ぷりサガ!〜ボクの妃は×××〜
DisAbel | Windows98SE/Me/2000/XP | 800x600 |
8800円+税 | 1Play5時間 | 属性:ファンタジー、学園モノ |
難易度:4 | 2006/7/28発売 | オススメ:☆☆ |
突然やって来た王位継承権の行方は?
王国の第二王子という身分を隠して、騎士養成学園に通う主人公。ある時、第一王子である兄が海難事故で行方不明に。主人公は否応なく王位を継承することになってしまう。ところが、王位を継承するためには条件が付けられていた。その条件とは学園を首席で卒業することと、后を見つけること。成績は落第寸前の低空飛行、浮いた噂の1つもない主人公はどうなってしまうのか?
©DisAbel
プレイを始めて気になったのが、メーカーのホームページにあるゲーム紹介と実際のゲームのギャップ。まず、ストーリーはラブコメっぽい紹介のされ方をしているわけだけど、実際のゲームはコミカルな要素はあまりない。ゲーム序盤は淡々とした展開で進み、後半はシリアスという流れ。女のコに囲まれてのハーレム的展開やラブコメを期待すると期待はずれに終わってしまいそうだ。また、ジャンルが「まほう学校SLG+ADV」となっているけど、SLG要素もほとんど無い。プレイヤーはターンごとに剣術科、体術科、魔法科、槍術科、弓術科の5つの学科の中から1つを選んでパラメータを上げていくことになるわけだけど、実際には攻略したいキャラのいる学科を選び続けることになるわけで、パラメータのバランスなどを気にする必要は全くなし。これでは育成SLGとは言えないんじゃないだろうか? しかも、画面エフェクトをオフにするとパラメータ画面もスキップされてしまうという仕様だし。実際にプレイ中、自分は1度もパラメータ画面を見てないんですけど…。これならパラメータなどは削除して、純粋なAVGにしてしまった方が良かったんじゃないかな? あと、キャラ紹介の部分も気になる。このゲームで攻略可能なヒロインはミランダ、ガーベラ、ジェシカ、アウゼル、アリーシャ、エルザの6人。ところが、メーカーのホームページではアリーシャとエルザについてはまったく出てこない。そのくせ完全なサブキャラであるアイラ、ユイラがしっかりと出てきたりして、完全に意図不明。もしかしたら、制作途中で大幅な仕様変更があり、SLGパートが弱体化、ゲームがスカスカになってしまったから急遽キャラを増やしたのではないか…なんてことを邪推したくなる。
それ以外にも、気になった点はいくつかあった。まず、ストーリー展開の矛盾。このゲームでは主人公は身分を隠して学園に通っているという設定のハズなのに、いつの間にか主人公が王子であるということが自明のこととして会話が進んでいたりね。あるいは、ゲーム後半で事件が起こり主人公とヒロインが協力して解決することになるわけだけど、その事件の黒幕がルートによって設定がバラバラというのも気になるところだ。どのルートでも事件を起こす黒幕の名前は同じなんだけど、人物設定やグラフィックは完全に別人だったりする。まるでパラレルワールドに迷い込んでしまったよう。もう少し世界観の設定をしっかりとやって欲しかった。致命的な欠点というわけではないけど、オープニングやエンディングのムービーやスタッフロールがないのもちょっと物足りない。ゲームをクリアしたあとで、長いスタッフロールを強制的に見せられるのは嫌だけど、全くないのもちょっとねぇ…。多少はゲームの余韻に浸るためにも、スキップ可能なスタッフロールくらいはつけて欲しかったかな。
ゲームシステムやシナリオに関してはいろいろと不満点のあるゲームではあるんだけど、キャラに関しては上々の出来。ミランダのツンデレっぷりや、ガーベラの優等生のくせに結構抜けていたりするところとかね。ガーベラがアイラとユイラに騙されて、主人公とのHを洗いざらい喋らされたりするところなんかは結構ツボ。凛々しく厳しいキャラだったはずのアウゼルが、アウゼルルートでは王子Loveのヘンなお姉ちゃんになってたりするところも楽しいしね。そのほかのキャラもしっかりと魅力的に描かれているので、気に入ったキャラがいればそれなりに楽しめるんじゃないかな。それにしても、キャラがいいだけにストーリーやシステム面での粗がもったいなかった。王国を巻き込む陰謀だとかSLGだとかを無くして、ハーレム&ラブコメ路線で突っ走ってくれたら☆4つくらいまで評価が上がったと思うんだけどなぁ…。なんとももったいない作品という印象だ。
この作品のパッケージ版の購入はこちら ⇒ バッチグー
攻略
最初にクリアするのはミランダ、ガーベラ、ジェシカ、アリーシャ、エルザの5人。この5人に関してはどのキャラからクリアしていっても問題ない。そして、この5人をクリアするとアウゼルのメッセージが表示され、アウゼルルートがクリア可能になる。
剣術科(ミランダ) |
廊下(ミランダ) |
剣術科(ミランダ) |
教室(ミランダ) |
剣術科(ミランダ) |
教室(ミランダ) |
剣術科(ミランダ) |
宿舎内へ→ミランダの部屋(ミランダ) |
剣術科(ミランダ) |
教室(ミランダ) |
剣術科(ミランダ) |
校庭(ミランダ) |
【ミランダエンド】 |
体術科(アリーシャ) |
食堂(アリーシャ) |
俺の顔になにかついてる? |
わかった。頑張る。 |
体術科(アリーシャ) |
校庭(アリーシャ) |
素直に褒める。 |
体術科(アリーシャ) |
魔除けだよ。 |
体術科(アリーシャ) |
宿舎内へ→レミリスの部屋(アリーシャ) |
☆セーブポイント |
好きなのか? |
体力だろう。 |
体術科(アリーシャ) |
校門前(アリーシャ) |
戦う。 |
他に何か理由があるのか? |
…かわさない。 |
中に…。/外に…。 |
そんな事は無い! |
体術を使う。 |
中に出す。/外に出す。 |
【アリーシャエンド】 |
☆セーブポイントから |
わからない…。 |
才能か? |
体術科(アリーシャ) |
校門前(アリーシャ) |
戦う。 |
彼女が辺境出身だからか? |
【バッドエンド】 |
魔術科(ガーベラ) |
教官室(ガーベラ) |
魔術科(ガーベラ) |
校庭(ガーベラ) |
魔術科(ガーベラ) |
校庭(ガーベラ) |
ここであきらめてたらダメだ。 |
魔術科(ガーベラ) |
宿舎内へ→ガーベラの部屋(ガーベラ) |
ここは飛び入りしかないな。 |
魔術科(ガーベラ) |
廊下(ガーベラ) |
仕方ない、ロイの提案に乗る。 |
魔術科(ガーベラ) |
廊下(ガーベラ) |
心配してくれているのが嬉しかった。 |
反論しても仕方がない。 |
ガーベラを呼び止める。 |
正直に話す。 |
ガーベラを守ることが最優先だ! |
外に出す。/中に出す。 |
ここは魔術の知識で…。 |
より強い威力の魔法をぶつける。 |
移動(1/4) |
移動(3/3) |
開ける |
2 |
足を狙う。 |
風属性 |
口を狙う。 |
火属性 |
目を狙う。 |
水属性 |
…様子を見る。 |
二人で協力して戦う。 |
諦めない! |
【ガーベラエンド】 |
槍術科(ジェシカ) |
食堂(ジェシカ) |
なんだっけ、とジェシカの話の続きを聞く。 |
ジェシカに質問。 |
ワケわからんながら勢いに押されて誓う。 |
謙虚にジェシカに相手を頼む。 |
構えを解く。 |
槍術科(ジェシカ) |
教室(ジェシカ) |
感謝して素直に勉強っ。 |
槍術科(ジェシカ) |
宿舎内へ→レミリスの部屋(ジェシカ) |
無視して突っ込む。 |
槍術科(ジェシカ) |
宿舎内へ→レミリスの部屋(ジェシカ) |
朝立ちだ…。 |
時間作れないか? |
その腕輪、買ってやるよ。 |
槍術科(ジェシカ) |
宿舎内へ→レミリスの部屋(ジェシカ) |
勉強に戻る。 |
そのまま行かせる。 |
余裕があるので無視する。 |
右へ! |
ジェシカだ! |
左へ |
無視して通り抜ける。 |
ジェシカを説得しランドルフ打倒。 |
【ジェシカエンド】 |
弓術科(エルザ) |
教官室(エルザ) |
でも、手は離すもんか! |
弓術科(エルザ) |
校庭(エルザ) |
嘘だ。信じない! |
弓術科(エルザ) |
教室(エルザ) |
声をかける。 |
昼間の星を見たことはあるか? |
弓術科(エルザ) |
校庭(エルザ) |
自分から声をかける。 |
今度は、しゃべるのを待つ。 |
弓術科(エルザ) |
廊下(エルザ) |
エルザか? |
違う! |
ふざけるな! |
今、はなつ。 |
【エルザエンド】 |
剣術科(ミランダ) |
宿舎内へ→レミリスの部屋(無人) |
見る(2/4) |
移動 |
アウゼルの部屋(無人) |
触る(2/2) |
触る(2/2) |
触る(1/2) |
望む。 |
中出し/外出し |
【アウゼルエンド】 |
(by Suno)