アノニマス
mirage | Windows98/Me/2000/XP | 1024x768 |
8800円+税 | 1Play3時間 | 属性:凌辱、サスペンス |
難易度:3 | 2006/12/29発売 | オススメ:☆☆☆ |
Twitter縺ァ縺、縺カ繧縺
事件の始まりは謎の人物からのメールだった…
のどかな田舎町に住んでいた主人公・鹿島浩介は、家庭の事情で都会の学園に転校することになった。そして、転校先でヒロイン・滝野夏葵と運命的な再会を果たすのだった。彼女とは夏休みに偶然知り合い、友情を育んでいたのだ。ところが、再会を喜ぶ浩介に対し、なぜか夏葵は敵意むき出し…。怒っている理由を聞こうとしても、一方的に会話を拒絶され事情を聞き出せなかった。そんなある日、浩介の携帯に謎の人物から、「オマエのヒミツを知っている」というメールが届く。身に覚えがないメールに戸惑う浩介は、メールの送信者を突き止めようとするのだが…。
©mirage
このゲームは、「謎」を解き明かす展開のAVGで、エンディングによっては、「え〜、このキャラってこんな人間だったの?」みたいな結末が描かれている。序盤で思い描いていた人物像を覆すような、大どんでん返しっぷりが面白いね。序盤は正義感あふれる主人公だったのに、後半突然変態野郎になっちゃたり、ヒロインも清楚な女のコから一変、実は…みたいな描かれ方をしている。そのギャップ感がゲームの魅力ではあるのだが、あまりにもギャップ感がありすぎて、登場人物全員が「病んだ人物」に見えてきて、誰にも感情移入できなかったなぁ。大胆に分岐するシナリオは面白いが、どんな展開になっても「ぶれない人格」を持ったキャラがいても良かった気がする。ちょっと強引すぎるストーリー展開は、評価が分かれるかもしれないね。とくに物語が唐突に終わってしまう感じのバッドエンドは、無理矢理後付けした印象を受けてしまった。
©mirage
ゲームシステムはコマンド選択のAVG。分岐に不必要な選択肢が少ないので、難易度的には低めでプレイしやすい設定だ。主人公視点でクリアすると、別キャラ視点でもプレイできるようになるので、作品的にはノベルに近い印象かな? 1024×768のワイド画面は最初違和感を感じたが、プレイしてるうちに映画を見てるような雰囲気を味わえ、800×600よりも作風にマッチしてる気がした。画面をパーンさせるなど、さりげない演出も評価したいポイント。ただ、シナリオ部分は読み応えバッチリなのだが、Hのボリュームはちょい不足気味。ヒロイン夏葵のH回想が3シーンだけ、というのはちょっと味気ない。綾、泉水にいたっては回想1シーンのみ。個人的には現在の1.5倍ぐらいイベントを増やしてほしい。
Hシーンの内容は、純愛系のラブHもあるけど、陵辱色の方が濃いめ。ヒロインが凌辱される姿を見せつけられたり、主人公の母親がM奴隷に調教され、種付け調教を受け入れるシーンなどは、背徳感があって個人的はツボでござった。ただ、人格崩壊気味な状況でHを受け入れてるシチュエーションが多いので、いわゆる爽快感を感じる凌辱Hとはひと味違うかな? 背徳感や罪悪感を伴う、心にドス黒い染みが広がるような凌辱シーンだ。肉体的な快感を求めるだけでなく、精神的に追いつめていくHが好きって人にオススメっす。ジメっとした虐め系Hが好きな人に是非!
使い方
攻略
基本的には選択肢分だけエンディングがあるという感じなので、選択肢ごとにセーブしプレイすればクリアできる構成だ。主人公視点を制覇したらサブキャラ視点でプレイすることになるが、こちらは一本道で選択肢はない。沙希子は画面のクリックポイントを押すだけでOK。
先輩が言ったんだよ?END |
☆セーブ1 |
わかった… |
中で出す(口に出す) |
プレゼントEND |
☆セーブ1から |
でも僕にはできない |
☆セーブ2 |
夏葵に電話をかける |
待ち合わせ時間を決める |
☆セーブ3 |
挿れる |
☆セーブ4 |
滝野を貸す |
☆セーブ5 |
1のロング |
タツヤからの連絡END |
☆セーブ3から |
挿れない |
☆セーブ6 |
死のう |
☆セーブ7 |
夏葵を助ける |
由香はどこに?END |
☆セーブ7から |
助けを呼びに行く |
☆セーブ8 |
突き飛ばす |
葵の季節までにEND |
☆セーブ6から |
それはできない |
記憶はいつか蘇るけどEND |
始めから:本編太一 |
選択肢なし |
この子の父親は?END |
始めから本編:沙希子 |
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(by イ・ヤン提督)