永遠ズ語リ（トワズガタリ）−少女凌辱秘抄−

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陰謀に巻き込まれ凌辱される少女

剣道部の部長である残灰人に憧れている二生紗霧は成績優秀で優等生。おとなしい紗霧は不良学生たちに襲われ、無人の教室で処女を失ってしまった。彼らに脅された紗霧は肉奴隷へと堕ちていくことになる。そんな不幸な運命が待ちかまえている紗霧の通う学園に新任の女教師霧野良子が赴任してきた。良子の本当の職業は人を喰らうバケモノを退治する祓魔師（デリーター）であった。学園に潜伏しているバケモノを捜しだしバケモノを狩ろうとするのだが、恐るべき陰謀がめぐらされていた……。

© MARRYBELL

いきなり戸惑うかもしれませんが、この作品はプレイ開始前にヒロインが決定されるシステムになっています。タイトル画面で「二生紗霧編」か「霧野良子編」を選ぶことでゲームが始まり、それぞれのストーリーが進んでいくわけですね。紗霧のシナリオはただただひたすらに男たちに嬲られ、救われることのない悲惨な凌辱の連続。エロさよりもエグさのほうが印象に残るような感じだから、プレイヤーの趣向で好き嫌いがはっきり分かれるんじゃないかと思う。紗霧のフェラシーンはCGが1種類なのに何度も使いまわしていて少々気になる。そうかと思えばCG数枚をあっさりとしたテキストで流してしまったりしていてシナリオ面がやや残念な出来。一方、良子のほうはバケモノと戦うために司祭の精が必要で、定期的に精を受け入れないといけないという設定になっている。もう完全に調教済みの淫乱女といった感じで、司祭とのＨだけでなく教え子の童貞を奪ったりしてエロいところを見せてくれるサービスのよさであります。

なお、紗霧と良子の両方のシナリオをプレイし終えると「紗霧＆良子編」が出現し、それをプレイすることで、なぜ紗霧が凌辱されなければならなかったのかなどの謎が解き明かされる仕掛けになっている。低価格ソフトゆえにプレイ前はあまりストーリーには期待していなかったんだけど、意外と楽しめる内容でしたね。

ゲームのシステムのほうはメッセージスキップ機能が使いにくいかな。シーンの切り替わりごとにスキップが停止してしまうのは多くのプレイヤーが不便を感じることだろう。マウスのホイールボタンでバックログを表示させると、元のプレイしていたシーンへすぐに戻ることができないのもキツいと思う。まあ、画面下部のHISTORYでバックログを見ればそのような不便は起こらないが、他社の作品で一般的なマウスのホイールによるバックログ参照が使いにくいというのはちょっとまずくないのだろうか……という気もする。CGモードの枠は30個、回想は23種類あり、ボリュームのほうはまずまずだ。

低価格ながらハードな凌辱シーンが楽しめるので、調教ものが好きな人にお薦めしたい作品ですね。テキストに設定を間違えている部分があり気になるけれど、この作品は紗霧の凌辱シーンや良子のエロさを期待しているだろうからそれほど問題ではないでしょう。価格が安いからお薦め度は☆☆☆＋ぐらいかな。

   使い方

攻略

エンディングは2種類あり、紗霧編と良子編の選択肢から分岐するようだ。CGの分岐はQ.SAVE/Q.LOADを利用して回収し、両方のエンディングを見るためのセーブポイントを用意すると以下のような攻略チャートができたので必要な方は利用してちょーだい。

（by 天城螢）