“中出し”以外は校則違反!!〜女子校祭・乗っ取り計画〜

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中出しで女子校を乗っ取り！

主人公の中出精多は風邪をこじらせて入院中。ある日、精多は医師と看護師が精多は余命幾ばくもないと話しているのを聞いてしまう。自暴自棄になった精多は病院を抜け出し、学園祭の最中の女子校を占拠する。目的は憧れの中出しをしまくること。学園祭は2日間。精多は2日の間に中出しをしまくり、自分が生きた証を残すことができるのか!?

©MBS TRUTH

ゲームはごくシンプルで、学園を移動しながらヒロインに会い、Ｈをするだけ。誰がどこにいるかはマップ上に顔グラフィックが表示されれるので迷うことはない。また、学園祭のタイムテーブルも表示され、2回目以降のプレイならイベント発生時間がわかるようになっているので、ハッピーエンドを見るのはそれほど難しくない。ただ、発生条件のわかりにくいイベントもあるので、CGモードコンプリートは意外と難しいかも。

ゲームの内容はどうかというと、完全なヌキゲー。学園を占拠して、女のコたちを陵辱していくという設定のゲームは過去に他のブランドでもあったけど、その多くは完全な鬼畜陵辱系だった。だけどこのゲームは鬼畜風味はかなり薄め。主人公の精多はただ中出しＨがしたいだけで、女のコを支配しようとかはまったく考えていないし、死を宣告されてはいるものの悲壮感も全くなし。精多に無理矢理Ｈされて、精多を好きになってしまう女のコもいたりして、ちょっとラブコメっぽい雰囲気もあったりする。まあ、ストーリー云々というゲームではなく、ひたすらＨシーンを楽しむためのゲームということですな。

肝心のＨシーンだけど、これは正直に言って評価が分かれそうだ。タイトルからもわかるように、このゲームは中出しに拘ったゲーム。この点ではタイトルに偽りなし。登場するヒロインは15人だけど、その全員と中出しＨをすることができる。1回のＨで何度も中出しすることができて、だんだん女のコの股間が精液まみれになっていくという演出も効いている。また、精液が子宮に届く様を断面アニメーションで見せる演出もエロくていい感じだ。中出しスキーならかなり楽しめる内容じゃないかな。その反面、中出しに拘りすぎたためか、Ｈのバリエーションが乏しくなっているのも事実。中出し以外はフェラとパイズリが申し訳程度にあるだけで、あとは体位で変化をつけているだけ。中出しに拘りのないプレイヤーの場合、ゲームの途中で退屈になってしまうかもしれない。

また、登場ヒロインが15人、1キャラに複数回のＨシーンが用意されていて、Ｈシーンのボリュームは満点なのはいいんだけど、Ｈシーンを詰め込みすぎて、1キャラあたりのＨシーンが薄くなってしまっているのも問題。通常イベントがほとんどなく、Ｈシーンの連続で構成されているゲームなだけに、1つ1つのＨシーンが薄くなってしまうとキャラの個性が全くなくなってしまう。CGレベルではしっかりとキャラの描き分けがされているんだけど、テキストではどのキャラも大差なしという状態。キャラへの思い入れを深めるためにも、メインとなるキャラを絞り込んだ方が良かった気がする。

Ｈシーンにアニメーションを採用したのもこのゲームのウリの1つだけど、このアニメーションもちょっと微妙。まず、Ｈシーンのアニメーションというと主人公がひたすら腰を振っているだけというものが多いけど、このゲームでは服を脱がせるところからアニメーションが始まることが多い。これが思った以上にエロかった。フィニッシュでは中出しと外出しを選べるようになっていて、選択によってアニメーションも変化。ここまではいいんだけど、アニメーション部分の画質が気になった。アニメーションになるとくすんで、ざらついた画質になってしまうのはちょっとね…。イベントCGの塗りが綺麗なだけに、このギャップが気になってしまう。『モノごころ、モノむすめ。』や『もめ！乳姉妹かていきょうし11人』のレビューでもまったく同じ事を書いたけど、これは改善できないものなのかね。この点が改善されれば評価アップは間違いないんだけどなぁ…。

全体を見ると気になる点はあったものの、ヌキゲーとしては良質な作品。キャラ萌えやストーリー性を重視するプレイヤーにはオススメできないけど、中出しに拘りのあるプレイヤーにはかなりオススメ。登場するヒロインは巨乳キャラが多いので、オッパイ星人も楽しめそうだ。

   使い方

攻略

エンディングは3種類で、キャラ別エンドはナシ。チャートではCGモードのサムネイルは埋まるが、外出しの差分を回収していないので、CGモードコンプリートをめざすのならＨシーンでセーブして、差分CGも回収すること。差分CGは回想モードからも回収可能だ。

（by Suno）