カスタム隷奴F

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すてきパーツを集めて自分の理想キャラを調教しちゃおう

女吸血鬼ナノと聖女ジアは運命的な出会いを果たし、性別・種族を超えた愛に目覚めることになる。しかし、魔族と親密にしていた聖女ジアは、異端者の烙印を押され死に追いやられてしまった…。愛するジアを失ったナノは、秘宝「喚魂のオーブ」の力で聖女の復活を試みることを決意する。オーブの情報を握っている王族たちを捕らえるため、ナノは次々と各国を占領支配していく。捕らえた女王、王妃、王女、姫将軍たちに調教＆尋問を施し、オーブのありかを聞き出すのだ！　聖女ジアを復活させ、失った愛を取り戻そう。

©Kiss

このゲームは、エディット機能で自分好みのキャラを作れることをウリとした、『カスタム隷奴』シリーズの最新作だ。キャラのベースとなる素体は大別すると二種類あり、大人の色気を備えた素体は「王妃＆女王」を、少しロリ気味な素体は「王女＆姫将軍」をデザインできる。身体のパーツだけでなく、処女か否かなどの細かい設定ができるのも従来通り。処女を守り続けてる姫将軍をデザインし、調教冒頭でいきなり処女を奪い中出しする、なんて鬼畜なプレイも可能だ。妄想・空想大好きなファンタジっ子な人は、自分の理想的なキャラを作れるのでツボにハマるんじゃないかな？　拙者は色黒でタトゥーを入れた遊び人風な女王を作ったりと、やや王道から外れたキャラをデザインしニヤニヤしておりました。

基本的には育成SLGが好きなファンタジっ子にオススメなのだが、主人公キャラが女性吸血鬼なのは好みが分かれるところ。男性主人公に自分自身を重ね合わせながらプレイする人は、女性主人公に感情移入しにくい部分があるかもしれない。しかし、一般的なレズ系ゲームとは異なり、魔力ではやしたナニでＨをバンバンしてるので、野郎キャラに負けてる印象はそれほど感じない。まぁ、男性特有の獣じみた欲望や狂気が薄めな感じで、中出ししても今ひとつ盛り上がらない感じもしなくはないけどね。ここら辺は完全にプレイヤーの好みの問題だろう。個人的には、主人公ナノ自身のＨには物足りなさを少し感じたが、秘宝の在処を聞き出す尋問モードはかなりのお気に入り。貴族の女性に囚人の性欲処理をやらせたり、触手で孕ませるようなファンタジーならではの責めがたっぷり用意されててグッド！　調教進度に応じ、セリフも過激になり王族とは思えない淫語連発するのもイイね。本来はキャラのパラメータをアップさせる調教モードがメインなはずだけど、尋問モードがメインを喰っちゃった感じさえもする。調教モードは20ターン、尋問モードは10ターン。比較的短時間で決着つくのも、尋問モードのありがたいところだ。

©Kiss

調教モードはゲームのメイン部分で、システムは従来作品を踏襲している。最初からカスタムパーツや調教コマンドが全部使えるわけではなく、キャラの成長に応じ徐々にプレイ環境が充実していくシステムだ。いわゆるヤリ込み系のゲームで、末永く遊ばさせるためのデザインになっている。しかし、このゲームを長く遊ぶには、かなりの忍耐力が必要だ。というのは、育成SLGはシステムの都合上同じ作業の繰り返しが増え、単調な時間帯が徐々に増していくのが宿命だ。このゲームではメッセージスキップはあるのだが、既読イベントのスキップはない。つまり、コマンドを実行するたびに毎回同じ調教シーンを何十、何百回と見せつけられることになるのだ。さすがに自分がデザインしたお気に入りキャラでも、重複シーンを何度も見るのは疲れる。既読イベントはスキップ可能にし、数値だけ増減するシステムの方がいいのではないかなぁ。スキップできないと時間的にツライので、全アイテム、全称号を制覇したくても、途中で挫折しちゃう人も多いかも？　というワケで、繰り返し作業がやや面倒だが、「好きなキャラを作れる」という魅力はその欠点を補ってあまりあると思う。是非一度、カスタムワールドを楽しんでみてほしい。

   使い方

攻略のアドバイス

育成SLGを完全制覇するのは時間的にシンドイので、今回は軽くアドバイスを。まず、調教モードのコツは、複数の属性を同時に開発するより、一極集中調教がオススメ。全属性を平均200ぐらいにした万能キャラが貰える称号より、肉欲だけが999ある奴隷の方がランクは上。納品時の評価も高いのだ。納品時の評価が高いと獲得できる魔力が増えるので、ナノのクラスチェンジも早めに実行できるようになるヨ。また、ランクの高い奴隷を納品すると、ボーナスアイテムが貰えることもある。肉欲を極めたとき「魔女のピアス」が貰えたが、これは精神消耗を従来より0.9％軽減してくれるもの。尋問モードは時間との戦いになるので、こういう補助アイテムを装備してると有利になるよ。最初は調教コマンドが少ないけど、全コマンドを平均的に増やすのではなく、高い評価を得やすい肉欲、被虐コマンドから優先的に増やし、羞恥や尻穴は後回しってのも悪くないと思う。

尋問モードは10ターンと少なめで、無駄な調教を施してると尋問失敗となる。効率よくプレイしなきゃダメ。最初は苦痛コマンドしかないが、抵抗心をゼロにすると恥辱・快楽コマンドが出現する。翌ターンには抵抗心が35自然回復するので、毎ターン抵抗心を奪ってから、恥辱or快楽責めを行うことになるぞ。恥辱コマンドは「誇り」、快楽コマンドは「理性」を削る効果がある。誇りor理性のどちらかをゼロにすると調教成功なので、どちから一方だけを連続入力するのが基本だ。両方同時に責めるには時間が足りないので諦めよう。キャラの初期値が低い方に狙いを定めるのが無難。拙者は、苦痛・ムチ責めで抵抗心をゼロに追い込むのが必勝パターンっす。抵抗心を大きく減らすが、同時に体力と精神も大きく消耗するコマンドは避けたいところ。恥辱or快楽コマンドの実行回数をキープするため、なるべく消耗させずに抵抗心を奪おう。バランス的にムチがいい感じかな？　あと、ゲーム序盤はコマンドの効果が低めなので、抵抗心35を0にするのに3コマンド必要なケースが多々ある。しかし、調教前のデータをロードし再チャレンジすると、2コマンドで35を削れることもある。時間的に厳しいので、セコセコとやり直しプレイするのもオススメだ。ゲーム後半だと一撃で20以上抵抗心を奪えるが、序盤は15〜19ぐらいの微妙ライン。目標はムチ2発で35消耗だ。

エンドレスなゲームだが、エンディングがあるので、それを見るのが取りあえずのゴール。調教を繰り返すと「次のステージ」に進めるようになり、支配地を増やせるようになる。やがてヒューデンベルグ王国が登場するので、その土地のキャラを尋問でクリアし、エンディングアイテムのオーブを入手すべし。これを入手すると「教会へ行く」が出現するので教会に移動し、育成した奴隷で女教皇にレズＨバトルを挑もう。ここで勝てばエンディング、負けるとそのままゲーム続行。何度でも戦いを挑めるので、気軽に戦ってOK。勝利条件は、育成した奴隷が女教皇にレズの素晴らしさを教えることができるか否か。パイズリ・騎乗位セックス・アナルセックスの三種類のＨイベントがあるので、それに対応したコマンドをレベル3にしておけばOKだ。ただ、自分のキャラは王妃だったが、他のキャラだとＨ内容が異なり強化すべきコマンドが違う可能性もあるのでセーブしながらバトルに挑んでほしい。レベル不足だったら、随時育成で補強して再チャレンジすべし。一応、自分がクリアしたときの主人公ナノは、レベル227のヴァンパイア・クィーン。各性技は650づつ配分って感じの状態でした。

（by イ・ヤン提督）