、リトライを繰り返せば援軍として兵力が増えるので、力押しで行けばいい。
ストーリーは1本道で、基本的に分岐などはない。プレイのコツは拠点フェイズで「完」という表示が出るまで同じキャラを選び続けること。中途半端に複数のキャラに手を出すと、結局最初からやり直すハメになる。関羽、張飛、諸葛亮のエンディング、サブキャラを含めた全キャラのシナリオを最後まで見ると、ラストで「皆のことを思い描いた」という選択肢が出るので、これを選べば真エンドとなる。袁紹はキャラシナリオを最後まで見てもCGが埋まらないが、この真エンドを見ることでCGモードが100%になる。
(by Suno)