光撃少女ファルセリオン〜ツンデレのセオリー〜
蛇ノ道ハ蛇ソフト | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:3990円(税込) | 1Play5時間 | 属性:変身ヒロイン、ラブコメ、ツンデレ、凌辱 |
難易度:3 | パッケージ版:2006/2/17発売 ダウンロード版:2008/10/17発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
オタクがヒーローとなって地球の平和を守る!
オタク文化をこよなく愛する主人公の椿山武治は、「始まりの書」という願い事を具現化できる不思議な本を手に入れることになる。武治は念願叶って憧れの変身ヒーローの力を手にするが、始まりの書を悪用せんとする星間犯罪者たちとの戦いに巻き込まれてしまう…。武治は星間犯罪者から地球を守ることができるだろうか? うかうかしていると、銀河警察から戦闘スーツを与えられたヒロイン七星春日に、手柄を横取りされちゃうかも!?
このゲームは主人公が変身ヒーローのサンディクス、ヒロイン春日がファルセリオンになって星間犯罪者たちと戦う展開のAVG。優等生タイプの春日は、オタクパワー全開の主人公に対し最初はツンツンした態度で接するけど、戦いを通じ徐々に打ち解け最後はデレデレ状態に。いわゆる「ツンデレ」をテーマとしたストーリーがウリの一つになっている。拙者はツンデレに格別なこだわりがないので、まぁこんな感じがツンデレだよねって納得できた。でも、心からツンデレが好きな人が満足できたかは微妙かも? ツンデレって金髪イメージがあるけど、変身すると髪の毛はピンク色になっちゃうし、定番(?)のツインテールでもない。サブタイトルほどセオリーにハマってるかは微妙かも…。ツンデレの定義が頭にシッカリある人には、若干違和感を感じる場合もあるかもしれないね。
©蛇ノ道ハ蛇ソフト
ツンデレとしての評価はしにくいけど、変身ヒロイン作品としてはバッチリお勧めできるよ。システムはオーソドックスなコマンド選択タイプで、戦闘で行動をミスるとファルセリオンが犯されゲームオーバー。正しい行動をチョイスすれば物語が進む構成なので、難易度は低めで誰にでもお手軽に遊べるバランスだ。戦闘はカードバトルなどの演出はないが、派手な効果音、ノリノリな音楽、手に汗握る技の応酬など、それぞれの演出が上手く噛み合い臨場感は満足できる水準にあると思う。ド派手な必殺技や華麗な変身シーンなど要所をしっかりおさえているので、システムは簡素だけどチープな雰囲気はあまりないのがポイントだ。変身モノとしては中々出来が良いと思う。Hシーンも衣装を着けた半脱ぎが多いので、コスプレ心を分かってる感じでナイス! 主人公のハイテンションなノリも◎だったので、個人的にはHも笑いも存分に堪能できました。
ちょっと不満に感じたのは、Hシーンのボリュームかな? ファルセリオンが敗北したら陵辱エンドに突入するんだけど、CG1枚で描かれているのでネチネチ感が希薄。敵に犯られて終わりだと味気ないので、アジトに連行されボロボロになるまで犯されるシーンなども描いて欲しかったなぁ。でも、ラブコメ路線の味付けが濃厚な作風なので、あまり鬼畜っぽくすると全体のイメージが壊れちゃうかもしれない。このぐらいの陵辱シーンで、バランスとしては適切なのかもしれないね。ツンデレは拙者の守備範囲じゃないので判断基準が曖昧なれど、変身ヒロインものとしてはオススメ度は高いッス。ヒロインの美乳も一見の価値があるんで、オッパイ星人にも是非!
(by イ・ヤン提督)