ドキドキ母娘レッスン〜教えて♪Hなお勉強〜
TinkerBell | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:3150円(税込) | 1Play8時間 | 属性:人妻、コスプレ、孕ませ、ハーレム、親子丼 |
難易度:6 | 2006/4/14発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
家庭教師はHも必須科目?
大学の「旅行研究会」の千鳥先輩に頼まれ、彼女の代わりに家庭教師をすることになった主人公の敦。初めて家庭教師に出向いた亜里抄の家では、母親の亜貴を敦がいじめていると勘違いした亜里抄に跳び蹴りを喰らって気絶させられるのだった。気がついたときに居合わせた亜貴さんのママ友である那美さんに気に入られ、月、水、金の週3日の予定だった亜里抄の家庭教師は、月曜日に亜里抄、水曜日に那美さんの娘の麻耶、金曜日はどちらでも好きなほうを教えることになってしまう。はたして彼は家庭教師の任務を無事達成することができるのだろうか?
勉強、愛情、色気、信頼度、親密度といったパラメータはあるものの、移動先を選んだり会話の選択肢を選んでいくタイプのゲームです。ヒント機能はあるものの、イベントの発生条件に対するものであってストーリー分岐に関するものではありません。これまでの同社の作品と比べると多少難易度が高くなっているようですが、難しいというほどではないでしょう。ただ、パラメータは1週間が経過するごとにしか確認できないため、パラメータを微妙に調整したいときにはやや注意が必要です。
©TinkerBell
魅力的な二組の母娘と、単独あるいは母娘、母2人、娘2人、ハーレムといったストーリーを楽しめるので、ゲームのボリュームとのバランスを考えるとなかなかイケてるんじゃないかという印象です。娘に押さえつけられて中に出される母なんてシーンはグッジョブって感じでしょうか。逆に母に実地で指導されつつ処女喪失なんてのもありますし、意外に濃いシナリオかと思われます。ただ、序盤が少々長くてHシーンを見るまでには結構時間が掛かるので、お手軽にHを楽しみたいという人は攻略チャートを見ながらプレイしてサクサク進めるとよいかもしれません。母娘孕ませ展開など孕ませパターンが多いので孕ませスキーにはお薦めの作品ですよ。
メッセージスキップやバックログなど一通り必要なものが完備しているからプレイする上では快適なものの、システム的にちょっと困るのは音量設定。Windows標準のサウンドの設定とは逆に左側へ動かすとボリューム大となっています。普通はOSの標準と同じように作るのがUI設計の基本なのにそれができていません。まあ、別にそれはよいとしても、バーをスライドさせてもOKボタンを押して決定を押さないと音量が変更されないため、適切な音量に合わせるのが大変です。このへんかな、というカンで動かしてOKを押して確認し、予想を外したらまた調整してOKを押して……。合わせるまでが大変です。スライドさせたら即反映して聞きながら調整できるようにするべきところではないでしょうか? OKを押したら変更した音量に、キャンセルを押したら変更前に戻すというのが自然な設定だと思います。まあ、ボリューム調整ができないシステムに比べれば機能があるだけよいのですけれど。
演出面ではプレイ前に見るであろうオープニングムービーで「人懐っこい娘」「恥ずかしがり屋の母」「フェロモンたっぷりの母」「無愛想な娘」といったどのようなキャラなのかを説明しているテロップの表示時間が短すぎるのではないかと思います。プレイヤーがどのキャラがどのような性格なのかを把握できる前に次へ進んでいってしまいそうです。そのあたりをもう少し考慮してムービーを作成するとより良かったんじゃないでしょうかね。まぁ、改善すべき点はあるけれど、全体的な出来はよいほうだと思いました。
(by 天城螢)