肉助の桃色修学旅行
メルティ工房 | Windows98SE/Me/2000/XP | 800x600 |
2200円(税込み) | 1Play3時間 | 属性:陵辱 |
難易度:5 | 2006/10/20発売 | オススメ:☆☆☆ |
修学旅行で女子学生たちを征服!
戸黒肉助はスケベでだらしない、学園きっての嫌われ者。そんな肉助が修学旅行の引率をすることになった。もちろん、肉助が大人しく引率などするわけがない。この機会に自分をバカにする女子学生たちを陵辱する計画を立てていたのだ。そして修学旅行出発の直前、教頭が修学旅行で肉助が失敗したら、それを口実にクビにするつもりであることが発覚。クビにならないためにも、肉助は旅行中に学生たちを征服する決意をするのだった。
ゲームをスタートしてまず目に付くのが、主人公の肉助のやたらと濃い立ちCG。ゲーム中で一番目立っているのはヒロインではなく、この肉助かも。この肉助、裏表がないというか、欲望丸出しでやることなすこと全てストレート。やっていること自体は鬼畜そのものなんだけど、間の抜けた容姿や、裏表のなさのせいか、あまり陰湿な感じがしない。イベントによっては結構コミカルだったりもして、根っからの鬼畜者にはちょっと物足りないかもしれない。その分、鬼畜陵辱モノが苦手という人でも抵抗感無く楽しめるんじゃないかな。
©メルティ工房
物語のメインヒロインは学生のこだまとはやての2人。Hシーンではこの2人に関しては本番Hは少なめ。風呂を覗いたりといった、間接的なHがメイン。その代わり、サブキャラであるバスガイドののぞみ、巫女のつばめ、舞妓さんのこまちの3人のイベントはしっかりと本番アリなので、物足りなさは感じないね。内容的にはバスの中で全裸にしてガイドをさせたり、こだまたちを騙してノーパンにさせたり、屋外で放尿させたりといった露出系のものが多くなっている。ただ、CG内にギャラリーが描かれていないので、人によっては物足りなく感じてしまうかも。まあ、このあたりは完全に個人の嗜好の問題になってしまうわけだけれどね。
ゲームはマップ移動式のAVGで、時間の概念もあったりしてなかなか本格的。遠くまで移動すれば多くの時間を消費し、移動先が近ければ時間はあまり消費しないというシステム。そして、移動先と時間によってイベントが発生するというゲームシステムになっている。低価格ソフトでは単純なコマンド選択式AVGがメインで、こうしたゲームとしてしっかりと作り込まれたゲームは少ないので、この点だけでもプレイする価値アリ。無駄な移動を繰り返しているとヒントが表示されたりするのもユーザーフレンドリー。ただ、ランダムイベントもあったりするので、この点は好みが分かれてしまうかな。
ゲーム的にはきちんと作られていて、なかなか好感が持てる本作だけど、最大の問題点はイベントCGが少ないこと。イベントCGは差分抜きで17枚。いくら低価格ソフトといっても、これはちょっと寂しい。CG自体は結構キレイだし個人的にも好みなので、せめてCG枚数が30枚あればオススメ度☆4つは余裕でいけたんだけどなぁ…。それとエンディングが1種類だけというのもちょっとねぇ。せめてハッピーエンドとバッドエンドの2種類くらいは用意して欲しかった。エンディングでは「to be continue…?」と出るんだけど、もし続編を出すのならこのあたりを改善してもらえると嬉しい。とりあえず、おバカなノリの陵辱モノが好きならプレイしてもいいんじゃないかな。
(by Suno)