Sexyビーチ3

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南の島で3D美女たちとバカンス

水着姿のコンパニオンにサンオイルを塗って楽しむという無料のアトラクションに参加した主人公は、コンパニオンから1枚のチケットを手渡された。そのチケットは南国の楽園、Sexyアイランドへの招待状だった。

あらすじを書いては見たものの、ハッキリ言ってこのゲームはストーリーなんてほとんど意味はない。特別な物語があるわけではなく、エンディングすらもないのだから、あらすじになんて意味があるわけがない。ストーリーもエンディングもないのなら、この作品はなんなのかというと環境ソフトと考えるのが正解なんじゃないだろうか。デスクトップ上で魚を育てるという環境ソフトがあるけど、それと同じ。違うのは育てるのが魚ではなく、女のコとのラブラブという点。というわけで、この作品を「ゲーム」として購入すると期待はずれに終わってしまう可能性大。かなりプレイヤーを選ぶ作品だろうね。

ゲームはSexyアイランドで女のコにサンオイルを塗ったり、無邪気に遊んでいる女のコを眺めたりすることで進んでいく。プレイを続けていくうちに新しい水着が手に入るので、それに着替えさせたり、Ｈができるようになったりする。正直に言えばプレイヤーがやれることはあまりないので、ゲーム性はほとんど無い。まあ、この点に関してはゲームの性格を考えれば欠点でもないでしょう。それよりも気になったのがキャラのモーションが共通と言うこと。このゲームにはイスカ、愛美、マリア、イーオ、麗子というイリュージョンのゲームでおなじみの5人のキャラが出てくるんだけど、全キャラでモーションは共通。どのキャラを選んでも同じ動きしかしない。愛美は大人しくて純情なキャラ、マリアはセクシーで大人っぽいキャラというように性格の違いがあるはずなのに、モーションが同じというのは違和感ありまくり。次回作では是非この点を改善して欲しい。

©イリュージョン

モーションには不満があるけど、3Dキャラの出来については文句なし。現時点での3D美少女ゲームの頂点にある作品と言っても過言ではないだろう。モーション自体はスムーズだし、水着の上からサンオイルを塗ると水着が透けてきたりと、拘りも十分。ただ、この美しいグラフィックを完全に堪能するためにはそれなりのマシンパワーが必要。WindowsXPリリースと同時にパソコンを購入し、それ以来PCのアップグレードをまったくしていないという人はちょっと厳しいかも。3Dを動かしまくるというゲームの性格上、仕方のない部分もあるけどね。ビデオカードのドライバーや細かいPC環境の違いによってもグラフィックに差が出てしまうので、多少のパソコンの知識は要求されそうだ。ちなみにSunoはマルチモニターを利用しているんだけど、マルチモニター環境では起動しなかった。エラーが出てゲームが起動しないという人は、このあたりもチェックしてみて欲しい。

そして、意外とハマったのが日焼け跡。このゲームでは日焼けオイルを塗るとキャラが日焼けしていく。さらにどんな水着を着せるかによって日焼け跡の形が変わってくるという仕様。日焼けは好きなところでストップさせることもできるので、ガングロにするも適度な小麦色にするも自由自在。この日焼け跡が思った以上にエロイ。もちろん、Ｈシーンでもこの日焼け跡はそのまま。いろいろな水着を着せて日焼けさせちゃったけど、自分にこんな性癖があったとは始めて知ったよ…。さらに楽しめたのがSexyグラビア。これはプレイ中にPrintScreenキーを押すとキャラがポーズを取り、その場面のスクリーンショットを取ることができるという機能。どんなポーズを取るかはプレイヤーが指定できるわけではないので、どんなショットが撮れるかはやってみないと分からない。これが意外と大ハマリ。夢中になって撮影しまくり、気がつけばハードディスクの残り容量があとわずかに…なんていうことがしばしば。どうせならメーカー側でSexyショットコンテストなんてやってくれると、もっと楽しめたかもね。

プレイヤーを選ぶゲーム性、マシンパワーやPCに対する知識が必要など、誰にでも無条件でオススメできるゲームとは言えないけど、ハマる人はとことんハマってしまいそうな本作。個人的にはイーオのはらぺこツンデレがツボだったし、日焼けやSexyグラビアが楽しめたのでオススメ度は☆4つとした。3Dは大嫌いというのでなければ、1度はプレイして欲しい作品だね。なお、スペック部分でプレイ時間が記入されていないのは、このゲームはエンドレスでプレイ可能なため。コスチューム集めなどは8時間ほどで終了した。デートとオイル塗りを適当にプレイしていればコスチュームは集まってくるはず。

（by Suno）